三陽商会で春色の青空写す「わたつむぎ」ストールを販売
先日、「三陽銀座タワー」へ行ってきました。三陽商会を代表するブランドが集まっています。その6階で今、展開されているのが「わたつむぎ(Watatsumugi)」ブランドです。
正面にミヤマケイ氏による「春色の青空写す」をテーマにしたインスタレーションが展示されています。藍甕から出てきた布が青い空の色に染まる様子をシンプルに美しく表現していて印象的です。
その後ろで、販売されているのが藍染めのストールです。この製品には栃木県にある「渡良瀬エコビレッジ」で同社社員たちが栽培し収穫した和綿が使われているといいます。綿100% で、和綿の割合は25%とか。糸は大正紡績、織物は土田織布、染色は徳島藍のBUAISOUと、すべて日本製です。サイズは80cm × 200cmで、価格は¥25,000(税抜)。来場者には綿の種子のプレゼントも行われていました。
同社は以前から社会貢献活動「tihink. SANYO」を行っていますが、これはその一つといいます。日本の伝統文化を育成し、サスティナブルな製品を提案していく、こうした取り組みが、大手アパレルのリードで始まったことに改めて感銘しました。
なお、この展示販売は7月24日までです。
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