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2016年6月23日 (木)

2017春夏PTJ展 各社こだわりの差別化素材 ⑵

 先般開催された2017春夏「プレミアム・テキスタイル・ジャパンPremium Textile Japan 略してPTJ」では、有力テキスタイルメーカー96社が出展しました。そのうち10社が韓国や中国、タイなど外国企業で、日本市場への関心の高まりを感じさせます。

 参加各社の提案は、いずれも付加価値にこだわった差別化素材です。まとめるのはなかなか難しい作業ですが、それでも2017春夏素材を概観しますと、大まかな方向が見えてきます。

 主役は春夏とあって、やはりナチュラル感のある綿がらみの天然素材です。中でも注目されるのは、引き続き麻や麻混、紙繊維使い。合繊との複合も多く見られます。
 清涼感のあるタッチで、ドレープ性のある強撚ものや、パリッとした風合い、ペーパーライクな仕上げへの関心も高いようです。
 組織では先染めやドビー、ジャカード、とくにカットジャカードなど、見た目に変化のあるものが目立ちます。またプリントも復活傾向で、大胆なものが目を引きます。
 カラーは全体にブルー系が人気で、インディゴブルーやデニム、デニム調への興味も尽きません。

 そのポイントを絞り、各社ごとにご紹介していきましょう。

<ブルー&プリント>
久山染工
 ブースに観葉植物を配し、トロピカルな雰囲気です。
Img_65231
Img_65261_2  オパール加工の和紙プリントや立体的な表面変化のある興味深い素材に加えて、今シーズンは堰(せき)出し染を見せていました。
 これは友禅染めの技法で、蝋や特殊な糊を下地にプリントし、その隙間から染料を浸み込ませるという匠の技。ブルーの少し滲んだ染上がりが独特なナチュラル感を表現しています。

北高
Img_65591_2  パリのプルミエールヴィジョン(PV)に出展し、プリントデザインで感性に響くマーケットを掘り起こしているメーカーです。
 今季は、このPVでも人気を集めたフロッキープリントを前面に打ち出していました。
 細コールに見えますが、実はプリント表現です。

イマダ
Img_64841jpg_2 プリントテキスタイルで定評のあるメーカーです。
 ブースでは大胆な花模様の大柄コットンプリントが目につきました。白地の二色使いなど、色数を絞った洗練されたデザインです。

近江織物
 ロマンティックでエレガントな高級感のあるコットンの花柄プリントを展開しています。
Img_65031jpg Img_65021jpg
 綿100%ボイル               綿100%サテン

デザインハウス風
 大きな柄のパネルで、インパクトのあるプリントを訴求していました。
Img_65301_2
 Tシャツとのコーディネイト提案も注目です。

コッカ
11  様々なプリントがある中で、今シーズンはデニム調の打ち出しでした。

 正面にデイスプレーされていたのは、デニム&マリーンテーマのもの。一見、デニムや先染めに見えますが、実はインディゴ染めのプリントです。

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