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2017年2月 4日 (土)

第24回ミラノウニカ 未来を見つめて華やかに開幕

 この1月31日に日本を出発し、ミラノに来ました。欧州テキスタイル見本市を視察し、テキスタイル動向を取材する旅行で、ミラノの後、ロンドン、パリを巡ります。

  ミラノでは、2月1日から3日開催の2018春夏ものを発表するイタリアのテキスタイル見本市、第24回ミラノウニカを取材しました。

 昨年9月にフィエラミラノ・ローへ会場を移転し、2度目の開催となる今回は、レイアウトを刷新し、ブースの位置がわかりやすくなりました。またバッジのQRコードをチェックする出展社も増えた印象です。その一方で感じたのが、会場の広さです。モーダインファブリックをはさむようにイデアヴィエラとアクセサリーエリアが配され、トレンドエリアはアクセサリーエリアの最端です。前回の経験をもとに改良されたそうですが、トレンドエリアは遠く、やはり入口近くがよいと思いました----。

Bozzaautomatica10  初日恒例のオープニング・セレモニーは会場を出た先にあるビジネスセンターで行われました。登壇したのは、エルコレ・ポッド・ポワーラ会長やミラノ市ファッション評議員クリスティナ・タジャニ氏、システマモーダ会長のクラウディオ・マレンツィ、経済発展省政務次官のイヴァン・スカルファロット氏といったお歴々です。各人各様に、世界に扉を開き、ハイエンドに目を向け未来を見つめながら、テクノロジーと現代性をより重視した見本市にしていくとスピーチしました。
 とくにポアーラ会長は、新しく導入するインタラクティブなプラットフォーム「MU365」を紹介。各企業の大きなビジネスチャンスにつながるアセットと、アピールしていました。 
 出展企業は今回、イタリア企業300社とイタリアを除くヨーロッパ企業65社、それに日本企業40社と韓国企業22社を加えた総数427社です。前回同様、まずまずの人の入り、商談も活発のように見受けられました。

 翌日、ポワーラ会長の記者会見があり、これによると各企業の初日の反応は概ねポジティブとの感想を得たといいます。ヨーロッパ市場及び日本、中国も安定し、米国はトランプ政権下、何が起こるかわからないものの好調。とくに縮小していたロシア市場に期待を寄せている様子でした。
 また来期について、7月への変更は、メンズのみならずレディス関連でも好意的に受け止めているといいます。次の上海ウニカもできればタイミングを少し早めたいとコメントされていました。
 さらに中国の記者から、またしても中国メーカーの出展の可能性はないのかと訊かれて、それはないときっぱりと否定。日本や韓国メーカーは、イタリアでできないような価値あるものをつくっていることが評価されているといいます。ミラノウニカとしては、中国はやはりマーケットとみているのでしょう。
 最後に新WEBサイトの「MU365」に触れ、話題の「See Now Buy Now」のフレーズをもじって、「See Now Pay Now」と語ったユーモアもセンスがある、と思ったことでした。

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