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2016年2月13日 (土)

2017春夏ミラノウニカ 4つのストーリーで装飾性を訴求

 2017春夏ミラノウニカのトレンドエリアは、モーダイン・ファブリックのほほ真ん中付近に位置しています。Tn_directions_ss17_ph_by_erdna_00_3 その中央はギャラリーのような空間に設えられ、洗練されたモダンアートの世界に入り込んだかのような気分にさせられます。

 ここで発表されたのが次の4つのトレンドストーリー、ABYSS(深淵)、NATURE AND ARTIFICE(自然と人造)、AFRICA PUNK (アフリカ・パンク)、PSYCHO BIT (サイコ・ビット) です。

 各社のサンプル約1300点がこのストーリーに従って仕分けされ展示されました。 
Tn_0005_milanounica_201602_photo_by 全体を通して言えることは、プレーンなものが何もないということです。ミラノウニカのアートディレクター、ステーファノ・ファッダ氏によると、2017春夏はそれぞれのストーリーで装飾性が訴求されるシーズンといいます。実際、糸使いや織り方・編み方、柄加工など、表面感の豊かなものが増えています。一見ベーシックも、どこかに微妙なニュアンスのファンシー性が採り入れられていて、新鮮な驚きを感じるものが多く、飽きさせません。

Tn_0005_area_trend_abissi_dsc00959_  ABYSS(右)は、深い海の底をイメージし、様々なブルーとコーラルが重要。内省的な傾向を反映するストーリーです。

Tn_0006_natura_e_artificio_dsc009_2  NATURE AND ARTIFICE(左)は、自然と都会のビル群を一体化させたグループ。カラーはグリーンやグレー、茶系に注目します。


Tn_0002_area_trend_africa_punk_dsc0 AFRICA PUNK(右)は、アフリカン・エスニックとパンクロックを併せ持つテーマ。メタル装飾と、イエローと黒がポイント。

Tn_0010_area_trend_psico_bit_dsc0_2  PSYCHO BIT(左)は、コンピューターのデジタルな雰囲気。クリアなカラーパレットです。

 
 
 カラー提案はストーリーごとに8色ずつのカラーハーモニーを意識した32色構成で、光沢で表現されるのが、ABYSSとPSYCHO BIT、マット(艶消し)なのが、NATURE AND ARTIFICEとAFRICA PUNKです。

 また市場性から最も人気を集めたのが、NATURE AND ARTIFICE、次いでAFRICA PUNKといいます。
 洗練されたアートな装飾気分いっぱいのトレンドエリアでした。

 

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