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2017年6月 5日 (月)

2018春夏PTJ展 ⑵ 軽やかで爽やかなタッチ

 先般の「プレミアム・テキスタイル・ジャパン (Premium Textile Japan)」では、全体に軽やかで爽やかなタッチの薄地が多く見られました。高級感のある無地や無地調、あるいは先染めを中心に、とくに印象に残ったものをご紹介します。

○福田織物
 非常に洗練されている、エレガントな超高級細番手綿糸使いの高密度織物で、他に類をみないメーカーです。Img_74431 今回も120番手や140番手など、100番手糸以上の繊細な織物を充実させていました。
 右は、綿100のカットボイル・ラティスです。
 綿ボイル格子空羽や、塩縮加工により表情に変化を持たせたものなど様々。

○カゲヤマ
 生地をハンガー仕立てにして見せていたのが目新しく映りました。
Img_74511
Img_74501  メンズ向け先染めシャツ地を得意とするメーカーですが、今季はとくにレディス向けも意識して提案したといいます。
 右は、清々しい、爽やか感あふれるカットドビーストライプです。綿100%。

○播
Img_74331  とくに右のようなメッシュクロスを訴求して、人気を集めていました。これは織物でニットのような風合いを持つ生地です。綿100なのにストレッチ性があり、ウオッシュ&ウェアの形態安定性に優れていて、サラリと快適な吸水速乾性、通気性のある織組織なので涼しい。織りと編みの両方の良さを兼ね備えています。
 またセルヴィッジインディゴも好評だそう。機能加工も様々なものを展開していて、いつも注目しています。

○クロスジャパン
Img_74741  意匠性の高い素材を提案しているコンバーターです。
 今シーズンは、右のダイナミックな大柄のハンカチーフチェックに目が向きました。
 引き続き大胆なカットジャカードも人気といいます。

○杉岡織布
 清涼感のある「高島ちぢみ」、その良さをジャケットにし て見せるなど、綿楊柳のバリエーションが拡がっていることを印象づけられました。
Img_74691
 上は、グレー杢糸のグラデーションボーダーの鬼楊柳です。

○浅記
 新潟産地ならではのスペックムラ染使いのシャドーチェックを多数提案しています。落ち着いたシックな意匠が好評といいます。
 左下は、綿100のボイルローンシャドーサテンです。透け具合が涼しそう。右下は綿混スペックシャドーチェックです。
Img_74601jpgImg_74551








〇渡辺パイル織物
 今治タオルの同社が、タオル織機で織ったシャツ地を提案していました。
Img_74781
 パイルのないタオルの織物というと、ガーゼやワッフル織が中心です。ふくらみ感があってやわらかい、心地よい感触が特徴ですね。
Img_74821jpg  今シーズンはそれらに加えて、新たに開発したオックスフォードやヘリンボンといったシャツ地を打ち出していました。
 タオル織機で多様な反物をつくることができることに、改めて感動します。

 

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