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2017年1月

2017年1月31日 (火)

「スタイル*メイセン」展 和から洋へ「まとふ」デザイン

Style_meisen_20170111_001thumb660x9  今、松屋銀座で日本デザインコミッティー主催、経済産業省関東経済産業局共催による「スタイル*メイセン STYLE*MEISEN」展が行われています。
 銘仙は、大正から昭和にかけて爆発的な人気を博したきもの地です。「銘仙」は当て字で、「目線」からきているとか。たて糸の目が1,000(千)本ある繊細な織物だからだそう。糸にプリントしてから織り上げる「ほぐし織」と、「絣」独特のかすんだ輪郭線が特徴で、優美な柄行きが魅力です。
 とはいえかつて栄えた伊勢崎銘仙は、今や跡形もなく、現在では足利と秩父に細々と残存しているだけになってしまったといいます。この衰退する銘仙を現代のファッションに復活させるプロジェクトが「スタイル*メイセン」です。
 足利の「ガチャマンラボ」を中心とする服地メーカーや、秩父で一社残っていた秩父銘仙の「逸見織物」が連携し、ファッションブランドの「まとふ」にクリエーションを託しました。日本の伝統技術を現代の感性と融合させ、世界発信も視野に入れた取り組みといいます。 
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 開催初日、トークイベントが開かれました。パネラーは、「まとふ」のデザイナー、堀畑裕之さんと関口真希子さん、それに足利銘仙を手がける「ガチャマンラボ」の高橋仁里さんと秩父銘仙「逸見織物」の逸見恭子さんの4名です。
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 様々な苦労話を楽しく拝聴し、中でも興味深かったのが、高橋仁里さんによる「欧州ではプリント表現でそれらしいものはあっても、本物の銘仙はない」というくだりでした。その起源はフランスのリヨンにあったそうです。当地のほぐし織ジャカードがそれで、18世紀ロココの宮廷で愛用されたようです。この技術を学んで日本に持ち帰ったのが、明治の織物技術の先駆者である近藤徳太郎だったといいます。

 銘仙も産地によって特徴があり、「足利は幾何学柄、秩父は花柄が得意」。「まとふ」ではこのことを意識して、生地をデザインされたそうです。
 その作品を数点見せてくれました。
Img_36321 その一つが右で、ポスターにも使われている足利の生地でつくったアコーディオンプリーツスカートです。緯糸にポリエステルを打ちプリーツをかけています。シンプルな形と明るい色彩がエレガントですね。

Img_36331jpg  素材は必ずしも絹100%というわけではなく、右は緯糸が太番手の綿使いのジャケットです。秩父銘仙の花柄が優しい雰囲気をかもし出しています。

 いずれのアイテムも銘仙が全く新しい織物になって、生まれ変わっていました。まさに和から洋へ、現代人の心に響くコレクションの誕生です。

 最後にこの4人が口を揃えて、プロジェクトの継続を訴えていらっしゃったのが印象でした。

 開催は展示販売会が2月7日まで、展覧会は21日までとのことです。

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2017年1月30日 (月)

ウェアラブルEXPO ⑹ 動物の気持ちを知るツール

 「ウェアラブルEXPO」会場を歩いていたら、可愛い猫を見つけました。近寄っていったら、犬もいます。
Img_34851  よく見るとペットたちはウェアラブル端末を首に巻いたり、背に背負ったりして、コードでつながれていました。
 この端末が「アニコールAnicall」社の新商品、「しらせるアム」です。
 
 動物行動学の理論と実際の動物の行動をチェックし、仮説とデータを関連付ける膨大な作業の連続から生まれたそうで、内蔵されたセンサー情報がスマートフォンに送られ、動物の気持ちを知ることができるといいます。
 物言わぬ動物の行動や感情を判別したり、健康状態をチェックしたり。とくに高齢のペットの体調管理にはぴったりと思いました。
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 ブースでは競走馬のための「Horsecall」システムも訴求していました。馬の状態がデータで可視化されるので、最適なトレーニングが実施できるのですね。

 人と動物との画期的なコミュニケーションツール! 動物たちと新しい関係を築けそうです。

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2017年1月29日 (日)

ウェアラブルEXPO ⑸ セメダインで未来の服が変わるかも!

 セメダインといえば接着剤でおなじみです。このセメダインが今回の「ウェアラブルEXPO」に出展し、人気を集めていました。
 ITと何の関係があるのかと思い、訪ねましたら、それはどんな素材にも貼ることができる導電性ストレッチャブル接着剤でした。布や紙はもちろん、低温で硬化するので熱に弱いフィルム素材などにも使用できるといいます。様々な素材に対して回路形成が可能になったのですね。
 ウェアラブルなデバイスは、より小さく薄く軽い、装着感を感じないものが盛んに開発されています。しかし下地となる基材は耐熱性に乏しい場合が多かったのです。このセメダインは、こうした難を解決する目覚ましい技術といいます。
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 配線された布地に触れてみて、しなやかな柔軟性や伸び縮みを確認しました。まさに「着るセメダイン」です。
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 右は「ヒーター・パーカー」です。
 解説によると、これは導電性セメダインを使用し、アイロン接着で電子回路を搭載した暖房ウェアで、ファッションテックデザイナー Olgaのデザインです。 
 防寒ウェアではない暖房ウェアという発想で、「着るセメダイン」をより実用的なプロダクトへ進化させたものとか。

 セメダインで、未来の服が変わりそう。そんな気運を感じます。

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2017年1月28日 (土)

ウェアラブルEXPO ⑷ 「HOTOPIA」の布製伸縮ヒーター

 「ウェアラブルEXPO」で、布がヒーターになる暖房衣料を見せていたのが「HOTOPIA」です。機械メーカーの三機コンシスが、信州大学繊維学部と共同研究して開発した世界初のウエアラブルヒーターといいます。

 ヒーターは伸縮する布製で、原料は特殊な銀の糸だそう。この糸を編んだニット生地ですので、柔らかく、通気性もあります。洗濯しても性能を維持するそう。電気的にも、もちろん絶縁されているといいます。
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Img_34991  商品例としてアウタージャケットやベスト、靴下、手袋などを提案されて、防寒に欲しいアイテムと思いました。

 とくにメンズのフォーマルなベストは要望が高いといいます。

 背裏やウエスト周りにこの生地が張られていて、小さなデバイスがポケットの中に入っています。
 私も試着してみてびっくり!すぐに温かくなり、背中に懐炉を背負っているようなものですが、しなやかで違和感がありません。低温やけどにもならないとのこと。
 これまでにもこのようなヒーターはありましたけれど、このヒーターは繊維一本一本が発熱するので少ない電力で温かさを感じることができるそう。温度調節も可能で、進化を感じます。

Img_35031 Img_35041  靴下や手袋もあり、とくに冷え性の方にはありがたい商品と思いました。今後の展開が期待されます。

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2017年1月27日 (金)

ウェアラブルEXPO ⑶ミツフジの着衣型デバイス「hamon」

 今回の「ウェアラブルEXPO」では、着衣型ウェアラブルデバイスの可能性を強く感じました。
 着るだけで健康診断し、「健康管理」や「ドライバーの眠気検知」、「離れて暮らす家族の見守り」、「医療」など、様々な社会課題の解決に役立つものが実現されているのを目の当たりにしたからです。

 その一つがミツフジの「hamon」と呼ばれるデバイスです。
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Img_35451  ミツフジは京都が本拠地の特殊な繊維をつくるメーカーです。開発したのが、右の銀メッキ導電性繊維の「AGposs」です。

 この繊維をシャツの内側に電極として配置し、生体情報を取得するのだそう。

Img_35391  シャツと脱着可能な小型トランスミッタを取り付け、心電図までモニタリングできることが特徴といいます。
 左はトランスミッタの取り付け部分でホック状になっていました。

 睡眠時にはこれを着用するだけで、眠りの深さ・心拍・呼吸・寝相などの睡眠の質が計測できるそうです。
 ウェアは無縫製ニット横編機によって作られた“縫い目のない”ニットウェアで、自然な着心地を重視していたのも印象的です。綿使いのものもあるとのことです。

 以前、パリのプルミエールヴィジョン2015年9月展で、テンカン患者の発作を予測するTシャツを見たことがあり、後でこれは同社のノーハウでつくられたものと知りました。
 日本の技術のすばらしさを改めて思います。

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2017年1月26日 (木)

ウェアラブルEXPO ⑵ 帝人×関西大学の組紐状センサー

 第3回「ウェアラブルEXPO」で注目されたのが、帝人と関西大学が共同開発した圧電組紐状のセンサーです。PLLA(L型ポリ乳酸繊維)を使用した圧電体を組紐状にしたウェアラブルセンサーで、紐状でしなやか、長さも自由にカットできるといい、扱いやすそうです。
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 ブースではこの圧電組紐を用いた日本伝統の「飾り結び」のアクセサリーを展示して、話題を集めていました。

Img_34361jpg_2  亀結びや吉祥結びのチョーカーや、かごめ+五角結びのコースター、それに梅結びの靴紐センサーなど、様々なアイテムを展示していました。

Img_34481  センサーは、ちょうど結び目の部分に隠れるように置かれているそうです。これが脈動などの動きを種類ごとに検出するとのことでした。

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 右の女性は、吉祥結びのチョーカーを付けた関西大学のスタッフです。何とも優雅な感じに見えました。



 

 また圧電組紐と圧電ロールを用いたゴルフスイングのコーチングシステムの実演も行われました。
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 ウェアに圧電組紐が内蔵されていて、スイング時の身体の曲げ、ねじり、荷重バランスなどをセンシングし、ビデオの同期再生でプロのスイングと比較できるようになっています。
 これで練習すれば、理想のスイングを体得できそうです。

 それにしてもこの圧電組紐状センサーは、今後様々な場面で応用されそうです。大きなCPUや回路は不要ですし、小型コネクターで簡単に接続でき、低ノイズで高感度、温度の影響もないといいます。これらの特徴を活かし、織り・編みものや刺繍などのテキスタイルから、スポーツや技能伝承の記録、介護・ヘルスケア用途の見守りまで、幅広い活用が期待されます。
 ホント、目覚ましい! 今後が楽しみです。

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2017年1月25日 (水)

ウェアラブルEXPO ⑴東洋紡COCOMI 居眠り検知システム

 東京ビッグサイトでこの18~20日、第3回「ウェアラブルEXPO」が開催されました。最新のウェアラブル端末から、IoT、AR/VR技術、デバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関する179社が出展し、連日大入りの盛況でした。
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 身につけられるコンピュータ、「ウェアラブル」には、メガネ型や腕時計型、衣服状のものがあり、「着る端末」とも呼ばれて話題を集めています。とはいえ現在、この市場は伸びが鈍化しているそうです。2015年のグーグルグラスの個人向け販売中止や、アップルウオッチの売上減少などが影響しているとみられているようです。これに対して優位を保ち続けているのがFITBIT、歩数計など健康状態を記録するデバイスで、健康志向の高まりもあり、市場規模が拡大しているといいます
 2020年に向けてウェアラブル市場は、スマートバンドやヘルスケアがけん引役となり、大きな成長が見込まれています。

 健康科学といえば記憶に新しいのが、昨年6月に開かれた先端素材シンポジウム(このブログ2016.6.16付け参照)で目にした人体密着型のウェアラブル技術です。

 東洋紡では、フィルム状導電素材「COCOMI(心美)」を使った生体情報計測ウェアの機能やデザインがさらに進化していました。
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 注目は、医療機器メーカーのユニオンツールと協働で開発した居眠り検知システムです。装着したウェアラブル心拍センサーの心拍周期計測から眠気を察知し、Img_34541jpgアラームを鳴らす仕組みで、様々なデザインの下着が発表されました。
 右はコットン混の肌着で、自然な着心地を実現しているようです。

 現在、中日臨海バス(株)で実証実験を行っていて、今年中の販売を予定しているそうです。
 運転中の事故防止に役立ちそうですね。期待されます。

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2017年1月24日 (火)

「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展

Catalog2017011467x660_2  東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館で21日から3月20日まで、「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」展が開かれています。
 初日、この内覧会に行ってきました。

 二子玉川駅で下車し、バスで向かいます。駅周辺の大渋滞で遅刻しそうになりました。緑に囲まれた高台にある瀟洒な建物が美術館です。

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 (窓から梅の花越しに見た富士山のシルエットが美しかったです。)

 コレクションはあの東京三菱財閥の礎を築いた二代目当主岩崎彌之助と嗣子小彌太の所蔵品で、とくに日本刀は約120振を所蔵しているといいます。本展では、「明治のサムライ実業家秘蔵のコレクション」と銘打ち、国宝1件、重要文化財8件、重要美術品23件が展示されています。明治維新の帯刀禁止令が出た頃からの蒐集品だそうです。

 学芸員の山田正樹氏によれば、昨今は刀剣ブームで、日本刀にはまる「刀剣女子」が増えているとか。オンラインゲーム「刀剣乱舞」のヒットがきっかけのようです。この内覧会でも女性が多くてびっくり!しました。

 「刀剣といってもどこを見たらいいの?」という人向けに企画されたそうで、解説は丁寧でわかりやすかったです。

 日本刀といっても太刀と刀とでは異なるのですね。とくに見るべき点は姿と刃文(はもん)と地鉄(じがね)だそうです。特長のある鎬(しのぎ)筋についても解説していただきました。

Img_36121  とはいえ素人の私は、やはり写真右のような色や紋様の美しさに目が向いてしまいました。
 (撮影は美術館より特別に許可をいただきました。)
 チラシにも使われている朱鞘の太刀「滝川高綱」は信長より拝領したものだそうです。信長は朱塗りを愛好したようです。
 その隣に秀吉の形見と伝えられる太刀が置かれていて、これは秀吉が直江兼続に贈ったものだそう。後に「後家兼光」と呼ばれるようになったといいます。装飾が見事でした。

Img_36141  国宝に指定されている鎌倉時代の名刀「手掻包永太刀」のコーナーです。
 この他、平治物語絵巻の鎮西の巻、それに若き岩崎彌之助が襲われた際、自身を守ったという刀も展示されています。刃にはそのときの傷跡が残っていました。

 日本の重文でその半数は刀剣といいます。その名刀の一つひとつにいわく因縁があり、歴史をつくってきたのですね。歴女必見の展覧会と思いました。

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2017年1月23日 (月)

メゾン・エ・オブジェ9月展  注目の日本ブランド

 (昨日のブログの続きです。)

 メゾン・エ・オブジェ2016年9月展では、日本企業の技術の高さとデザイン性にバイヤーの注目が集まっていました。
 とくに繊維製品で目に留まったブランドをご紹介します。

○内野 UCHINO
Img_82851  日本の最高級タオルメーカーを自負する「内野」。17回目の出展で、今回は冬に温かいマシュマロシリーズのガーゼを前面に訴求。アウターやルームウェアを大きく打ち出していたのが印象的でした。

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○オリム ORIM
Img_82941   究極のボリュームと軽さを追求したタオル、「キュムラスcumulus」をアピールしていました。
 「キュムラス」とは綿のような積雲の意味で、パイルの中心を空洞にした「中空糸」を使用し、格別のふかふか感と軽量(485g/1㎡)を実現したタオルです。

○クナ プラス KNA PLUS
Img_83251jpg  プリーツ加工のエコバッグの新作を発表していました。
 素材はトウモロコシ繊維由来のポリ乳酸繊維を使用しているので、土に還るそうです。軽くて、たたむと棒状になって、持ち運びが便利なのもいいですね。

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○ズアン ト ゾウケイ バイ マコト・カゴシマ ZUAN&ZOKEI by Makoto Kagoshima 
Img_83671  陶芸作家の鹿児島 睦氏が描いた図案を布やペーパーにプリントして製品化したブランドで、トートバッグやハンカチ、手ぬぐいなどを提案していました。

 手の温もりを感じさせる木版によるプリントが何ともやわらかい優しい雰囲気です。和とも洋ともつかない味のあるデザインが人気の秘密なのかなと思いました。
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2017年1月22日 (日)

メゾン・エ・オブジェ9月展 「東京手仕事」で実演が人気

 メゾン・エ・オブジェ20169月展では、「東京手仕事」プロジェクトが2度目の出展をしていました。
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 これは東京の伝統工芸品を世界に発信するプロジェクトです。江戸切子や招き猫、扇子から、江戸小紋や藍染めのストール、手ぬぐいまで、「粋」で「いなせ」な味わいの製品が多数展示されました。

Img_82981  中でも来場者の目を惹いたのが実演です。

 柿沼人形の木目込み人形と宇野刷毛ブラシ製作所の手植えブラシ(右の写真)の実演が行われ、ブースには多数の来場者があり、商談成立へつながったといいます。

 日本の職人技の品質の高さや西洋にはない奇抜な発想が高く評価された様子でした。それにしても大都会の東京に、江戸職人の匠の技がこれほど現存しているとは!驚かされます。

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2017年1月21日 (土)

メゾン・エ・オブジェ2016. 9月展 チームラボ「灯りの森」

 今期もチームラボが招聘作家として新作インスタレーションを披露していました。
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 テーマは「Forest of Resonating Lamps  One Stroke(共鳴する灯りの森)」です。光が人の動きに反応して伝播しながら動いていく、楽しい演出でした。ベネチアンガラス工芸のランプシェードに組み合わせたLEDの灯りが美しかったです。

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2017年1月20日 (金)

メゾン・エ・オブジェ2016. 9月展 「ハウス・オブ・ゲームズ」

 今日から「メゾン・エ・オブジェ1月展」が始まるというのに、同展の昨年「9月展」のことを報告するのは、ちょっと気が引けます。でも記録として留めておきたく思いました。

 この時のテーマは「ハウス・オブ・ゲームズ」でした。
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Img_83341  薄暗い部屋は、まるで魔法使いでも住んでいそうな雰囲気で、何とも奇妙な空間が忘れられません。コードや時代、スタイル、ジャンルなどを弄ぶかのように、ダダイズム的なコラージュや不規則な要素が並んでいます。赤も目立ち、風変りなムードを強調していました。
 まさにこういうのをマキシマリズムというのでしょう。あらゆる装飾が網羅され、不思議なゴージャス感にあふれていました。

 リリースによると、このコンセプトは、今日のファッションや現代アート、ラグジュアリー、デザインといった分野において、遊び心あるゲーム感覚の兆候が多く観察されていることから発想されたといいます。
 新しいダンディなバロックスタイルのカムバックをとらえた、空想、奇抜さ、魅力といったものの可能性を追求したデザインで、最近のカジノへの注目などとも密接に結びついているようにも思われます。そういえばボードゲームに限らずプライベートクラブへの関心も、高まっているようです。

 これも脱ミニマリズムで、新しい奇抜なデコレーションスタイルが浮上している現れでしょう。ファッションの分野でも、アレッサンドロ・ミケーレが手掛けるグッチのコレクションのように、カラフルで現代的なエネルギーに満ちたコレクションが人気を集めています。

Img_83361jpg  部屋を出ると、ハンモックがズラリ。ここでしばし私もリラックスしました。

 それにしましても、年初の1月展では「サイレンス(静寂)」がテーマ(このブログ2017.1.18参照)で、焦点がガラリと変化しています。

 今年は政治情勢と同様、デザインの世界も、ミニマリズムとマキシマリズムが交錯する混沌とした流れになりそうです。

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2017年1月19日 (木)

メゾン・エ・オブジェ成功談 水で磨く歯ブラシ「ミソカ」

 (昨日のブログの続きです。)

 プレビューとなるセミナー「MAISON & OBJET DAY in TOKYO」の第二部では、水で磨く歯ブラシの「ミソカ(MISOKA)」を企画・販売する夢職人代表の辻 陽平氏が登壇しました。
 同社は2016年1月展と9月展のメゾン・エ・オブジェに、この歯ブラシを出展し、1月展では5日間という限られた会期中に4,000件、9月展で5,000件のコンタクトをとったそうです。

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Img_83391  メゾン・エ・オブジェ9月展で取材していた私も、ブースに行ってきました。(上はそのときの写真です。)オープンなつくりのブースで、人でいっぱい。何をしているのかと思いましたら、皆、歯ブラシを持って歯をみがいていたのです。私もサンプルをいただいて試しにみがいてみました。たしかにツルっとさわやかになった気がしました。
 ミソカはミネラルをナノ技術でコーティングした歯ブラシで、水だけで歯に付着した汚れを取るので歯磨き粉が要らないそうです。朝と夜の1日2回、30日間使えるので名前を「30日=ミソカ」としたとか。値段は1本、1,080円。ちなみに欧州では25ユーロだそう。

 それにしても短い会期中に、これほど多くの目の肥えたプロの関心を引くとは! 驚きでした。

 今回のセミナーでは、辻氏がその成功の秘密を忌憚なく語られ、大変興味深かったです。お話しの概略は次のようです。

 車が趣味だったという辻氏は、ワックス剤として環境にやさしいコーティング加工を発明します。そしてこれを歯ブラシに応用し、世界一の歯ブラシを目指してつくったのがミソカです。
 初の国内販売は2007年で、この後、外国人観光客の「爆買い」に後押しされ、2013年にJETROアジアキャラバンに参加。2014年に台湾に参入。次に欧州市場を開拓しようとミラノサローネに出品。ここでメゾン・エ・オブジェへの出展を誘われたといいます。
 9月展では世界中から引き合いがあり、大成功しました。そのポイントを同氏は「機能とデザイン」にあるといいます。歯磨き粉なしで歯をつるつるにする一方、汚れを付きにくくする機能性と、職人の手を経て丁寧につくられた洗練されたデザインです。

 出展者には「最初が肝心。入念な準備をして全力投球で臨むこと」とアドバイス。見た目の格好良さも大切で、ご自身はミラノとパリでは服装も分けているそうです。「当たり前のことをきちんとやるだけです」とも。

 「パリ・ドリーム」を実現された辻氏の力強いお話しに、勇気づけられた出展者は多かったのではないでしょうか。
 チャンスはある、だから自分を信じて挑戦して、のメッセージが印象的でした。

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2017年1月18日 (水)

メゾン・エ・オブジェ1月展は「サイレンス」をテーマに 

 インテリアと雑貨の総合見本市「メゾン・エ・オブジェ(MAISON ET OBJECT) 1月展」が、今月20~24日に開かれます。
 昨年の12月半ば、見本市を主催するSAFI幹部が来日し、バイヤーや出展者を対象に、プレビューとなるセミナー「MAISON & OBJET DAY in TOKYO」が、東京・渋谷で初めて行われました。

 二部構成で、第一部では、SAFIディレクター、フレデリック・ブジァール氏が「メゾン・エ・オブジェ1月展」の概要を紹介しました。 
 本展はパリ・ノール見本市会場で開催される、総面積130,000㎡の大規模な見本市です。出展企業は3,200社、来場者は約80,000人が見込まれるそうです。とくに今回導入したデジタル・プラットフォーム「MAISON & OBJET and MORE (略してMOM)」について説明があり、出展者と来場者へのサービス強化をアピールしていました。

1  1月展のインスピレーションテーマも発表されました。
 今シーズンは「サイレンス(静寂)」です。つまり静かな騒音の無い、無言の状態です。(右はそのヴィジュアルです。)
 情報が極度に氾濫する現代だからこそ、落ち着きを取り戻し、純粋さやシンプルさにスポットを当ててみよう、ということのようです。キーワードとして「本質の追求」、「抽象性」、「透明感」、「線状の構造」、「白/黒」などが提案されていました。

 最近、「マインドフルネス」を体験する人が増えています。これも内面の安らぎを回復しようという心の現れでしょう。日本の「禅」の精神や「侘び寂び」に通じる流れで、今後のファッショントレンドにも影響を与えそうです。

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2017年1月17日 (火)

ポニークリーニング松戸工場見学会に参加して

 クリーニング店といえばごく身近にあって、衣服を新品のように仕上げてくれる有り難い存在です。映画やテレビなどでもこの仕事をしている人物がよく登場します。クリーニングとは何なのか、何となくわかってはいるのですが---、しかし大量の洗濯物を扱うクリーニング工場の内部を見ることは、なかなかないのではないでしょうか。

 先日、母校の同窓会で、このクリーニング工場を見学する機会があり、参加しました。見学先はポニークリーニング松戸工場です。この工場は一般の見学は受け入れていません。今回は特別な計らいがあって実現したといいます。
 最寄り駅の東松戸駅に集合し、工場の車で迎えていただいて工場に到着しました。前半は講義で、後半は見学・実習というプログラムです。
 まず小林隆之生産部次長から、この松戸工場が穂高(株)傘下の大型工場で、千葉県と中央区を中心に1日平均約15,000点を取扱い、その半分はワイシャツであることを伺いました。次に洗浄について、水と石油などの溶剤を比較する実験を行い、クリーニングのメリットを解説、さらにウエットクリーニングなど新JIS表示への取組みについても語って頂きました。
 この後松岡永髙社長から、同社が25年前から直営店方式へ切替え、現在95%が直営店で、厳しい現状を乗り越え成長しているとのお話しもありました。

Img_33401jpg  後半は工場長のご案内で工場見学です。まず品物の選別作業を見せていただき、大型洗濯機が並ぶ水洗い現場を視察しました。60℃で規定枚数を守って運転している様子や、業界唯一の技術という天然ヒノキの香りも体感しました。

 次にドライクリーニングで、蒸留装置により再液化するほぼ100%リサイクル可能なパーク機を見聞しました。気化溶剤を回収する設備も整えているという最先端の機械です。ヘドロも見せていただき、これは廃棄物業者に依頼し適切に処理しているといいます。

Img_33441  またプロの染み抜きの技も体験学習。染みの原因をつきとめ、それに合わせた染み抜き剤が入った強力スプレーで除去していきます。
 この担当者は専任のベテランでした。

 ワイシャツ仕上げもプレス機で実習しました。Img_33501jpg プレス機には襟とカフス用、袖用、見頃用の3種類があり、洗い上がったシャツの各部位を伸ばして留め、ボタンを押せば自動的にピシッと仕上がった形で出てきます。そのスピードにも驚かされました。
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Img_33671  さらにリフォーム室にも案内していただきました。クリーニングとリフォーム(お直し)のセットは利用者にうれしいサービスです。またこれにより、クリーニングする側からアパレルにものが言えます。ここもなくてはならない部門と思いました。

 従業員は約300名で、その内9割は女性だそうです。託児所も完備するなど、女性が働きやすい環境づくりに力を入れていることもわかりました。

 参加者の一人から「大手の大型工場ですので、もっと機械的かと思っていたのですが、想像以上に丁寧な仕上げや手仕事が多く、最後はやはり人力が大事なのですね」という感想があり、私も同感です。
 
 希少な見学会に参加して、工場見学をすることは重要なフィールドワークと改めて気づきました。

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2017年1月16日 (月)

モード・イン・フランス展 早くも2017/18秋冬もの発表

 早くも2017/18秋冬コレクションを発表する第42回「モード・イン・フランス展」 (フランス婦人プレタポルテ連盟主催)が、この11日~13日、新会場のベルサーレ渋谷ファーストで開催されました。

 今回は昨年6月に新しく就任した連盟会長のピエール=フランソワ・ル・ルエ氏の来日会見も行われました。Img_32341 同氏は「加盟企業の連携を図り、デジタル化を推進。資金援助やファッション教育、啓蒙活動に取組み、新しい風を巻き起こしていきたい」と挨拶しました。
 出展したのはウェアやアクセサリー、雑貨など70ブランドです。日本を重要視する企業が多く、出展申し込みを断ったケースも多々あったそうで、来年は90~100ブランドが参加できるように規模の拡大を検討しているとのことです。
 なおリリースによると来場者は1,020(2016年1月比+3.1%)社、1,521(2016年1月比+3.1%)人に上り、活況だったといいます。

 注目ブランドをいくつかご紹介します。

○ピガニオル PIGANIOL
    1884年創業の傘のブランドで、今回初出展。Img_32481_22009年にEPV(無形文化財企業)に認定されたという伝統のメゾンとか。
 美しい大胆な植物柄や、透明で軽い(600g)アニマル柄のプリントなど、ファッション感覚あふれる洗練された傘を提案しています。

○ロレール LAULEHERE
     フランス南西部バスク地方で生産される、もっとも古いベレー帽のImg_32831_2ブランドで、今回で2回目の出展です。フランスのEPV(無形文化財企業)にも認定されています。レザーを使用したり、刺繍やスパングル、飾り紐を採り入れたり、常に新発想で伝統に新しい価値を創造しようとしているブランドのようです。

○カトリーヌ・アンドレCATHERINE ANDRE
Img_32601jpg  日本ではお馴染みのブランドで、今シーズンのテーマは、アジア遊牧民のイメ―ジ「自由、陽気、個性的!」。
 タペストリー調ジャカードやプリント柄など、カラフルなニットのコレクションを見せています。

○セシル・ジャンヌ Cecile Jeanne
 初出展ですが、創業25年目といいます。ジュエリーを手がけていましImg_32791たが、数年前からバッグもローンチ。植物なめし革と天然オイルによる高級レザーを使用したハンドメイドのバッグで、レトロな雰囲気が人気の秘密とか。日本のガマ口にそっくりで、使いやすそうです。

○フィリップ・フェランディス PHILIPPE FERRANDIS
 洗練された高級コスチュームジュエリーのブランドで、Img_326512011年にEPV(無形文化財企業)に認定されたといいます。得意先はオートクチュールとか。
 クリスタルやボヘミアングラスなどを用いたイマジネーションの豊かさはさすがです。今季はとくにカメリアや昆虫のモチーフに注目だそう。

○リュナティスム Lunatism
   創業20年のニットのブランドで、今回で2回目の出展。Img_32751jpg縫い目がない立体編成による、希少なノーハウでつくられたニットウェアを見せてくれました。
 色展開は8色あるそうです。編み地を安定化させてから出荷しているので、洗濯機で洗えることも特徴といいます。

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2017年1月15日 (日)

山本耀司展「画と機」若手アーティスト朝倉優佳とコラボ

 世界的ファッションブランド「ヨージヤマモト」を手がける山本耀司、自身のコレクションで、最近目立つのが絵画の要素を採り入れたクリエーションです。

Ls0ecg  この山本耀司の展覧会、「画と機」が今、東京オペラシティで開かれています。
 タイトルの「画」は「絵画」、「機」は「機(はた)織り」、つまり「ファッション」の意味だそう。
 彼のクリエーションにエネルギーを吹き込むのは若手アーティストの朝倉優佳です。本展はこの朝倉優佳とのコラボレーション展になっています。
 個性の違う二人ですが、作品には共通性があるように思いました。
 
 まず目に飛び込んでくるのが山本による粘土の彫刻作品です。
Img_32871jpg

Img_33251 その向こうにガラスにオイルクレパスで描いた作品が並びます。両面にペイントが施されていて、右は裏面が山本、表面が朝倉による合作です。

 次いで広い隣室に入ると、手前が流木と針金でつくったドレスのコーナーです。
Img_33171 Img_32951  
Img_33021jpg  壁にはたくさんの絵画がかかっています。

 その先には存在感のある白/黒の屏風が置かれています。

 そして最後は通路での展示です。
Img_33071jpg  
 これらアート作品をじっくり拝見して、山本耀司という人物はファッションデザイナーであると同時に画家で彫刻家でもある、日本が生んだ天才的アーティストであることを強く印象付けられました。
 開催は3月12日までです。

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2017年1月14日 (土)

西印度諸島海島綿協会 賀詞交歓会 明るい雰囲気

 今週はファッション関係の新年会が多かったのですが、その一つが昨日行われた西印度諸島海島綿協会の賀詞交歓会です。
 アパレル不振といわれる中、世界最高級綿のシーアイランドコットン製品は好評で、順調に売り上げを伸ばしているようです。会員企業も昨年より5社増えて50社になったそう。
 ジャマイカのアリコック大使を迎えて、明るい雰囲気でした。

Img_32861  田中大三理事長は「昨年は売れ方にブレが出て商いの道にズレができた。今年はそれを戻す年」と挨拶。
 八木原 保副理事長が「今年は激動の年になりそう。だからこそ大きなチャンスがある」と語り、若者カルチャーに言及されたことも印象的でした。

 「申酉騒ぐ」といわれる2017年。トランプラリーもあって昨年以上の大騒ぎが予想されています。思いがけないヒット商品は、副理事長のご発言のように、今年も若者たちから生まれてきそうです。
 ちょっと引いて、視点を変えてみることも大事かな、と思ったことでした。

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2017年1月13日 (金)

「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」

Top_poster  六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」に行ってきました。22日までということで、チケットを購入する人たちの長い行列ができていてびっくりしました。

 ところでデザインを解剖するとはどういうことでしょう。ディレクションを担当された佐藤 卓氏からのメッセージをご紹介します。「デザインの解剖とは、①身近なものを、②デザインの視点で、③外側から内側に向かって、④細かく分析することで、⑤ものを通して世界を見る、⑥プロジェクトです」。
 身近なものというのは、ここでは明治の製品です。佐藤 卓氏が2001年から取り組まれているという、「きのこの山」、「明治ブルガリアヨーグルト」、「明治ミルクチョコレート」、「明治エッセルスーパーカップ」、「明治おいしい牛乳」。スーパーなどでよく見るものばかりですね。

Img_33791  本展ではこれらの商品がつくられた裏側のストーリーを展覧します。会場では「きのこの山」などの巨大オブジェが目を惹きます。(ほぼすべて撮影可なのがうれしいです。)
その一つひとつにたくさんの解説パネルがついていて、文字が多い。見出しを読むだけでも大変!
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 一見、シンプルな製品も、つくる側がどれほど大量の時間を費やしているのか、グラフィックなど何度もデザインをやり直して、やっとできあがったというその苦労がわかります。

1  いつも見る「明治おいしい牛乳」もデザインが微妙に変化しているのですね。
 右は2016年9月から流通が始まった新パーケージです。開閉キャップ付きなので、開口するまで牛乳が空気に触れないのがいいですね。

 

 ごくありふれたモノも、どのようにしてつくられて、何故この形になったのか。普段の生活の中で、つい見過ごしてしまうモノの背景を考えさせられる展覧会でした。

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2017年1月12日 (木)

全国アパレルものづくりサミット― パネルディスカッション

 (昨日のブログの続きです。)

 第4回「全国アパレルものづくりサミット」の第二部は、パネルディスカッションでした。登壇したのは、日本発ものづくりを核とするビジネスを展開しているセンチュリーエール代表取締役社長 森本 尚孝氏、バーンズファクトリー代表取締役 松浦 永氏、メーカーズシャツ鎌倉取締役会長 貞末 良雄氏、それに日本アパレル工業技術研究会会長 近藤 繁樹氏です。3社のトップは、それぞれ独自のビジネスについて語られ、また近藤氏は、ビジネスの国際標準化やJ∞QUALITY事業に関する興味深いお話しをされました。
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 そのポイントをまとめてみましょう。

 森本氏が代表を務めるセンチュリーエールは、高品質な紳士服オーダースーツを手がけて54年になられるとか。世界中どこから客が来てもオーダースーツを出せる体制を整備。ロンドンのサヴィルローのテイラーともコラボし、英国の伝統を日本製で具現化しているといいます。
 今世界はオーダーブームだそう。AIを活用し、フィッティングの仕組みを確立、最新自動縫製も採り入れながら日本の匠を活かすものづくりを進めているといいます。

 バーンズファクトリー代表の松浦氏は、同社のT.P.S(Twin Plover Seam)ミシン縫製(写真右)を紹介。これは日本でしか流通していないミシンだそうで、突合せで縫うので縫い代が出ません。Img_31401jpg_2
 ロビーではカシミア100%のパッチワークのコートを展示していました。(写真右)
 都内板橋区の丸編みカットソーメーカーで、一本の糸から製品まで、日本製こだわったモノづくりを目指すファクトリーです。

 メーカーズシャツ鎌倉会長の貞末氏は、海外進出にますます前向きです。一昨年ニューヨークに2号店、昨年は台北に、また次は韓国や香港にも出る意向のよう。工場の将来を考え、売上数量増が工場の希望になるといいます。
 ネット取引も年間売り上げの25%を占め、64か国にダイレクトに販売しているそうです。ただし最近はデリバリー事情が悪化しているとの懸念も示されました。とはいえ海外に出店したことで、胸ポケットのないシャツを求められるなど、多くのことを学んだと述べ、あくまでも謙虚。新しい体験の中に機運を見つけることが大事と諭されたことが印象的です。

 日本アパレル工業技術研究会の近藤会長は、アパレル用国際インフラづくりや、2014年から携っているJ∞QUALITYの動向などを解説。織り編み、染色、仕上げ、縫製の4工程のすべてが日本製と認証された企業数は現在、715社、商品認証数993品番に上っているそうです。
 とくに注目は日本発の3次元サイズ国際標準への取組みです。日本が売れるインフラを、アマゾンやグーグルに先駆けてつくろうと提案されているのです。グローバルなインフラへの挑戦、大いに期待しています。

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2017年1月11日 (水)

全国アパレルものづくりサミット― ITとデジタル技術の進化

 第4回「全国アパレルものづくりサミット」(主催:日本発ものづくり提言プロジェクト)が、昨年12月17日、東京・新宿の文化学園で開催されました。今回は、「ITとデジタル技術の進化」という大きな情勢変化を踏まえて、日本発ものづくりの活路を考えようというものでした。テーマとなったのは「今、改めて考えよう!日本のものづくり― ITとデジタル技術の進化の中で」です。来場者は約300人を超し、この問題に対する関心の高さが伺えました。 

 いつものように二部構成で、第一部は、大きな影響力を持つ「楽天」と「Makuake(マクアケ)」のプレゼンテーション、第二部は、パネルディスカッションです。同プロジェクト実行委員会発起人、久米繊維工業会長の久米信行氏の司会進行でスタートしました。

Img_31322jpg  第一部では、まずサイバーエージェント・クラウドファンディングの代表取締役社長・中山亮太郎氏が、同社が運営するクラウドファンディングサイト「Makuake」について語りました。
 Makuakeを立ち上げたのは、3年前だそうです。それが今や国内クラウドファンディング利用度ナンバーワンに成長し、これまでに調達した資金は約20億円以上とか。
 クラウドファンディングとは、「つくりたいモノやサービス」のアイディアを持つ人が、専用のインターネットサイトを通じて呼びかけ、不特定多数の人から広く比較的少額の資金を集める方法です。資金を提供する側は、思い切ったコンセプトの新商品や面白い体験などを先行的に購入できます。つくり手からすれば、売上金を使ってつくるといった仕組みなので、リスクはありません。同氏はこれを先行予約販売型プラットフォームと呼んでいます。
 成功例として、水をはじくパーカや、防弾チョッキにも使われる強力なケブラー素材使いのジーンズ、ストラップと組み合わせられる腕時計「ノット」など多数紹介。「ノット」は銀行からの融資で、ついにリアル店舗をオープンさせたといいます。
 いずれも共通点は、人に語りたくなるようなストーリー性があることだそう。ヒットさせたい企画があれば、Makuakeへどうぞというわけです。ネット掲載は無料、集めた金額の15%はMakuakeのものだそう。
 最近は中小だけではなく、大手も使い始めているといいます。
 商品的には、アパレル関連の比率が高いそうで、ファッションは今後ますます伸びると思いを寄せていました。

 次にバトンタッチしたのが楽天のスタイライフ事業部 ビジネスマネージャーでファッション事業部シニアマネージャーの松山 奨氏です。来年創業20周年で、現在、ネット通販の3割強のシェアを誇る楽天は、2020年には、シェア5割を目指すといいます。日本のEコマースと言えば、すなわち楽天といってもいいほどの存在感で、その影響力の大きさは誰もが認めるところです。楽天カードの伸び率もトップ、スーパーポイントで買い物促進を図るなど、楽天経済圏を確立しています。
 この同氏が、スマホ時代のヒットの手がかりを解説しました。
 とくに印象的だったのは、従来の3Lが、スマホの登場により3Fに変わったという部分でした。3Lは、Long page、Live、Long tailのことで、それが3F、つまりFirst view、Flick、Fastになったといいます。画像を見てフリックする回数が多いほど、購入率が高まるそう。もちろんアクセス数も重要です。このため良い写真やコピー、動画を埋め込むことが求められているといいます。中でも動画は焦点になるとか。こうした手続きや編集、ビジュアルなどのサービスについても言及。
 とくにファッション分野は、年間15%の成長率、商品数も17%増と年々伸びているそうです。クロスボーダートレーディングも活況で、世界35カ国で日本製を販売、メイド・イン・ジャパンの価値をシームレスにアピールしているといいます。楽天の世界発信、ますます期待されます。

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2017年1月10日 (火)

「Roche Bobois TOKYO」日本初の旗艦店が3月オープン

 インテリア業界でも外資系の日本進出が盛んになっているようです。今年は「ロッシュ・ボボア(Roche Bobois)」が、日本初の旗艦店「Roche Bobois TOKYO」を東京・神宮前に3月25日にオープンするとのことです。
 ロッシュ・ボボアと言えば、フランスの最高級インテリアブランドとして有名です。設立されて50年以上、世界各国のアーティストと組みクリエイティブなデザインを次々に発表しています。
 このロッシュ・ボボアがとうとう日本にやって来ることになりました。去る12月15日、フランス大使館で、同ブランドの日本総代理店となったインテリア製造・販売のクラウン(CROWN)が、この記者発表会を開催。私も久しぶりに大使館を訪問しました。建物が自然な趣を活かしたつくりに建て替えられ、洗練された雰囲気です。でも警備が厳重で驚きました。

 Img_31161会見で、クラウン代表の野田氏が「愛が生まれ育まれる場所は家なのに、日本では家への関心がアパレルに比べ圧倒的に不足している。愛ある居場所をつくることこそ、幸せに近づく一歩」と挨拶、同感しました。
 またロッシュ・ボボア社長のボナン氏は、ビデオメッセージで「他の国への波及効果もあり、日本市場の反応に期待している。」と日本上陸の意味を述べ、日本を特別な存在と位置付けていることが印象的でした。

1_3  この後、フランスのライフスタイル「アール・ド・ヴィ―ヴル(日常にさりげなく自分の好きなものを採り入れる生活)」を基にした同社のラグジュアリーなインテリア空間を、映像で紹介。モード感覚を巧みに取り入れたデザインが、小粋で何ともフランスらしく映りました。 
 左は、組み立て可能なラウンジソファ「マジョン」シリーズで、ミッソーニと共同開発した家具です。

Img_31191jpg_2  その後のティータイムで、この家具とそっくりなケーキが出て、びっくり!

 旗艦店のお披露目を楽しみにしています。

 

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2017年1月 9日 (月)

湘南江の島 岩屋を探訪

 長年行ったことのなかった湘南江ノ島の岩屋を探訪しました。自宅からほど近い江ノ島には何度も来ています。それなのに岩屋と呼ばれる海蝕洞窟には、2005年に工事が完了して以降来たことがありませんでした。

 断崖絶壁を行く道も、かつてと比べるとすっかり整備されて歩きやすくなっています。料金を払い中に入ると、Img_32031蝋燭を手渡されて、それを持って見学するのにもちょっと驚きました。

 洞は2つあって、いずれも思いがけなく深く、第1洞には、水の中に与謝野晶子の歌碑が置かれていたり、弘法大師や日蓮らの修行の跡がわかる遺物が残されていたり。なかなか神秘的です。
Imgp13191jpg  最奥は江ノ島発祥の地といい、何と富士山の洞穴ともつながっているという説があるそう。

Imgp13301  第2洞はイリュミネーションのまばゆい光の中を進みます。その奥に奇妙な龍のオブジェが鎮座していて、願いを込めて太鼓を2回叩くと龍の目が光るのです。まるでアニメの世界に入ったかのよう。

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 岩の間から眺める海も美しい! しばし時を忘れて神々しいような不思議な気分になりました。

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2017年1月 8日 (日)

国際ユニヴァーサルデザイン会議2016 in名古屋に参加して

 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の第6回「国際ユニヴァーサルデザイン会議2016 in名古屋」が、先月9~11日、名古屋国際会議場で開催されました。IAUDの研究部会の一つ、「衣のUDプロジェクト」に係っていることもあり、私も初めて参加しました。

 開会式では、まずIAUD総裁の瑤子女王殿下によるお言葉があり、次いで来賓の安倍首相によるビデオメッセージが流れました。Img_30201jpgこれを受けて名古屋の河村市長らお歴々が歓迎の辞を述べられ、会議がスタート。
 テーマは「ユニヴァーサルデザインによる共有価値の創出」です。サブテーマは、1. 観光のユニヴァーサルデザイン、2. 産業振興におけるユニヴァーサルデザイン、3. 非常時のユニヴァーサルデザインとなっています。

 展示会場には、瑤子女王殿下が来場され、熱心そうに視察される風景が印象に残りました。

 ブースで目立っていたのは、やはり地元の大手企業で、トヨタ自動車や地元の観光をロボットでPRしていたJR東海などです。
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Img_30121  トヨタ自動車では、新型車の展示が光っていました。
 同社系列のアイシン精機が開発した3輪の超小型モビリティ「ILY-A(アイリーエー)」は、上に座って走行できたり、キャリーカートになったり、4つのモードに変形するという、ロボット技術を応用した近未来の乗り物です。

Img_30651jpg  また今年発売予定という次世代タクシーにも乗ってみました。新開発のハイブリッドシステムで、車いすで乗り込める高齢者にやさしい設計です。
 ロンドンのタクシーに似ていますが、後ろがハッチバックドアになっていて荷物が積めるところも違うところです。

 IAUDアウォードの発表もあり、下は金賞のパナソニックの家電展示です。
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Img_30741  「もしものときにも明かりを灯す懐中電灯」は、買い置き電池がなくても使える仕様です。頭の部分を軽く押すだけの簡単スイッチというのもいいですね。

 この他三菱電機の音声入力に対応するジャー炊飯器など、視覚がいなどがあっても大丈夫なUD商品が多数。

Img_30561pg  「衣のUDプロジェクト」の展示は、一番奥の小さなコーナーで行われていました。マネキンでディスプレーされていたのは災害から身を守るUDジャケット(このブログ2013.1.15付け参照)です。今回はジャケットに付けた多数のポケットをアピール。非常時に役立つ物をたくさん詰め込めることを紹介していました。

 会議室では、様々なセミナーやシンポジウムなどが実施され、中でももっとも感動したのが、名古屋市立小学校の生徒さんたちによる特別報告でした。
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 これは「教育のユニヴァーサルデザイン~初等教育から生涯学習まで」と題した、こどもUDワークショップです。街の中のUDを探す取り組みや、音声メガネのようなものなど「あったらいいな」と思う提案を、子どもたちが一人一人順番に披露しました。

 ただ便利であればよいというのではない、思いやりや優しさが大切という、心のこもった発表でした。
 改めて未来への希望をみた思いがしました。

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2017年1月 7日 (土)

鎌倉の鶴岡八幡宮で神代神楽

 鎌倉の鶴岡八幡宮は連休初日の今日も人がいっぱい。3ガ日をズラして来たのですが、相変わらずの大賑わいでした。
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 舞殿では神代神楽が演じられていて、混雑の中、その古式ゆかしい雅な趣にちょっぴり浸りました。
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Imgp92381  写真は最後の天狗の舞です。力強いですね。


 参道の若宮大路も久しぶりに歩きました。

 昨3月に竣工した段葛は、すっかりコンクリートに固められ、歩きやすくはなりましたが、平板で味気ない雰囲気です。
 今は昔、時代の流れを改めて感じてきました。
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2017年1月 6日 (金)

「マティスとルオー展―手紙が明かす二人の秘密―」 開催

 パナソニック 汐留ミュージアムで、2017年1月14日(土)より3月26日(日)まで、「マティスとルオー展―手紙が明かす二人の秘密―」が開催されます。

2  フランス近代絵画の巨匠、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーは、ともにパリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)で学んだ仲といいます。本展はそんな二人が交わした膨大な手紙を紹介しながら、その時期の絵画作品を展覧するというものです。画風がまったく異なる二人ですが、フランス絵画の輝かしい伝統の継承者としての誇りと責任感を共有していたといいます。チラシにはそんな二人の心意気が伝わってくるような作品が掲載されています。マティスの「ラ・フランス」とルオーの「ジャンヌ・ダルク」で、自由を象徴する堂々とした女性像ですね。

 これは二人の友情の秘密を探る、興味深い展覧会です。詳細は公式サイトURL http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/17/170114/
 をご覧ください。

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2017年1月 5日 (木)

マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル

 「北欧らしいブランドは何?」と言われて、思い浮かぶのは、やっぱり「マリメッコ(marimekko)」。フィンランドを代表するデザインハウスです。この「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が今、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されています。
 
 ところで何故「マリメッコ」が北欧らしいのか、本展でその理由が分かった気がしました。それはそこに暮らす女性の視点でデザインされているからでしょう。
Cyl1epwuqaaiips 暗くて長い北欧の冬に似合うのは、明るいカラフルな色や大胆な大きい柄です。そこには踊り出したくなるようなポップな楽しさがいっぱい。モチーフも身近で親しみやすいものが多いようです。キッチンにある野菜や果物、魚、庭に咲く花、木々や湖などフィンランドらしい風景も見られます。
 素材は心地よいコットンが多く、誰にでも着やすいシンプルな形のドレスに仕立てられています。
 創業したのはアルミ・ラティアという女性で、デザイナーもマイヤ・イソラからマイヤ・ロウエカリまで、才能のある女性ばかり。そういえばブランド名の「マリメッコ」もフィンランド語で「マリーちゃんのドレス」という意味だそうです。男性では日本人の脇坂克二や石本藤雄が目につくぐらい。

 本展では、チラシやポスターにも大きく掲載されているマイヤ・イソラの「ウニッコ」(けしの花)1964年の図案が大きく取り上げられていました。単純化された色鮮やかな大ぶりの花は、インパクトがあります。

Pic4  また興味深かったのは、ジャクリーヌ・ケネディが1959年に購入したというドレスが展示されていたこと。ブルーに黒い点描プリントのもので、これを契機に、マリメッコの世界制覇が始まったといいます。

 本展はマリメッコの60年の歴史をたどる国内初の大規模な展覧会です。テキスタイルだけではなく、ドレスも豊富に出品されていますので、ファッション関係者は必見、と思います。
 なお開催2月12日までです。

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2017年1月 4日 (水)

中世鎌倉の面影を宿す覚園寺

 うららかに晴れた一日、天園ハイキングコースから鎌倉の秘寺、覚園寺に初詣しました。
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 覚園寺は他のお寺と異なり、定刻に従って僧侶のご案内がないと拝観できません。でも元旦から1月7日までは、お檀家の方々のお参りもあり開門していると伺い、参詣しました。

Imgp91801jpg  右は愛染堂で、写真撮影ができるのはここまでです。
 中世鎌倉・室町時代の面影を宿す寺院で、敬虔な気持ちになります。

 普段は入れない庭園に入れさせていただきました。
 正面には茅葺の本堂(薬師堂)があり、内部は明かりがまったくない、暗い空間でした。見上げると中央にぼんやりと見えてきたのが、大きな薬師如来像です。隣には日光菩薩と月光菩薩像が安置されています。これが有名な薬師三尊像で、両脇にはそれらを見守る12神将像が祀られていました。いずれも古びた歴史を感じる像たちです。今年の干支、酉の像だけお正月飾りが置かれていて、そのカッと見開いた目が印象的でした。

 ここは一番「鎌倉らしい」寺院かもしれません。今度はお坊さんのお話しを聴きに、また来たいと思ったことでした。

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2017年1月 3日 (火)

鎌倉はタイワンリスの楽園!?

  今日、鎌倉の源氏山公園を散策していたら、木の枝にタイワンリスがいました。
Imgp10541jpg  何と小さな体でグレープフルーツのような大きな蜜柑を抱えて、齧っていたのです。こんなに大きくて重いものも運べるのか、とちょっと驚きました。

 我が家の周りにもタイワンリスはいっぱいいます。電線を伝い縦横無尽に走り回っています。初めて見たときはカワイイと思ったものでしたが、庭の果樹は荒らされ、その被害たるや相当なものです。市では駆除もしているといいます。
 とはいえ愛嬌のある姿は、やっぱり憎めません。ここはやっぱりタイワンリスの楽園!?になっているようです。

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2017年1月 2日 (月)

円覚寺塔頭雲頂庵に初詣 

Imgp09941_3  今年は久しぶりに円覚寺塔頭雲頂庵の総供養に行ってきました。

 住職の法話の後に、本堂を建て替えの話が出てびっくり! 本堂は関東大震災後の昭和6年に建てられたものだったそうです。現在の耐震基準に合わせるためには、これしかないと決心されたとか。
 約200人もの人が集う場なので、大地震が起こったりしたら大変です。それも仕方がないのかもしれません。
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 境内の階段を上ると、美しい富士山が冬桜の間から展望できました。

 今年も一年、安寧無事を願いましょう。

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2017年1月 1日 (日)

打ち上げ花火で明けましておめでとう!

 大晦日の午後、菅平から志賀高原に移動してきました。何度も来ているのでおなじみの一ノ瀬スキー場です。

 カウントダウンの打ち上げ花火が上がって、明けましておめでとう!
Imgp08461jpg  
 Imgp08551 一ノ瀬神社に2年参りして、新年を祝いました。

 松明滑走は行われませんでした。理由は人員不足だそうです。外国人スキー客の姿が目につき、ホテルの客室係も外国人が多い様子です。
 またしてもグローバル化の波をもろに感じたスキー旅でした。

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