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2016年8月20日 (土)

石見銀山大森地区 往時の街並みが広がる古民家エリア

 島根県で行われた服飾文化学会の今年の夏期セミナーで、世界遺産の石見銀山に行ってきました。
Img_80371  最初に訪問したのが石見銀山世界遺産センターです。「大久保間歩」の一部を再現した展示室があり、間歩という坑道を体験したり、30kgあるという銀塊を持ち上げるのに挑戦したり。
 またかつて坑夫たちが、足半(あしなか)草履を履いていたことにも目がとまりました。かかとがないので水を撥ねないとか。今、健康によいとのことで見直されている履物です。
 またここで開発された精錬技術が、リサイクルに役立っていることにもビックリ! 廃棄パソコンや使い済み携帯などは、実は「都市鉱山」と言われる有用な金属資源。そこからレアメタルを取り出す技術が、石見銀山に残されていたのですね。

Img_80491  続いて、江戸時代、天領だった石見銀山領の中心地、大森地区を、資料館(大森代官所跡)まで散策しました。ここは往時の街並みが広がる古民家エリアです。自動販売機も古木でおおわれていたり、赤い郵便ポストが置かれていたり。昔ながらの生活を大切にしている街の雰囲気が伝わってきました。
 
 とくに私が訪ねたいと思っていたのが、「群言堂」本店(石見銀山生活文化研究所)です。東京・日本橋にも店舗があって、私はのぞいて来たばかりでした。ついこの間、テレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」でも取り上げられましたから、この店の名は日本全国に知れ渡ったことでしょう。
 玄関には、アート作品「セロファンの海」が展示され、来訪者を涼やかに出迎えてくれました。
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Img_80411  店内は、かつての庄屋屋敷の風情そのままのインテリアです。「スロースタイル」にこだわった生活雑貨やファッション商品が並んでいます。ちなみにここでは「スロー」とは単に「ゆっくり」ではなく「非効率」という意味だそう。自然の材料を用いた職人の手作りや、さりげないシンプルなデザインが目を惹きます。
 中庭の緑が楽しめるカフェもありましたが、今回は時間がなくて割愛です。
Img_80451  
 次に向かったのが重要文化財の熊谷家住宅です。酒造業を営んでいた商家だったようで、蔵がたくさんありました。
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Img_80611  嫁入り道具や衣装の展示など、見どころはいっぱい。ただし団体行動ですので、ゆっくり時間をかけられなくて、残念でした。

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