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2016年5月20日 (金)

空へ、海へ、彼方へ―旅するルイ・ヴィトン展 旅の軌跡

Img_64661jpg_2  今、東京・紀尾井町の特設会場で開催されている「空へ、海へ、彼方へ―旅するルイ・ヴィトン展」に行ってきました。

 これはラグジュアリーブランドとして高名なルイ・ヴィトンの歴史を語る展覧会です。昨年末から年初にかけてパリで行われていたものをベースにしているといいます。

Img_64141  まずはルイ・ヴィトンの原点となっている旅行鞄からスタートです。
 右は1906年のもの。旅の真髄を体現する、モダンなデザインですね。

 旅のスタイルが船旅から鉄道の旅、空の旅へと進化するにつれて変化していく、本展ではその軌跡を辿ります。

 全てに豪華な旅支度、その連続に思わずため息が出ます。すばらしい演出に圧倒されました。

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Img_64311  右は20世紀初頭、旅客船での旅を背景にした展示です。
 ヨットやクルージングの流行で、制作されたスティーマー・バッグが見られます。これはもともとトランクの仕切りの中に折りたたんで収納することができるように、サブバッグとしてデザインされたもので、着用済みの衣類を入れておくためのものだったといいます。

Img_64331jpg_2  砂漠など、過酷な環境への旅や冒険旅行もルイ・ヴィトンは支えていたようです。
 写真のようなマットレス付きのベッド・トランクも制作されていたことがわかりました。

Img_64391_2  鉄道の旅では、トランクは寝台車の座席の下に潜り込ませることができるようにデザインされたのですね。ここでは機能的なトラベルバッグやガーメントバッグが、ニュートラルカラーのスーツやコートとともにデイスプレーされています。
 窓の風景が動くので、まるでアガサ・クリスティの小説「オリエント急行殺人事件」の列車にでも乗っているかのようでした。

Img_64411jpg  書斎のような重厚感あふれる「ルイ・ヴィトンの書の美学」のコーナーです。
 ルイ・ヴィトンは現代の通信手段が現れるはるか以前からデスク・トランクやライティングデスク、移動式オフィスなど手がけていたようです。 

Img_64581_2  日本とのつながりを感じさせるコーナーもありました。
 村上 隆や草間彌生、川久保 玲とのコラボバッグが並び、板垣退助や白洲次郎が使用していたというトランクなども展示されています。 
 
Img_64461_2  エリザベス・テーラーなどスターに愛用されたラゲージやドレスも出品されています。

 さらにマーク・ジェイコブズがデザインしたプレタポルテやニコラ・ジェスキエールによる新作コレクションなど様々。

Img_64651  最後に、職人による実演コーナーも設けられていて、興味深かったです。器用な手つきが印象的でした。

 まさにルイ・ヴィトンの集大成といった展覧会。撮影フリーで入場無料、6月19日までの開催です。
 ちょっと贅沢な気分を味わいに、足を運んでみてはいかがでしょう。 

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