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2017年2月24日 (金)

2018春夏PVパリ⑺ 新設ウエアラブル・ラブでショー

 今シーズンのプルミエール・ヴィジョン(PV)パリで、新しいトピックスとなったのが、新設された「ウエアラブル・ラブ( Wearable[Lab])」です。
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 「ウエアラブル・ラブ」は、発明と未来志向のエリアといいます。その前身は、このブログ2015.10.3付けで紹介したPVアクセサリーで行われたR3iLabによる「革新的な近未来のテキスタイル展」で、このときは生体情報計測ウェアが主役でした。
 それが今回展では、こうした機能だけではない高感度なデザイン性の高いウェアやアクセサリーの展示になっていました。主催者によると、新設の意図はまさに「ファッション・テック」(テクノロジーによって増強されるファッション)にあったといいます。3Dプリンターやホログラムなどのテクノロジーの進化をまざまざと見せつけられました。
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 出展したのは、次の7作品で、サラ・アンゴールド (UK)、エズラ+トゥバ (トルコ)、イン・ガオ (カナダ)、ナーバス・システム (USA)、ピエール・ルノー(フランス)、エイミー・ウィンターズ(UK)、アヌーク・ヴィプレヒト(オランダ)です。いずれも実験的でインスピレーションをかき立てるものばかりでした。

 「ファッション・テックは未来が演じられる舞台か、それともユートピアか?」をテーマにしたセミナーが行われたり、ファッションショーが催されたりもしました。下記の写真はそのショーで撮影したものです。
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Sk1_3304e14866409765931_2  ファッションショーでは、次の2つの作品が参加し、新テクノロジーによるパフォーマンスを見せてくれました。

 一つはエズラ+トゥバ(Ezra+Tubaトルコ)の“バタフライ・ドレス” です。
 虹のように光るメタリック糸使いのジャカード織で、40もの蝶が付いている非常に美しいオートクチュール作品です。
 モデルが手を広げた瞬間、布に貼り付いていた蝶たちがパッと空中に舞い上がりました。アッという間の出来事でしたが、驚かされました。

 もう一つは、アヌーク・ヴィプレヒト(Anouk Wipprecht オランダ)の“ドリンク・ボトル・ドレス” です。
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Img_49291_2  モデルは胸元にハート型の器をつけています。後ろ腰につけたウォーター・ボトルの水がチューブを通って、この器にたまる仕掛けになっているのです。モデルはショーで、この水をコップに入れて観客に手渡していました。私も一ついただき、おいしかったです。
 なるほど、このドレスを着れば、水でもカクテルでもサービスすることができるのですね。
 デザインは美しく洗練されていて、ショー効果たっぷりでした。

 新テクノロジーとファッションの融合を目の当たりにした「ウエアラブル・ラブ」。次回は何が飛び出すのか、楽しみです。

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