« 2017春夏PTJ展 さりげないデニムや清新な先染め ⑶ | トップページ | 日本磁器誕生・有田焼創業400年「有田の魅力展」内覧会 »

2016年6月25日 (土)

2017春夏PTJ展 得意の技で付加価値素材 ⑷

 昨日のブログの続きです。
 先般のPTJでは、各社得意の独自技術を駆使した付加価値素材が提案されました。ここではジャカードを中心に、新しい表現のカットソーなど、ファッションを彩る光沢や透け感、凹凸感のある素材や、ナチュラル感を大切にしたモノづくりを紹介します。

<ジャカード&ファンシードビー>
ピアチェーレ
Img_65981  得意というからみ織りやジャカードは、洗練されたクチュール感覚あふれる綿複合素材です。ラメ入りやさざ波のような表面感、リボンヤーンを織り込んだカットジャカードの装飾性など、感性豊かな表現で完成度が高く、その技とセンスのよさに感動しました。
Img_65961 Img_65901








クロスジャパン  
 今季はプリントやジャカード、刺繍などの装飾要素を重ねた素材が注目されています。
 Img_65411_2意匠企画を得意とする同社では、今シーズンもバイヤーの差別化への動きに応えるファンシーなテキスタイルをたくさん打ち出していました。
 中でも人気があったのは、大きな花をモチーフにしたカットジャカードといいます。

丸増
Img_65211  洗練されたファッション性の高いテキスタイルが並ぶ中、売れ筋はジャカードといいます。

Img_65161jpg  プリントがストライプの間から見え隠れする、透け感のあるT/Cストライプ・オーガンジーも目につきました。

森菊
 三河産地の原点に返る多重織ガーゼを提案。
Img_65761jpg
Img_65721  生地を五重、六重に織り上げたものなど、ふんわりとやわらかい風合いが特徴です。

 またジャカードの新作も発表していました。

福田織物
 昨年導入したという24枚ドビー機で織ったワッフル織やハニカム織が人気といいます。
Img_65631  ドビーの限界に挑戦した織物ということで「ワンダー・リミ」と名付けています。糸は、綿100%で少し強撚をかけたものだそう。実は偶然に誕生した織物であるとか。
 そのふくらみのある風合いはストレッチ性もあり、ニットのようです。

<カットソー>
沼尻テキスタイル研究所
Img_66061  変化に富んだ匠の技で、注目のジャージーメーカーです。
 今シーズンはインディゴジャージーを充実させていました。
 右は綿100のカムフラージュ起毛と名付けられたもの。

 また左下はナイロンカールテリー、右下はタックジャカードです。
Img_66021jpg Img_66041








シマダテキスタイル
Img_66091_2  先染コンピューターニットで、無限の可能性を追求しているというニット生地メーカーです。

 高級感のあるインディゴジャージーやデニム風ニットの打ち出しが印象的でした。

フジサキグループ
 同社は繊維専門商社です。今シーズンはコットンのカットソーを大きく展開していました。
Img_65481_2
 クラボウの抗菌・抗ウイルス機能加工クレンゼの提案も見られました。

<ナチュラル感>
益久染織研究所
 木綿の本来の風合いを大切に、手仕事で手間暇かけて布づくりをしているメーカーです。
Img_65531jpg_2  
Img_65561  綿花栽培も手掛けているそうで、ブースではオーガニックコットンの手紡ぎや手織り風の和紡布、天然染料で染色したテキスタイルを提案していました。
 また製品も見られ、やさしい感触のソックス“あしごろも”に触れて、改めて手紡ぎ木綿の魅力に魅せられました。

オーミケンシ
Img_66151jpg  オーガニックコットン使いのグレー杢ジャージーを出品。
 この杢は、備長炭の超微粒子をレーヨンに練りこんだ「メランジェ」で、備長炭の中でも最高峰と言われる紀州産のものといいます。

 炭の持つ色合いがナチュラルな雰囲気を醸し出しています。

|

« 2017春夏PTJ展 さりげないデニムや清新な先染め ⑶ | トップページ | 日本磁器誕生・有田焼創業400年「有田の魅力展」内覧会 »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588192/63828785

この記事へのトラックバック一覧です: 2017春夏PTJ展 得意の技で付加価値素材 ⑷:

« 2017春夏PTJ展 さりげないデニムや清新な先染め ⑶ | トップページ | 日本磁器誕生・有田焼創業400年「有田の魅力展」内覧会 »