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2016年7月21日 (木)

東洋紡STC 総合素材展「語る繊維」テーマにコットン回帰

 東洋紡STCの総合素材Tasty17-18展が、先日、東京・墨田区で開催されました。
 17~18年に向けて発信されたテーマは「語る繊維」です。「良いものを語りたい」、この思いをもとに開発された最新素材が発表されました。
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 注目は、同社の根幹を成すという綿素材です。流れはコットンへ回帰しつつあるとみて、その新開発素材にスポットが当てられていました。いずれも機能や風合いに優れたものばかりです。「体感で語る」や「お肌に語る」、「綿を語る」などのコーナー別に提案されていました。

 とくに一番人気となったのが「爽快コット」、新開発された爽やかな綿です。
Img_73771  これは同社の特殊紡績技術により、ケバを抑え、空隙を持たせた綿100%素材です。
 抜きんでた吸汗速乾性と通気性、それに肌離れ性にも優れていて、汗をかいても肌にべたつかないのが特徴といいます。さらっとした清涼感のある風合いと機能性を両立させた新素材です。

 その効果を比較できる吸汗速乾評価デモ機で実験しました。爽快コットと一般生地を並べて比較します。それぞれに水滴を落すと、爽快コットの方が、一般生地よりも早く乾き、上から手をかざすと風が通って涼しいことを確認しました。

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 左上は水滴を落としたとき、右上は数秒後で、爽快コットの方はもう乾いています。爽快コット、汗をかく夏に最高!です。

 また「潤い綿(うるおいコット)」も話題沸騰といいます。
Img_73941  これは主にインナー向けに新規開発された肌にやさしい、しっとり触感の綿素材です。水分率は12%で、一般綿が7%といいますから、その2倍近い水分率を持っているのですね。保湿性が高いので、冬場、乾燥肌の人にはうれしい素材になりそうです。

 さらに「綿を語る」のコーナーで、とくに関心が高いのが「メンデッセ」。
Img_73831jpg  大阪弁の「綿でっせ」をそのままブランド名にした新商品です。
 これは最近のトレンドでもあるハリコシに特化した素材で、綿繊維の繊度がやや太めのものを用いているといいます。同社得意の超長繊維綿使いではないところも、逆に新鮮です。
 触わってみましたら、やや硬めで麻タッチな感触でした。

Img_73791jpg_2  この他、ふんわりフラフワ綿の「エアリー・コット」(写真右)。これはやわらかくて温かいイメージのコットンです。
 インドの最高級ハイブリッド綿「マハラニ」、それにやはりインド綿でオーガニックコットンの「ソレイユ」など。

 コットンでさらなる需要喚起を期待しています。

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