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2016年8月16日 (火)

特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」

Img_78001  オリンピック真最中の今、オリンピック発祥の地である古代ギリシャへの興味もあり、東京国立博物館で開催されている特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」に行ってきました。
 出品されているのは、ギリシャ国内から厳選された300件を超える作品です。さすがトーハクで、国内史上最大級のギリシャ展というように、見応えのある展覧会でした。第1章のギリシャ最古の文明、エーゲ海文明から、終章のヘレニズムとローマまで、これを見れば現地に行かなくても十分、と思えました。

Greecehyoushi  注目はチラシ表紙にも掲載されている名品、「漁夫のフレスコ画」です。ミノス文明期のもので日本初公開とか。漁労の仲間入りをする若者が生き生きと描かれています。今から3600年も昔のものとは思われない、鮮やかな彩りにも感嘆させられました。

 ミュケナイ文明の副葬品、アンフォラ(陶器の壺)も美しいものがたくさん出ています。1メートルを超える大きさのものも展示されていて、墓標として用いられたといいます。

 古代オリンピックの展示室も充実した内容でした。
 競技で優勝した競技者の像や、裸でボクシングをする光景を描いた黒絵のアンフォラ、輝く金冠など、たっぷり拝見しました。

 続いて古代ギリシャの文化を広めたマケドニア王国に入ります。
 中央にはアレクサンドロス大王の頭部が置かれています。32歳という若さで亡くなったというこの偉大な王をしばし偲びました。もし長生きしていたら、ローマ帝国はなかったかもしれないともいわれている人物です。歴史の不思議さを思います。

 ところで私はかなり以前のことですが、アテネに旅したことがあります。パルテノン神殿を訪れた記憶はあるのですが、そのとき見たはずの美術品のことなどすっかり忘れていました。
 今回、本展でまたいろいろ学び直し、古代ギリシャが何と多くの西洋文化を育んできたのか、まさに文明の原点であったことを再認識しました。

 なお開催は9月19日までとなっています。

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