JFW-IFF⑶日本発 ドクターデニムホンザワと日本人チーム
JFW-IFFでは、メイド・イン・ジャパンを訴求するブランドも目立ちました。私が注目したのは日本発「ドクターデニムホンザワとメイド・イン・日本人チーム」です。
RED CARDやfire service、timemachineなどの有力ブランドを有する同社は、ジーンズの製造・加工工程を紹介。
生地から縫製、仕上げ、ボタンやリベット、ラベルまで、パネルや実物、実演も入れて展示していました。
ブースでは、職人がヒゲをつける加工を見せてくれました。ヒゲというのははき込む過程で擦れてできるアタリ(筋状の色落ち)のことで、ユーズド加工の一つです。こんな風に軽石のようなもので擦ってつくっていくのですね。
日本製ジーンズは海外で高い評価を博しています。そこには上記のヒゲをはじめとする手作業や、伝統の藍染めの技などが、現代に生かされているからです。デニムならではのウォッシュ加工やヴィンテージ加工、ダメージなど様々なユーズド加工は、今や日本のお家芸といえます。
細やかな職人の感性にこだわってつくられる日本発のジーンズ、さらなる世界発信が期待されます。
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