メゾン・エ・オブジェ9月展 注目の日本ブランド
(昨日のブログの続きです。)
メゾン・エ・オブジェ2016年9月展では、日本企業の技術の高さとデザイン性にバイヤーの注目が集まっていました。
とくに繊維製品で目に留まったブランドをご紹介します。
○内野 UCHINO
日本の最高級タオルメーカーを自負する「内野」。17回目の出展で、今回は冬に温かいマシュマロシリーズのガーゼを前面に訴求。アウターやルームウェアを大きく打ち出していたのが印象的でした。
○オリム ORIM
究極のボリュームと軽さを追求したタオル、「キュムラスcumulus」をアピールしていました。
「キュムラス」とは綿のような積雲の意味で、パイルの中心を空洞にした「中空糸」を使用し、格別のふかふか感と軽量(485g/1㎡)を実現したタオルです。
○クナ プラス KNA PLUS
プリーツ加工のエコバッグの新作を発表していました。
素材はトウモロコシ繊維由来のポリ乳酸繊維を使用しているので、土に還るそうです。軽くて、たたむと棒状になって、持ち運びが便利なのもいいですね。
○ズアン ト ゾウケイ バイ マコト・カゴシマ ZUAN&ZOKEI by Makoto Kagoshima
陶芸作家の鹿児島 睦氏が描いた図案を布やペーパーにプリントして製品化したブランドで、トートバッグやハンカチ、手ぬぐいなどを提案していました。
手の温もりを感じさせる木版によるプリントが何ともやわらかい優しい雰囲気です。和とも洋ともつかない味のあるデザインが人気の秘密なのかなと思いました。
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