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2017年4月29日 (土)

ロンハーマン ウィメンズディレクターが大切にしていること

 先般、開催された「ファッションワールド東京 春」で、(株)サザビーリーグ ロンハーマン事業部長 兼 ウィメンズディレクターの根岸由香里氏による特別講演会が行われました。日本上陸から現在に至るまで、商品のバイイングをはじめウィメンズを指揮してきたロンハーマンのディレクターが、「ウィメンズディレクターが大切にしていること」を主題に、これまでの経験や大切にしてきたことを語る、大変興味深い内容でした。

 ロンハーマンは、今から8年前に1号店を千駄ヶ谷にオープン。以来着実に出店を重ね、現在15店舗といいます。
Img_71731 ベースはカリフォニアで「LAカジュアル」と思われがちですが、ショップのコンセプトは当初より「客に買い物の経験を売ること」だそうです。中でも一貫して大事にしているというポイントを3つ、紹介しました。

 一つは独自性です。商品のオリジナリティにはとくにこだわっているといい、世界中で同社しか手に入らないもの、あるいは日本初というブランドを買い付けたり、別注したりして、他社との差別化を図っているといいます。またVMDも重要要素で、ブランドを見せるのに固まりではなく、ディレクションで提案するようにしているとのこと。店舗毎に毎週テーマを設定し、いつ行っても何らかの発見がある、新鮮な空気感が漂う店であるように、購買意欲を掻き立てられるようなディスプレーに務めているそうです。センスのいい人がいると、店舗が輝くとも。さらにホスピタリティに触れ、顧客第一に考えて、例えば雨の日には傘を用意するなど、客がうれしくなるようなサービスを心掛けているといいます。
 二つ目は情熱です。頭が良く器用でも情熱が薄い人は採用しないといいます。というのも心のあり様は人に伝染するからで、熱意をもって仕事している人がいると周囲も活気づくのですね。これは単純なことですが、人として大事なことと強調します。このため人の心に火をつけてあげられるような教育を重視しているそうです。トップはあくまでも現場主義で、イベントがあればバイヤーも率先して店頭に立つのが同社のモットーといいます。
 三つ目は人を大切にすること。成功するもしないも人がすべてです。ところがこのことに気づいていない人が多い。その人の良い部分を伸ばす環境づくり、チームワーク、係るすべての人への感謝の気持ちの重要性に改めて言及しました。

 最後に、若い人たちに向けて、目の前の課題をコツコツ実践することが目標達成への道と、座右の銘にしているという「Think big, act small」を掲げて、講演を締めくくりました。

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