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2016年9月19日 (月)

2017/18秋冬PVパリ⑵ PVレザーのハンドル賞に坂本商店

 今期プルミエール・ヴィジョン(PV)パリの最大のハイライトとなった、第8回PVアワード授賞式が、会場内トレンドフォーラムで開催されました。

Img_04471jpg 右はPVファブリックとPVレザーで各3賞の受賞者たちです。

 業界のプロが注目する中、最初に発表されたのが、レザーのハンドル賞で、栄えある栄冠に輝いたのは、日本の坂本商店の「姫路黒桟革」でした。

Img_04751  元々剣道着に用いられていたという革で、黒毛和牛のなめし革を使用し、本藍染め、漆塗りの職人芸によるものといいます。
 小さな粒々が漆独特の光を放つ美しいレザーで、代表の坂本 弘氏は「日本伝統の皮革技術が世界最高峰の舞台で認められたことが嬉しい」と喜びを語りました。
Img_04791  
 上は鎧武者像が目印の坂本商店のブースです。

Img_04591jpg  またPVファブリックで、グランプリを受賞したのは、インドのヴェンチャー(Ventures)社のパールビーズを敷き詰めたエンブロイダリー。すべてが手仕事で、パールは手描きで色付けけしたといいます。

Img_04611_2  この他、ファブリック部門でイマジネーション賞は、英国のヘンリー・ポルチェ/ベネット・シルク(Henri Portier / Bennett Silks)社の特殊プリントを施したシルクサテン(左)に、Img_04531jpg またハンドル賞は、イタリアのラクシャリー・ジャージー(Luxury Jersey)社の布帛感覚のダブルニット(右)に贈られました。

Img_04681jpg_2  レザー部門では、グランプリにイタリアのディレザー(Dileather)社(左)の特殊フォイルのボンディング・レザー、イマジネーション賞にトルコのアニル・タナリー(Anil Tannery)社のレザーが、それぞれ受賞しました。

 今回のアワードでは、坂本商店やインドのヴェンチャー社のようなクラフトワーク感覚な素材に高い評価が与えられたことが特筆されます。これには審査委員長のパリ装飾芸術美術館ディレクターのオリビエ・ガベ氏の方の好みもあってのことと思われます。

 なおPVファブリックでは64社がノミネートされ、その内日本のメーカーが7社入っていました。今年もファブリック部門では受賞がかなわず、残念でした。来年に期待しています。

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