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2016年7月15日 (金)

ソックスガーターが若者に人気とは!

 ソックスガーターは靴下止めのこと。今、若者たちの間で静かなブームになっています。Img_71721
 これは半ズボンの下にはくハイソックスが、ずり落ちないように着けるものです。

 先般、「カルチャーとしての“少年系”ファッション」をテーマにしたセミナー(ファッションスタディーズ主催)に参加し、靴下止めがなくてはならないファッションアイテムになっていることを知りました。
Img_71671_3
 講師は嵯峨景子さんで、大学非常勤講師として活動する一方、アクセサリーブランド「NEW ATLANTIS」も手がけるデザイナーです。


 同ブランドの靴下止めを見せていただきました。
Img_71701jpg_2  いろいろなデザインが揃っていて、サスペンダーや袖まくりボタンと組み合わせたのも。
 80年代、袖をまくって固定する留め具が流行ったことを思い出しました。

 嵯峨さんは、とくに少女文化や歴史に造詣が深い様子です。
 英国にガーター騎士団に端を発する最高勲章、ガーター勲章があるように、ガーターはその昔、見せるものだったのです。それが近代化とともに長ズボンとなり、隠されてしまいます。但し少年のギムナジウムなどの制服には残されました。レトロな映画などで時折見かけることがありますね。
 この男の子のようなボーイッシュなスタイルを、嵯峨さんは“少年装”と呼んでいます。日本ではそのルーツは80年代にあるといいます。当時の「オリーブ少女」にガーターベルトが流行し、萩尾望都の「トーマの心臓」を原案にした映画「1999年の夏休み」(金子修介監督1988年)がヒットします。そして2000年頃、またネット上に少年的なファッションが見られるようになり、その後紆余曲折を経て、2013年頃からコスプレに似た親近感で再復活しているといいます。

 最近、トレンドは何といってもジェンダーレスで、男の子スタイルに変身したい女の子の雑誌も増えているようです。ソックスガーターは、そんな女の子や男の子たちの願いを叶える格好のアイテムになっているように思われました。
 私には図り知れないサブカル系のお話しもたっぷり聞かせていただいて、またしてもファッションって楽しい!と思ったことでした。

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