高野口パイルファブリック「ぷわぷわ」展 「深化」テーマに
和歌山県高野口産地のパイルファブリック総合展示会「ぷわぷわ」が、9月28日~30日、東京・原宿ラフォーレで開催されました。
第12回目となる今回は13社が出展し、「深化」をテーマに各社得意のパイル地を披露しました。
最近はベルベットが人気ですし、またインテリア風の装飾的意匠を求める動きもあります。さらに動物愛護の精神からエコファーへの関心も高まるなど、パイルに追い風が吹いています。製品での提案も増えるなど、今後に大きな期待が感じられる展示会でした。
<ベロア・ジャカード>
モチーフが立体的なコットンベロア・ジャカードが斬新。猫のモチーフはまるで生きているようにリアル!
<金華山織>
ソファやカーテン、カー・シートなど、インテリア向けに用いられてきたビロードの錦織、金華山織が今、コート地などに採用されるなど、今再び関心を集めているといいます。
<再織>
シェニール織で、一度ヨコ縞に織った生地を縦糸にそって裁断し、毛羽だったモール糸にして、それを手織機で再び柄に合わせて織っていくというもの。バッグなど小物に、静かなブームになっているようです。
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