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2016年4月12日 (火)

「香川手袋ラボ」展 「疾駆」テーマに義手のための手袋も

 先月行われたメルセデス・ベンツ・ファッションウィーク東京で、主会場となった渋谷ヒカリエにて、「香川手袋ラボ」16秋冬展示会が開催されました。

Img_46771  香川県東香川市は何と国産手袋の90%を生産する一大産地です。その原点は日本でメリヤス手袋の製造が始まった1888年だそうで、2014年に「1888手袋ラボ」を結成、「香川手袋」を産地ブランド化したといいます。
 今季展では、同市の手袋企業14社が「疾駆(シック)」をテーマに実験的で革新的な手袋を展示していました。
 アラン編みの無縫製手袋から、墨流し染や津軽こぎん刺し、会津蒔絵など日本の伝統工芸を取り入れたもの、片手300枚以上ものパーツをパッチワークして職人が3日かけて仕上げたもの、クロコダイルを縫い合わせた15万円のものまで、様々な手袋がディスプレーされていました。みんな「これは!」と思うものばかりです。

Img_46911  こうした中、興味を引かれたのが、筋電義手(左写真)への取り組みでした。
 筋電義手とは、筋肉を動かすときに発生する微弱な電力を読み取り、動作を制御する電動義手です。同ラボでは、これを開発したイクシー社と協働して、手の機能を補い拡張するための手袋づくりを目指しているといいます。

 日本から義手の世界に革命が起こっています。そしてそのための手袋プロジェクトが進められている、そのことに改めて感銘した展示会でした。

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