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2016年8月26日 (金)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑴ 三内丸山遺跡を訪ねて

 今年のゴールデンウィークに、青森県をほぼ一周する旅行をしました。車でしたから、かなりいきあたりばったりで、いろいろなところに行ってきました。
 ときまさに春爛漫の候で、桜が満開でしたが、山は雪景色。そのことを忘れないうちに、主なスポットを記しておきます。

 最初に行ったのが、三内丸山遺跡です。私は歴史マニアで、とくに古代の遺跡に興味があります。
 平成4年、ここで縄文時代前期から中期の大規模集落跡が見つかり、ぜひ訪れたいと思っていました。
Imgp69461  
 広々とした敷地に入ると、物見やぐらのような巨大な物体が見えてきます。
 これは祭祀用なのか、何なのか、目的はわからないといいます。

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Img_57311jpg_2  点在しているのは竪穴式住居跡で、15棟が復元されているとのことでした。床は地面を掘り進んでつくられていて、中央には炉がありました。

 長さが32mもある大型の竪穴式住居跡にも入ってみました。これは集会などに利用されていたようです。

20160428114758imgp81551  大型の掘立柱建物跡です。ここには6本柱の長方形の建物があったと考えられているそうです。穴の中には、直径1mものクリの柱が残っていました。

 クリといえば、縄文人の主食はクリの実で、この集落は広大なクリ林に囲まれていたといいます。
 食料は豊富で、戦いをした痕跡もないことから、ごく平和な暮らしを楽しんでいたようです。

 この他、盛土といって、たくさんの土器や石器、土偶などが捨てられた場所を見学したり、子どものお墓を見たり---。人は亡くなると土器に入れて埋葬されたといいます。

20160428105010imgp81091  ミュージアムでは、たくさんの縄文式土器をはじめ、ムンクの「叫び」の絵のような土偶(写真右)や編カゴ(下の写真左)、漆を使ったイアリングなどのアクセサリー類(下の写真右)など、興味深いものがずらり。
 およそ5000年前のものとは信じられない、すばらしいコレクションでした。
20160428105148imgp81121jpg Img_57131
 ここではミュージアムもガイドさんもすべて無料だったこともうれしかったです。

 発掘はまだ始まったばかりといいますし、縄文の扉がさらに開いて、いつか世界文化遺産へ登録される日が来ますことを、私も待ち望んでいます。

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