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2016年2月12日 (金)

ミラノウニカ 新メイド・イン・イタリーへのマニフェスト

 ミラノウニカ初日の夕べ、新会長エルコレ・ポット・ポアーラ氏の就任を祝うイベントが催されました。
Tn_0045_evento_milanounica_photo_by  この会の始まりに、同氏とジャーナリストのシモーネ・マルケッテイ氏との対談が行われ、新メイド・イン・イタリーに向けたマニフェストが発表されました。すべてイタリア語で通訳なし----。私はさっぱりわからず完全にお手上げでした。

 翌日、この英文リリースがインターネットで公開され、記者会見も行われました。

 これによりますと、ミラノウニカはこの9月展から大きく変わることになります。ファッションシステムが急激に変化する中、発信されたキーワードは「エクセレンス」です。これは「ラグジュアリー」のことで、「エクスクルーシビティ(排他性)」があるというだけではない、もっと広い意味でのハイ・クオリティを表現します。 
 またこれからはイタリアの独自性に焦点を当て、独断に陥らず、グローバル化に対応していくことがミラノウニカ再生の方向と強調していたことも、印象的でした。

 さらに9月展の会場となるロー見本市センターのレイアウトに関しても次のように発言されました。従来のモーダインやイデアヴィエラ、シャツアヴェニューの枠組みは変わらない。新規にガーメントの見本市「オリジン」が加わり、皮革見本市の「リニアペレ」ともコラボするそうです。
Index  この後届いた図面が左です。広いフラットな空間で、各見本市間の風通しがよくなり、往来しやすくなるようです。

 海外勢の参加については、これまで通り日本と韓国のみです。ボーダーのないオープンな見本市を目指すといいながら、中国企業の出展はまったく考えていないときっぱり。これについて質問した中国人プレスはちょっと唖然とした表情でした。

 最後に初日の来場者数が8%アップしたというのにも、少し驚きました。というのも今回、日本人バイヤーが少ないと感じていたからです。
 とはいえテロの影響もなく、今年は好天にも恵まれ、昨年雪にたたられたのが嘘のように明るい。
 ミラノウニカは新会長のもと、生き生きとした見本市に盛り上がっている様子です。

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