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2016年3月 2日 (水)

PVパリ結果速報 来場者数よりも来場者のレベルの高さ

 この2 月16 日(火)~18 日(木)開催されたプルミエールヴィジョン(PV)パリの結果速報がリリースされました。 
Thumbs_rb_0089  これによりますと、今シーズンは6つの見本市全体で、厳選された1,725 社(日本企業は総勢57社)の出展企業が提案する新たなコレクションや開発素材を求めて、55,025 名が来場したといいます。

 この来場者数は、前年同期が58,443人でしたから約6%減です。来場者はやや減少しましたが、しかしこの数以上に際立ったのが、インターナショナルな来場者(全体の73%を占める)のレベルの高さだったとか。実際今期は、経費や体制的な理由もあり、各社は見本市に送り込む人員を絞り込んだようです。それがとくに顕著だったのが日本で、テロ事件を警戒しチームの規模を縮小しました。とはいえ、アジアの来場者は全来場者の9%と依然として多く、日本は1,258 名とアジア圏内で来場者数トップをキープしています。中国は、経済成長の鈍化や春節の影響を受けながらも1,234 名が来場し、韓国からは816 名が来場したといいます。
 北米圏からは2,070 名を超える来場があったとのことで、明らかに増加。ニューヨーク・ファッションウィークと開催時期が重なったUSAからも、1,847 名が来場しています。
 トルコは2,311 名で、国別来場者数で6 位。また来場者数の減少傾向が続いていたロシアも初めて増加に転じ500 名近くが来場したといいます。

 全般に来場者は遠い国よりも近い国からの来場が目立ったようで、全来場者のうち78%がヨーロッパからの来場です。フランス国内からは15,070 名が来場しトップ。次いでイギリスの6,434名、イタリアの6,312 名、スペインの3,620 名です。ドイツは少し減少し2,744 名。これに北欧諸国が続きます。

 今シーズンは、バイヤーの数は確かに減りました。しかしこの見本市にやって来たバイヤーは、バイイングに影響力のある意思決定権者、クリエーター、発注権者が多く、それだけにじっくり時間をかけて商談できたという出展社が数多くみられました。
 商談は来場した人の数ではなく、来場者のレベルの高さということを改めて認識したPVパリでした。

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