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2017年2月10日 (金)

パリ「きちんとした服装とは-服がスキャンダルになるとき」展

 パリの装飾芸術博物館ではいつ行っても魅力的な展覧会が開催されています。今回は「Tenue correcte exigee, quand le vetement fait scandale きちんとした服装とは ― 服がスキャンダルになるとき」展が催されていました。

 現代はどんな服装をしても許される時代です。しかしついひと昔前までは「きちんとした服装でおいでください」というような無言の圧力がありました。「女性のパンツスタイルは醜い」とか、「ジーンズはご法度」などと言われたものです。
 それではきちんとした服装とはどのようなものでしょうか。答えはモラルを打ち破るスキャンダルなモードに焦点を当てることで見えてくるはずというのが、本展の主旨であるようです。

 ここではこうしたスキャンダル・シックな約300着の服とアクセサリーが、次の3つのテーマで分類され、展示されています。Photo
 「服と規則 Regles et conseils」(例えばロココの女王、マリー・アントワネットのシュミーズドレス)、「女の子か男の子か? Fille ou garcon」(マレーネ・ディートリッヒの映画「モロッコ」の男装や男のスカートなど)、「過剰の挑発 Trop c’est trop! 」(穴あきダメージ加工ジーンズなど)です。
 各々歴史をたどりながら今日までを振り返る興味深い構成でした。

 写真撮影は不可ですので、右の図録を購入してきました。

 開催は4月23日まで。この間、パリに来られたら、ぜひ立ち寄られますようお勧めします。パリモードの劇的な変遷を目の当たりにできる絶好の機会になると思います---。

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