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2016年8月 3日 (水)

「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」

1_2  今、パナソニック 汐留ミュージアムで開催されている「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」展に行ってきました。去る6/17のこのブログでも紹介した展覧会です。

 イタリア・ルネサンスの三大巨匠といえば、レオナルド・ダヴィンチとラファエロ・サンツィオ、それにこのミケランジェロ・ブオナローティです。絵画や彫刻など視覚芸術のあらゆる領域で他の追随を許さない作品を残したミケランジェロですが、本展では、とくにその建築に焦点が当てられています。
Ex_1  ミケランジェロは当時最大の勢力を誇ったメディチ家から、多数の発注を受け、個性的な建築物を残していたのです。その設計図や模型が多数展示されていて、とくにフィレンツェに現存するラウレンツィアーナ図書館の玄関室の階段の模型(写真右)が興味深かっです。マニエリズムからバロックへの先駆け?のようなデザインで、当時としては先進的だったことでしょう。
 なおポスターやチラシ掲載の写真は、このラウレンツィアーナ図書館の扉の裏側からのスケッチでした。

20160706_2126420j2pg_2 建築もさることながら、私はやはり人物画に惹かれました。
 やはりチラシの中にある「クマエの巫女」(写真右)。
 この人は年老いた女性です。でもそれなのに実にたくましく描かれていて、存在感があります。

 またローマのヴァチカン宮殿システィーナ礼拝堂にある大天井画の一部複製も展示されていて、私はとくに女性に注目しました。思った通り、女性なのに男性のように筋骨隆々としていて、女性らしくありせん。
 生涯独身を貫いたミケランジェロ、きっと女性よりも男性の方が好きだったのかもしれせん。
 下の写真は昨年、大塚国際美術館を訪れたときに撮ったものです。(2015.8.25参照) みんな筋肉ムキムキで中性的ですよね。
Img_24731

 それにしても「万能の天才」とは、こういう人のことをいうのでしょう。

 全体に文書中心の地味な展覧会でした。でも実際に行ってみて、文字では表現できないところを堪能しました。開催は8月28日までです。

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