墨の表情が美しい器「墨の瞬」コシノヒロコのおもてなし展
“NIKKO×コシノヒロコ 「墨の瞬」コシノヒロコのおもてなし”展が、6月25日までKHギャラリー銀座で開催されています。これは洋食器メーカーのニッコー(NIKKO)が、コシノヒロコ氏のデザインによる新商品「墨の瞬(すみのとき)」シリーズ発売に合わせて開かれている展覧会です。
一昨日、このオープニングパーティに招かれ、行ってきました。
コシノ氏は今回、「墨の世界のルーツを表現した」といいます。幽玄な墨絵が壁を飾る一方、陶器になって、テーブルセッティングされました。
右は、芦屋のご自宅にある長さ30メートルもの墨絵の一部だそうです。
空間に勢いよく乱れ散る、五線譜でも舞っているかのような墨跡が見事です。
洋と和のハーモニーが何とも典雅、美しい!
左はコシノ氏、右はニッコー社長の三谷明子氏です。
お二人のお付き合いは30年前にさかのぼるそうで、そのときの初めてお仕事が今も続く「藍がさね」シリーズとか。これは階上に展示されています。
お互いによい関係で続けられているのは、奇跡的と話されていました。
そのような親密なコラボレーションなくしては誕生しなかった新しい和の世界---。ほんとうにすてきですね。
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