ようこそ我が迷宮へ IKKO KOBAYASHIの服飾活動50年
「オートクチュールIKKO KOBAYASHI」のオーダーサロンが1960年代末に登場したことをうっすらと覚えています。その日本のクチュール界の大御所、小林一行氏が、東京・代官山で4月15日、「ようこそ我が迷宮へ」をテーマに、服飾活動50年を記念するファッションショーを開催しました。
喜寿を迎えられたとは思えない明瞭なお声で、ご自身の経歴からショーまでの経緯を語られ、その多彩なキャリアに驚かされました。
杉野学園ドレスメーカー女学院で男子一期生として学ばれたと伺い、びっくり!です。卒後銀座マギーに入社し、1969年にオーダーサロンを開設しましたが、時代は変わり20年後の1990年にクローズ。その後私もよく知るアパレルの「ロザース」で新ブランドの立ち上げに尽力し、つい3年前まで杉野服飾大学で後進の指導にあたられていたといいます。
ショーには杉野学園の関係者が多数いらっしゃっていました。
登場した作品は、一つひとつが選び抜かれた美しい服ばかりでした。
良い服は、永遠に古びないことを証明しているように思われました。
日本のファッション界をリードしたデザイナーの凛とした姿を拝見して、私もエネルギーをいただきました。感謝です。
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コメント
大変ご無沙汰してます。すでに、50年以上過ぎてしまいました。
ドレメ時代は、お世話になりました。
貴方様のメールを見つけてしまいました。ドレス、素敵です。感激してメールをしてさまいました。
投稿: 丸山由紀子(鈴村) | 2020年3月20日 (金) 16時46分