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2016年12月 5日 (月)

アクセサリーミュージアム 「すみ絵と金継ぎがあそぶ」展

Pic_201611_2  今、東京・祐天寺にあるアクセサリーミュージアムの特別展示スペースで、「ESPRIT ART DECO~すみ絵と金継ぎがあそぶ~」展が開催されています。
 これはファッションイラストレーターの坂巻かほるさんとクリエイティブコーディネーターで金継ぎ作家の大林万里子さんによる、アールデコスタイルの企画展です。

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 坂巻かほるさんは、昨年もこのミュージアムでアクセサリーとのコラボ展を開催されました(このブログ2015.5.10参照)ので、ご存知の方も多いでしょう。今回は「アールデコのエスプリ」をテーマに、1920年代のパリモードをイメージさせるファッション画を、すみ絵で創作され発表しています。金継ぎの作品に合わせて配したという金色が、黒の持つ高級感やエレガント感をいっそう引き立てているようでした。

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Img_26131  大林万里子さんは、お仕事の傍ら金継ぎを習得され、本展が初デビューだそうです。私も金継ぎ作家にお目にかかったのは初めてで、いろいろ教えていただきました。

 金継ぎとは食器の割れた部分に漆を塗り、継ぎ目を金粉で飾って、新たな命を吹き込む日本ならではの伝統工芸です。修復して隠すのではなく、割れたものをより美しく見せる芸術なのですね。「わび・さび」や「もったいない」という日本の美意識を見直す動きも手伝って、ちょっとしたブームになっているというのもうなずけます。

 捨てられてしまうものをアートとして蘇らせた様々な作品の中には、完璧なものを敢えて割ってつくったというものも展示されていました。
 また「呼び継ぎ」と呼ばれる別の器の破片や、海水に洗われて丸くなったガラスのかけらで継いだものもあり、その大胆な金の線がつくる見事な美に驚嘆させられること頻りでした。

 現在、まだ修行中という大林さん、今後のご活躍を期待しています。

 この企画展は来年の2月12日まで。アクセサリーミュージアムに足を運んで、館内特別展示スペースで、静かな鑑賞のひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

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