« 2018春夏ミラノウニカ トレンドは自由を求める心の旅 | トップページ | 第24回ミラノウニカ閉幕 結果速報 »

2017年2月 6日 (月)

2018春夏ミラノウニカ 日本パビリオン出展 

 今回もミラノウニカに「ザ・ジャパン・オブザーバトリー」と呼ばれる日本パビリオンが出展しました。前年2月展に比べ4社増となる40社・団体が、一つにまとまってブースを並べました。
Img_44471
 春夏ものとあって、ミラノウニカ全体の来場者数は秋冬ものに比べ少ない様子です。日本パビリオンも同様に静かな雰囲気でした。場所が広い会場の最奥部に移り、主動線から外れたこともあったかもしれません。バイヤーの多くが目標を定めて来場した模様で、一方日本側も、これはと思われるバイヤーを選択し、量より質の展開となりました。
 企業の反応はまだら模様だったように思われます。継続して出展し、固定客をつかんでいる企業と、そうでない企業とではやはり差が出たということでしょう。客層はどちらかというとメンズ6、レディス4ぐらいの割合で、紳士もの関連が多いようです。 
 素材としてはイタリアではつくれない独自技術が感じられるものが人気を集めていました。トレンドエリアでは日本のサンプルが127点展示されたといいます。赤い丸の付いたサンプルは、広大なコーナーで目立っていました。
 日本のつくり手の心意気を感じた素材に注目し、3社ほどご紹介します。
 
〇福田織物
 今シーズンもさわやかで気持ちのいい風合いの最高級綿織物を発表していました。すべて綿100%で展開し、バイヤーの心を着実につかんでいるようです。
Img_4468fukuda1  大きく4つのクループで提案し、一つは薄地のプリーツやピンタック織、二つ目は得意の塩縮加工で立体感のある表面変化をつけたもの。120番手糸など超細番手糸使いの繊細なタッチです。三つ目が超強撚糸使いのグループで、シルキーな落ち感を演出したもの。クレープ調のデニムも好評のようです。最後に二重織ストレッチで、ボトム向けの素材。シャツ向けだけではなく、ジャケットやパンツ向けにも力を入れている様子でした。
 
〇デザインハウス風
Img_44501jpg  今回で2度目の出展で、大胆な京プリントがブースを飾っていました。
 前回の和風の柄から一転、現代風なモダンアート柄を打ち出してデザイン性をアピールしていたのが印象的です。
 欧州市場へはまだこれからといった感じですが、浸透を期待しています。

〇八木通商
Img_44791  老舗の繊維商社で、ファッション性に富んだ素材を揃えているところはさすがです。とくに京都のオリジナルなプリント加工ものを揃え、ピックされていました。海外展向けにバイヤーの目を誘う素材が、好調のようです。

|

« 2018春夏ミラノウニカ トレンドは自由を求める心の旅 | トップページ | 第24回ミラノウニカ閉幕 結果速報 »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588192/64871343

この記事へのトラックバック一覧です: 2018春夏ミラノウニカ 日本パビリオン出展 :

« 2018春夏ミラノウニカ トレンドは自由を求める心の旅 | トップページ | 第24回ミラノウニカ閉幕 結果速報 »