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2017年1月 8日 (日)

国際ユニヴァーサルデザイン会議2016 in名古屋に参加して

 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の第6回「国際ユニヴァーサルデザイン会議2016 in名古屋」が、先月9~11日、名古屋国際会議場で開催されました。IAUDの研究部会の一つ、「衣のUDプロジェクト」に係っていることもあり、私も初めて参加しました。

 開会式では、まずIAUD総裁の瑤子女王殿下によるお言葉があり、次いで来賓の安倍首相によるビデオメッセージが流れました。Img_30201jpgこれを受けて名古屋の河村市長らお歴々が歓迎の辞を述べられ、会議がスタート。
 テーマは「ユニヴァーサルデザインによる共有価値の創出」です。サブテーマは、1. 観光のユニヴァーサルデザイン、2. 産業振興におけるユニヴァーサルデザイン、3. 非常時のユニヴァーサルデザインとなっています。

 展示会場には、瑤子女王殿下が来場され、熱心そうに視察される風景が印象に残りました。

 ブースで目立っていたのは、やはり地元の大手企業で、トヨタ自動車や地元の観光をロボットでPRしていたJR東海などです。
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Img_30121  トヨタ自動車では、新型車の展示が光っていました。
 同社系列のアイシン精機が開発した3輪の超小型モビリティ「ILY-A(アイリーエー)」は、上に座って走行できたり、キャリーカートになったり、4つのモードに変形するという、ロボット技術を応用した近未来の乗り物です。

Img_30651jpg  また今年発売予定という次世代タクシーにも乗ってみました。新開発のハイブリッドシステムで、車いすで乗り込める高齢者にやさしい設計です。
 ロンドンのタクシーに似ていますが、後ろがハッチバックドアになっていて荷物が積めるところも違うところです。

 IAUDアウォードの発表もあり、下は金賞のパナソニックの家電展示です。
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Img_30741  「もしものときにも明かりを灯す懐中電灯」は、買い置き電池がなくても使える仕様です。頭の部分を軽く押すだけの簡単スイッチというのもいいですね。

 この他三菱電機の音声入力に対応するジャー炊飯器など、視覚がいなどがあっても大丈夫なUD商品が多数。

Img_30561pg  「衣のUDプロジェクト」の展示は、一番奥の小さなコーナーで行われていました。マネキンでディスプレーされていたのは災害から身を守るUDジャケット(このブログ2013.1.15付け参照)です。今回はジャケットに付けた多数のポケットをアピール。非常時に役立つ物をたくさん詰め込めることを紹介していました。

 会議室では、様々なセミナーやシンポジウムなどが実施され、中でももっとも感動したのが、名古屋市立小学校の生徒さんたちによる特別報告でした。
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 これは「教育のユニヴァーサルデザイン~初等教育から生涯学習まで」と題した、こどもUDワークショップです。街の中のUDを探す取り組みや、音声メガネのようなものなど「あったらいいな」と思う提案を、子どもたちが一人一人順番に披露しました。

 ただ便利であればよいというのではない、思いやりや優しさが大切という、心のこもった発表でした。
 改めて未来への希望をみた思いがしました。

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