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2016年6月24日 (金)

2017春夏PTJ展 さりげないデニムや清新な先染め ⑶

 昨日のブログの続きです。
 2017春夏に向けて各社得意の技とセンスで開発された素材の中から、ここではさりげない表情のデニムや清新な先染めをご紹介します。

<デニム>
ダックテキスタイル
 デニムも意匠性で勝負します。糸使いを変えたり、ジャカード組織にしたり、コーティングを施したり。千鳥格子やボーダー柄も好評の様子です。
Img_64921
Img_64991  またドロー刺繍も種類が増え、様々な柄のものが打ち出されていました。
 これは特殊針を使用し、生地目を上下左右に引き広げて穴と刺繍糸で、模様やロゴをデザインする刺繍だそうです。

カイハラ
 本格的なデニムも70年代の風に乗って、復調傾向にあるようです。
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 ブースでは、緯糸に超極細ポリエステル使いの“パウダーデニム”やチノ風の“シェルノ”など、軽量でストレッチ性があり、肌さわりの優しいデニムを提案。次世代スタンダートとして打ち出していたのが印象的です。

内外織物
Img_64711  同社のような先染め織物が中心のメーカーも、デニムライクなテキスタイルをたくさん見せています。

 左は、高級感のあるデニム調素材でメンズジャケット向けのものです。

<先染め>
オザワ繊維
 清涼感のある先染めシャツ地を展示。ここでもシャンブレーやサッカー風、またデニム調などが目につきました。
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 とくに東洋紡STCのトライクール/綿混を打ち出していたのが印象的です。
Img_65131 トライクールはファインセラミックスを練りこんだ日差しバリア加工の高機能ポリエステルで、日傘やかりゆしシャツなどに採用されているといいます。
 その遮熱性やUVカットの他、防透け性にも目を向けて、透過比較デモも行われていました。

浅記
 新潟県見附産のスペック染を大きく打ち出していました。
Img_65671jpg これは通常の先染めにはできない独特なムラ感を出す特殊なむら糸染めです。
 この糸で織るとインディゴのような風合いを醸し出すことができるのですね。

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 これまでは経糸だけだったスペック染を、今シーズンは経糸緯糸ともに用いて、多様なチェック柄を表現しています。

桑村繊維
 テキスタイル5部1課とテキスタイル2部6課が出展しています。
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 上は5部1課です。マス見本のような先染めも見られるなど、「糸・染・加工」を工夫した様々な先染めが展示されました。
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 2部6課(写真右)では、綿100を中心に綿/リネンなど素材へのこだわりを感じさせる展示で、今回はとくにペル―ピマのシャツ地が目につきました。

カゲヤマ
 様々なシャツ地を中心とする先染めが見られる中、今季の人気はとくにインディゴ染めのサッカーといいます。
Img_66321 Img_66331jpg







杉岡織布
 緯糸8色が可能になったというエアジェット織機を導入し、先染め織物を充実させているといいます。
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 カラーボーダーのクレープ楊柳を豊富に展開していて、その優美な表情に魅せられました。

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