AW16/17ツカサミカミ 「他者の苦痛へのまなざし」に着想
2016~17年秋冬メルセデスベンツ・ファッションウィーク東京(MBFWT)が、14日開幕し、トップを飾ったのが「ツカサ ミカミ(TSUKASA MIKAMI)」。手掛けるのはグラフィックデザイナーでもある三上 司氏です。
今シーズンもインスタレーション形式で、スーザン・ソンタグの著書「REGARDING THE PAIN OF OTHERS(他者の苦痛へのまなざし)」」に着想した、社会性のあるメッセージを発信しています。
印象に残るのは、ミリタリー調のルックです。カーキ色の迷彩柄に清純な白い花柄をのせて、平和をイメージしているようです。
男女の別のないユニセックスなラインで、ロング丈のストンと落ちる端正なシルエットが美しい。戦争のない社会への思いを、ミニマルなデザインで表現していました。
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