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2017年1月24日 (火)

「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展

Catalog2017011467x660_2  東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館で21日から3月20日まで、「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展が開かれています。
 初日、この内覧会に行ってきました。

 二子玉川駅で下車し、バスで向かいます。駅周辺の大渋滞で遅刻しそうになりました。緑に囲まれた高台にある瀟洒な建物が美術館です。

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 (窓から梅の花越しに見た富士山のシルエットが美しかったです。)

 コレクションはあの東京三菱財閥の礎を築いた二代目当主岩崎彌之助と嗣子小彌太の所蔵品で、とくに日本刀は約120振を所蔵しているといいます。本展では、「明治のサムライ実業家秘蔵のコレクション」と銘打ち、国宝1件、重要文化財8件、重要美術品23件が展示されています。明治維新の帯刀禁止令が出た頃からの蒐集品だそうです。

 学芸員の山田正樹氏によれば、昨今は刀剣ブームで、日本刀にはまる「刀剣女子」が増えているとか。オンラインゲーム「刀剣乱舞」のヒットがきっかけのようです。この内覧会でも女性が多くてびっくり!しました。

 「刀剣といってもどこを見たらいいの?」という人向けに企画されたそうで、解説は丁寧でわかりやすかったです。

 日本刀といっても太刀と刀とでは異なるのですね。とくに見るべき点は姿と刃文(はもん)と地鉄(じがね)だそうです。特長のある鎬(しのぎ)筋についても解説していただきました。

Img_36121  とはいえ素人の私は、やはり写真右のような色や紋様の美しさに目が向いてしまいました。
 (撮影は美術館より特別に許可をいただきました。)
 チラシにも使われている朱鞘の太刀「滝川高綱」は信長より拝領したものだそうです。信長は朱塗りを愛好したようです。
 その隣に秀吉の形見と伝えられる太刀が置かれていて、これは秀吉が直江兼続に贈ったものだそう。後に「後家兼光」と呼ばれるようになったといいます。装飾が見事でした。

Img_36141  国宝に指定されている鎌倉時代の名刀「手掻包永太刀」のコーナーです。
 この他、平治物語絵巻の鎮西の巻、それに若き岩崎彌之助が襲われた際、自身を守ったという刀も展示されています。刃にはそのときの傷跡が残っていました。

 日本の重文でその半数は刀剣といいます。その名刀の一つひとつにいわく因縁があり、歴史をつくってきたのですね。歴女必見の展覧会と思いました。

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