UKカルチャー回顧展「71-84」パンク盛りの時代リアルに
1971-84年における UK カルチャーといえばアングラなサブカルチャーです。中でも70年代後半にイギリスで生まれたパンク・ロックにはものすごい勢いがありました。
当時を回顧する展覧会「71-84」が今、東京・神宮前のThe Massで行われています。パンクやニューロマンティック真っ盛りの時代でした。その一時代を築いた様々なカルチャーが、ポスターや写真、イラスト、それに実物も、リアルに展示されていて、「エーッ、こんなの初めて!」とびっくりするような資料もありました。15歳未満入場禁止は納得です。
パンクファッションの女王、ヴィヴィアン・ウエストウッドがマルコム・マクラーレンと1971年に立ち上げたブティック「セックス」、1976年には改名されて「セディショナリーズ」となっていく、そんなシーンも一コマ一コマ見ることができます。
上はアナーキー・シャツです。
マルクスやナチなど、政治運動に絡んだ反体制ファッションがあったことなどが思い出されます。
ちなみにパンクとは俗語で「青二才、チンピラ、役立たず」の意味です。当時の若者たちの反逆精神が蘇って、ちょっと身震いを覚えたほどでした。
パンクにインスパイアされたファッションは、今も連綿と引き継がれています。
ファッションデザイナーを志す人は必見の展覧会でしょう。
なお開催は25日までです。お急ぎください。
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