エコプロ2016~健康とエネルギーの未来展 ⑸ エコな綿布
(昨日のブログの続きです。)
「エコプロ2016」の広大な会場の片隅で開催されていたグリーンストアズエリアを訪ねました。エコグッズやオーガニック食品、フェアトレード雑貨など、身近なエコ製品を展示販売する小規模な店が立ち並んでいます。
こうした中、思いがけなく出会ったのが「ふらのわ会」の「布良(ふら) の布」と、藍染めの「壺草庵」でした。いずれも自然の綿花のよさを生かす布地で、エコをアピールしていました。
○ふらのわ会
有機栽培綿の「布良(ふら) の布」と呼ばれる綿製品、キッチンクロスやストール、パジャマ、シーツ、ブランケットなどを扱い、本拠地は何と東京のど真ん中、八丁堀です。(写真下の男性が代表の前島雄二氏)
綿畑は、千葉県成田市にある自然農法で有名なナチュラルシードの畑を借りてやっているといいます。種まきや収穫のイベントも行っているそうです。
八丁堀にはサロンがあり、糸繰りから染めまで体験できるといいます。今度見学してみたいと思ったことでした。
○壺草苑
東京・青梅で藍染めを手がけ、「東京手仕事プロジェクト」にも参画していることから、このブログ2016.12.6付けですでに取り上げたことのある工房です。
今回はスペースをかなり広くとり、ストールだけではなく、ドレスや作務衣など、幅広いバリエーションでアイテムを紹介。
江戸時代と変わらない手法で行っているという、こだわりの「天然藍灰汁醗酵建て」もパネルで展示し、藍染めが循環型であることをわかりやすく伝えていました。
| 固定リンク
「テキスタイル」カテゴリの記事
- ダイワボウノイ機能素材展 真価引き出す「リ・ファイバー」(2018.03.27)
- 播州織総合素材展2018 「いいね!播州織」をテーマに(2018.03.26)
- テックスワールド・パリ⑵ 進化するアヴァンテックス(2018.03.25)
- テックスワールド・パリ⑴ 好評だった1日早い開催(2018.03.24)
- JFWテキスタイルフェア⑶ 装飾的素材はよりファンシーに(2017.12.25)
コメント