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2016年11月15日 (火)

特別企画展「西洋服装史Ⅱ ―スタイルとディテイル― 」

Kikaku16_f_05_01_300x423_2  東京家政大学博物館で開催中の特別企画展「西洋服装史Ⅱ ―スタイルとディテイル― 」に行ってきました。会期は17日までです。あと残り数日というタイミングで、滑り込みセーフでした。

 会場には奥様風の来場者が思いがけなく多く詰めかけていて、関心の高さをうかがわせました。

 場内では18世紀後期から20世紀初期のヨーロッパにおける女性服や資料が紹介されています。作品は同大学の所蔵品が主で、ロココ・スタイル(1730-1790年頃)からエンパイア・スタイル(1790-1820年頃)、ロマンティック・スタイル(1820-1840年頃)、クリノリン・スタイル(1840-1870年頃)、ウエディングドレス、バスル・スタイル(1870-1890年頃)、下着、アール・ヌーヴォー・スタイル(1890-1910年頃)、アール・デコ・スタイル(1910-1930年頃)、子ども服までが年代順に展示されています。
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 但し他展と大きく異なっているのは、単にスタイルの変化だけではなく、ディテイル(細部)にまで目が向けられていることです。
 私が注目したのはレプリカ・コーナーで、ロマンティック・スタイルとバスル・スタイルの各2点が出品されていました。制作されたのは同大学服飾美術学科研究室 (能澤慧子教授や倉みゆき准教授を中心とするグループ)です。
 手縫いが一般的だった時代のウエストラインでのスカート付けの手法や、肩の接合線が現代のように肩の上ではなく後方にズレ落ち、袖付けが後方に偏っていることなどを、改めて発見しました。
 能澤先生がおっしゃるように、当時の女性たちは肩先を後ろに反らして、胸を突き出す、不自然なまでに良い姿勢をとっていたようです。それにしてもこのようなバストとウエストのサイズに差がある小柄のボディをよく見つけたと思いました。
 昔の美女たちはきっとこんな風にお人形のような華奢な体型だったのでしょうね。

 先生方のご研究の成果に目を見張った、すてきな展覧会でした。

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