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2016年9月 3日 (土)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑺ 恐山から下北半島を一周

 和辻哲郎の名著「風土」を読み、日本でもっとも日本らしい風土の一つに下北半島の恐山が挙げられていました。「死霊が集まるとされる恐山」の記述もあり、名前からしておどろおどろしい感じです。
 でも一度訪れてみたいと、好奇心をそそられていました。

Imgp86491jpg  むつ市から車を走らせ、山中をしばらく行くと、湖が見えてきて、硫黄の匂いがしてきます。「三途の川」と書かれた朱塗りの太鼓橋を渡ると霊界ということのようです。
 ちょっと身が引き締まります。

 さらに進むと広大な駐車場があり、その前に広がるのが恐山です。

 そこは曹洞宗の巨大な寺院でした。今からおよそ1200年前に慈覚大師円仁により開基された霊場です。
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 特別な催事もないようで、静かでした。朝の光に包まれて明るく、以前テレビで見た幻想的な感じもしません。普通のお寺のように見えました。
 でもふと左手の小屋を見ると、何人かの人が集まっていて、そこでイタコの口寄せらしいものが行われていたように思われましたが---。
 また参道の両側に何と温泉があったのも印象的です。

 正面左側には小高い岩山があって、頂上には仏の像が立っています。順路の石ころ道は地獄巡りをするようにつくられていて、地獄谷などの標識があったり、火山ガスが噴き出しているようなところがあったり、また小さなお堂があったりします。
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 そこを下ると、入口で見た宇曽利湖です。荒れた岩地を歩いてきただけに、少し安堵といったところです。水辺にはお地蔵さんと「希望の鐘」があり、穏やかな浄土が意識されているようでした。

 そんな霊場の恐山からマグロで有名な大間を経て、下北半島の景勝地、仏ヶ浦にも行ってきました。
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20160501133730imgp90201  仏像のように削られた岩々がそそり立っています。海底火山の噴火でつくられたとのことで、岩肌は淡い緑色をしています。

 恐山といい、ここ仏ヶ浦といい、下北半島は不可思議なところでした。

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