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2017年1月 5日 (木)

マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル

 「北欧らしいブランドは何?」と言われて、思い浮かぶのは、やっぱり「マリメッコ(marimekko)」。フィンランドを代表するデザインハウスです。この「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が今、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されています。
 
 ところで何故「マリメッコ」が北欧らしいのか、本展でその理由が分かった気がしました。それはそこに暮らす女性の視点でデザインされているからでしょう。
Cyl1epwuqaaiips 暗くて長い北欧の冬に似合うのは、明るいカラフルな色や大胆な大きい柄です。そこには踊り出したくなるようなポップな楽しさがいっぱい。モチーフも身近で親しみやすいものが多いようです。キッチンにある野菜や果物、魚、庭に咲く花、木々や湖などフィンランドらしい風景も見られます。
 素材は心地よいコットンが多く、誰にでも着やすいシンプルな形のドレスに仕立てられています。
 創業したのはアルミ・ラティアという女性で、デザイナーもマイヤ・イソラからマイヤ・ロウエカリまで、才能のある女性ばかり。そういえばブランド名の「マリメッコ」もフィンランド語で「マリーちゃんのドレス」という意味だそうです。男性では日本人の脇坂克二や石本藤雄が目につくぐらい。

 本展では、チラシやポスターにも大きく掲載されているマイヤ・イソラの「ウニッコ」(けしの花)1964年の図案が大きく取り上げられていました。単純化された色鮮やかな大ぶりの花は、インパクトがあります。

Pic4  また興味深かったのは、ジャクリーヌ・ケネディが1959年に購入したというドレスが展示されていたこと。ブルーに黒い点描プリントのもので、これを契機に、マリメッコの世界制覇が始まったといいます。

 本展はマリメッコの60年の歴史をたどる国内初の大規模な展覧会です。テキスタイルだけではなく、ドレスも豊富に出品されていますので、ファッション関係者は必見、と思います。
 なお開催2月12日までです。

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