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2016年10月13日 (木)

東レ先端材料展 腰部を守るサポートパンツに注目

東レが創立90周年を迎え、この10月初旬、東京国際フォーラムで「東レ先端材料展」を開催しました。「シンポジウム2016」も開かれ、さすがに盛大でした。
  「素材には社会を変える力がある」とアピールする大手化学企業だけに、見どころは満載。「未来を身にまとう」コーナーでは、着るだけで人の生体信号が計測できる繊維「ヒトエ hitoe」(このブログ2016.6.15参照)のデモンストレーションもあり、興味深かったです。

Img_11971  ともあれ今回、私がもっとも注目したのは、「いのちを見つめる」で展示されていた腰部を守るサポートパンツです。

  日本は今や要介護者が621万人を超え、何と20人に1人が介護を必要としているといいます。この数字にもびっくりしましたが、介護を担当する多数のヘルパーさんたちが腰痛に悩んでいるとか。そこで履くだけで腰部を適切にサポートし、腰部負担を軽減することを目的とした、機能的なパンツを開発したのだそうです。

 説明によると、腰部保護ベルトとパンツの組み合わせになっていて、パンツの腰背部にはベルトのホールド部が設けられ、履くだけで正しい位置に保護ベルトがフィットし、ずり上がりにくく、不要なときには簡単に緩めることができるなど締め付け調整が容易にできる構造といいます。素材は東レのナイロンとポリウレタン弾性繊維“ライクラ・ファイバー”が使われています。
 同社の検証試験で、被験者の6割が効果を確認したそうで、介護福祉施設や工場など、中腰作業や重量物の取り扱いの多い現場へ向けて、来年早々にも発売を開始するとのことです。

 これは同社の機能サポートウェア企画の第1弾。今後も第2弾、第3弾と---さらなるイノベーションが期待されます。

 

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