AFWT 2017春夏 まとふ テーマは「うつくし」
「まとふ(matohu)」の2017春夏コレクション「日本の眼」シリーズ第14弾が、表参道のスパイラルホールで発表されました。
テーマは「うつくし」です。これは枕草子の一節にある「なにもなにも、小さいものは、皆うつくし。」から引用したといいます。古い大和言葉で「うつくし」は、本来「いつくし」と同根の表現で愛すべきものへの「いつくしみ(慈しみ)」に満ちた思いで使われていたとか。
同ブランドを手がけるデザイナーの堀畑裕之、関口真希子は、そんな古来の人々の知恵に導かれて、心が和らぎ優しい気持ちになれるようなデザインを提案したといいます。
登場したのは、やわらかな優しい重ね着スタイルや程よいフレアのドレスなど。ブランドの顔ともなっている長着(ロングカーディガン)のレイヤードも、若々しいイメージで見られます。
全体に甘い空気感が漂う、安らぎに満ちたコレクションでした。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- ピエール・カルダン氏逝去 ファッションの未来創った先駆者(2021.01.11)
- JAFICビジネスマッチング 企業とクリエーター商談会開催(2020.12.29)
- ファッションワールド東京 昔懐かしい「ガラ紡」に出会う(2020.12.17)
- 篠原ともえ サステナビリティが広げるクリエイションの可能性(2020.12.15)
- プラグイン10月展 バーチャルリアリティシステム初導入(2020.12.02)
コメント