「モン・イヴ・サンローラン」展 時空を超えたヴィンテージ
イヴ・サンローランのアーカイブを集めた「モン・イヴ・サンローラン」展が今、東京・銀座のポーラミュージアムアネックスで開催されています。
時空を超えたヴィンテージの格調高い美しさに、私もしばし浸ってきました。
展示されているのは、ユナイテッドアローズ(UA)名誉会長の重松理氏が、2014年4月に創設した日本服飾文化振興財団が所有するイヴ・サンローランのコレクションです。このコレクションは同財団評議員でモデル、女優の小林麻美さんにより寄贈されたものだそう。
小林さんは、18歳のとき初めて絵画館前のイヴ・サンローラン・リヴゴーシュでシャツを購入して以来の大ファンで、その180点を贈られたといいます。すてきなお話ですね。
イヴ・サンローランを象徴するボウタイブラウスからサファリジャケット、タキシードルックなどの実物と、壁には写真がズラリ。
写真は、背景が黄色のものは全身がイヴ・サンローラン、赤のものは現UAブランドとのミックスコーデイネイトだそう。さすがに今見ても新鮮です。
また小林麻美さんがイヴ・サンローランを着用した写真(雑誌「ku:nel」の2016.9月号に掲載)も展示されています。
これは永遠のエレガンスという、ファッションの本質に触れることのできる展覧会です。若い人たちにはぜひ見てもらいたい、と思いました。
開催は25日までです。
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