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2016年1月

2016年1月31日 (日)

村井弦斎「食道楽」から明治の料理の世界へ

 先日、東京・恵比寿の「写真集食堂めぐたま」で催された「身体に美味しい文化講座」に参加しました。明治時代に大ベストセラーとなった村井弦斎の小説「食道楽」のお話と、この小説に出てくるレシピを再現したお料理を味わい、楽しくて美味しいひとときを過ごさせていただきました。
 「食道楽」は、明治36年1月から1年間、報知新聞に連載され大人気を博した実用教訓料理小説で、村井弦斎の代表作です。
Cimg05411 弦斎と縁の深い神奈川県平塚在住の元TBSプロデューサーでいらっしゃった河内 紀氏が、「明治を味わう〜村井弦斎と三代の女性たち」をテーマに語られました。
 弦斎は当時一貫して女性に目を向け、ごく身近で役立つ情報を、楽しみながら伝えようとしていたようです。「食道楽」には、日々の暮らしへの大切な思いが込められているといいます。これも明治期に米国に留学し、ハウスボーイとして働いた体験が生かされているのでしょう。
 ちなみに記事には「食道楽」に「くいどうらく」とルビがついています。しかし河内氏は「しょくどうらく」とも読まれていました。同氏によると「くいどうらく」というとよりグルメ的で、「しょくどうらく」は家事全般における食生活の意味合いが強くなるとのこと。臨機応変に使い分けているそうで、納得です。
 なおかつて平塚にあったという弦斎の住まい跡は公園になり、毎年9月に「村井弦斎祭り」が行われているそうです。我が家からそう遠くない場所ですし、いつか行ってみたいと思います。

 この後は食事会となりました。
 料理はめぐたまのオーナーが「食道楽」の600種類以上もの食材・料理の中から、選び抜いたメニューを蘇られせたものでした。
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 豚肉を茹でて刺身のようにアレンジした「豚のさしみ」や、ご飯の入った「米のコロッケ」、「南瓜の胡麻酢」、「サラダロアイヤル」、「鶏の摺立汁」、山椒が辛いので泣きながら食べるという「まぐろ泣きごはん」。デザートは、脚気に効く「糠のカステラ」に、お腹の掃除をするという「炭ビスケ」です。
 いずれも美味しくて、身体にもよいと思われるものばかり。明治の時代にタイムスリップしたような、食の世界を満喫しました。

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2016年1月30日 (土)

鎌倉で河津桜がもう咲き始めました!

 早咲きの桜で知られる河津桜が、もう咲き始めました。
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Img_22241  ここは鎌倉市長谷にある御霊神社です。一昨日、寒気の晴れ間に思い立って行ってきました。
 ひっそりと佇む境内で、ピンク色の花をつけています。最初は紅梅と思ったのですが、河津桜の表示で気づきました。花はソメイヨシノよりも少し大きく、色は濃い目です。
 春の足音が近づいているのを感じます。

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2016年1月29日 (金)

「匠の展示会」 産地の匠が集結し技を競う

 「匠の展示会」とは、マツオインターナショナルが主催する全国の産地とアパレルをつなぐ展示商談会です。このところの国産への流れを受けて、同社が11年前に産地活性化の目的で開催した「匠の会」を再開させたものといいます。
 先般13〜14日、同社東京本社に新潟の見附、小千谷、倉敷、掛川、浜松、桐生、尾州、富士吉田、丹後などから産地の匠、15社が集結し、技を競い合いました。
 アパレルなど新顧客との出会いや情報交換などで盛り上がっていたようです。
 とくに気になった注目の匠をご紹介します。

〇匠の夢 (新潟県見附市)
Cimg04731  本展の主催者であるマツオインターナショナル傘下の織布メーカーで、綿や綿/麻混織物を中心に、独創的なジャカードや加工の素材を生産しています。このブログでも度々取り上げてきました
 右は、不規則な斑模様の柄行きが目新しいジャカード織です。

〇クロスリード (新潟県見附市) 
Cimg05301_2  世界でここにしかないというマンガン絣を手がけるメーカーです。マンガン絣は、大正時代に見附で開発された技術といいます。手間のかかる織りではなく染めの絣なので、手軽に絣模様を楽しめるようになったというわけです。とはいえ非水溶性のマンガンを繊維中に均一に含浸させる工程は、まさに匠の技!

〇吉田整理 (新潟県見附市) 
Cimg05241_2  立体感のある不規則な表面感のニットに目を奪われました。
 同じ新潟県の栃尾産地展に出展していた栃尾ニットとコラボ関係にあると伺い、栃尾ニットに一目置いていた私も納得です。様々なメーカーが同社の技術に敬意を表していることがわかりました。

〇トシテックス (群馬県桐生市)
Cimg0493_2  日本にこんなメーカーがあったとは! 何しろありとあらゆる織りの技術を駆使して、この世にないテキスタイル開発に取り組まれています。聞けば聞くほどすばらしい、その技術力に感動しました。
 右上のプリーツは後加工ではありません。織りで、縦にも横にもプリーツを演出しているのです。 
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 スパンコールやチェーンを織り込んだユニークな織物(左)や、真綿をサンドイッチしたオーガンジー(右)など様々。

〇TEX BOX  (群馬県桐生市)
Cimg05001  桐生のテキスタイル展で、「楽しい布地」を見せてくれるのがこのメーカーです。そのニードルパンチと縮織によるクリエーションに、いつも注目しています。
 今回は、シックな雰囲気に仕上げたグラデーション・ボーダー(右はその一部)を見せていました。

〇フジックス (岡山県倉敷市)
Cimg05011  デニムの聖地といわれる倉敷で、デニムやカジュアル素材&加工企画販売を手掛けるメーカーです。
 デニムやコーデュロイに撥水加工を実演し、人目を引いていました。「ロータスオーバー加工」と名付けたこの加工は、「蓮の葉を超えた」撥水・撥油・防汚効果があるといいます。

Cimg05111  またストレッチ性抜群のしなやかなデニムも開発。
 ストレッチ性60%、伸長回復率95%で、ジュン・アシダで採用されたとのこと。右はそのジャケットです。なお混率は綿65/ポリエステル33/ポリウレタン2。
 他にもアンティークブロンズ・デニムなど、世界初を謳っていてびっくり!

〇田勇機業 (京都府京丹後市)
Cimg05201  丹後ちりめんの織元です。実は5年前に同社を訪れ、工場見学したことがあります。この秋にも「tango twist糸と織のリズム」展(このブログ2015.11.27付け)に出品されていました。
 本展は初めてだそうですが、よい繋がりができるといいですね。

〇奥田染工 (東京都八王子市)
 シルクスクリーンプリント(手捺染)のメーカーで、デザイナーブランドとコラボし、オリジナルなモノづくりを提案されています。
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 染色を学ぶ実習会「奥田塾」も開かれているといいます。

〇みはに工房 (埼玉県所沢市)
   手捺染や型染の染色家の工房です。Cimg04821
 自然が大好きとのことで、生き物の虫や雑草などをモチーフにコットンプリントを手がけていて、インテリア小物などを制作されています。

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2016年1月28日 (木)

コレクションフランセーズ展 オーガニック綿の柄織ストール

 「コレクションフランセーズ」展は、アクセサリー関連のフレンチブランドが集う展示会です。その第45回展が、昨日このブログでお伝えしたモード・イン・フランス展と同時開催されました。
 出展したのは新規5社を含む25社です。来場者は東京・大阪合わせて1,000人と発表されています。テロの影響でパリへの出張を取りやめたというバイヤーも多く、会場はいつものにぎわいを見せていました。

Cimg04201  全体にファンシージュエリーが多い中、私の注目はやはり繊維製品です。中でも今回目にしたのがレトル(LETOL)のオーガニック綿のストールです。その歴史を感じさせるジャカード柄に惹かれました。

Cimg04181  ロココ調の更紗柄など、フランスらしい物語性があります。シュリンク加工されてナチュラル感を出しているところもヴィンテージな情緒たっぷり。

 柄織で表裏どちらも使えて合わせやすく、綿100%だから一年中使用できるのもいいですね。
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 同社はリヨンに創業し、環境にやさしい素材とフランス製であることにこだわっているといいます。こういうメーカーに出会えるのも展示会に行く楽しみです。

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2016年1月27日 (水)

2016/17年秋冬モード・イン・フランス展 パリに先駆け発表

 第40回モード・イン・フランス展が、この13〜16日、東京・恵比寿のホテルで開催されました。出展したのは、プレタポルテや服飾雑貨の55ブランドで、昨年同期に比べ3社減でしたが、新規に出展した5社をはじめ、いずれも好評だった様子です。
 パリに先駆けて、2016/17年秋冬を象徴する5つのアイテムが、フランスのトレンド分析の第一人者であるネリー・ロディ社より特別に提供されたことも、仕入れ関係者には朗報だったと思われます。

 その一つがファー使いのショートコートです。
Scan0399  今シーズンはコートに軽快なショート丈が復活してくるようです。

 右はアケザ(AKHESA)のカタログに掲載されていた写真です。ふんわりとしたファーが女性らしい雰囲気を醸し出しています。

Cimg04531  また初出展したマックス・エ・モワ(MAX&MOI )も注目されます。
 左のようなファーをあしらったパーカなど、コンテンポラリーでシックなアイテムが揃っています。

 もう一つ目立っていたのがフォークロア調のニットです。
Cimg04381 様々なものが見られる中で、とくに人気を集めていたのが、初出展のステラ・パルド(STELLA PARDO )でしょう。
 製品はパリでデザインされた後、ペルーのリマにあるコミュニュティの編み職人たちの手で、すべて手作業でつくられているといいます。ベビーアルパカやピマコットンといった上質な素材が使われていて、カラーもやわらかいパウダートーン。手の温もりが伝わってくるような、優しいふくらみのあるニットです。Cimg04441

 この他、昨シーズンから続くガウチョパンツロマンティックなブラウスコロール(花冠)ラインのスカートが挙げられていて、今秋冬のファッションを華やかに彩ることになりそうです。

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2016年1月26日 (火)

さようなら! 「カマキン」最後の展覧会

 神奈川県立近代美術館鎌倉館は「カマキン(鎌近)」の愛称で親しまれてきました。私も何度も訪れた思い出のある美術館です。
Imgp76151  このカマキンがこの31日に閉館します。ここは日本初の公立の近代美術館だったそうです。ところがこの敷地を所有する鎌倉八幡宮との借地権契約が失効し、今年度で美術館としての使命を終了するといいます。
 このことをNHKの「日曜美術館」で知ったときは、愕然としました。でも後で建物は残ると聞いて、少し安堵したものです。

Cimg06161_2  ともあれ終わる前にもう一度、と思い、先日行ってきました。チケット売場は長蛇の列で、館内も人でいっぱいでした。この日は中庭で水谷 勉館長のトークがあったのです。

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 館長は、中庭に鎮座するイサム・ノグチの名作「コケシ」(1951)のエピソードを明かされました。これはイサム・ノグチが李香蘭(山口淑子)との結婚を祝って制作したものだったそうです。しかしその後二人は離婚し、この彫像のことも忘れ去られたといいます。
 あの偉大なイサム・ノグチにもそんな苦い体験があったのですね。
 また坂倉準三により設計された名建築について、「手を離れても、建物があることで、若い人たちに伝えられることがあると信じている」と語られました。これからもよい使われ方がされるように、私も心より願っています。

Cimg06351  最後の企画展「鎌倉からはじまった。1951-2016 PART 3:1951-1965」では、佐伯祐三や梅原龍三郎、古賀春江らの絵画の名品や、静かな空間に佇む彫刻と平家池の借景を楽しみました。

 別館ではイサム・ノグチと親交のあった北大路魯山人の作陶やピカソの陶芸作品などの展示もあり、同館の見事な所蔵品の数々を堪能した一日でした。

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2016年1月25日 (月)

「渡辺弘子“布絵”展」 若狭の漁村の暮らしを古布で綴る

 「渡辺弘子“布絵”展」が東京・青山のふくい南青山291で、31日まで開催されています。福井県美浜町出身の渡辺弘子さんの、東京で初めての“布絵”展です。地元、若狭地方の古き良き漁村の暮らしを、古布で綴った“布絵”を制作し続けていらっしゃいます。
Cimg05741_2  渡辺さんは、テキスタイルツリー代表で「つなぐ通信」編集長の成田典子さんの義姉に当たる方です。私はこの成田さんのご招待で、初日のオープニングに招かれ、郷土料理を堪能させていただきました。

 会場には、今でも続くお祭りや神事などの伝統行事をはじめ、そこに暮らす人々の姿を映す愛情豊かな作品がいっぱいです。
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Cimg05781 都会ではもう見られない懐かしい風景に心温まる思いがします。
 使われている布は、何とも素朴な布地ばかり。渡辺さんによると、見捨てられていた木綿や麻の着物の古布だそうです。縫い物が好きで、洋裁も和裁もできなかったけれど、布きれで何かつくれないかと、独学で始めたといいます。絵の構図の大胆さや今にも動き出しそうな人物の活写がすばらしく、その繊細な針仕事の技にも驚嘆させられました。

Cimg05971  「暮色」と題された作品です。戦地から復員された父上と対面した時の思い出を描いたものだそうです。この橋は昔の夏の夕涼みの場で、夕暮れ時には恋人らしき男女の姿も見られたとか。小粋な、微笑ましい情景です。

Cimg05941_2  ほんのり頬を赤く染めた男女の仲むつまじい様子が描かれています。 

 
 

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 「紺絣さまざま」。この漁師町はかつて行商の盛んな集落で、各地の様々な藍染め絣の商売もされていたとか。このような紺絣を着た美人がたくさんいた町だったのでしょう。

 

Cimg05991  あじの干物は、本物そっくりに細かい小骨まできちんと表現されていて、驚きました。

 2014年にフランスのボージョレ展に初出展し好評を博したという渡辺弘子さん。作品のほとんどは英訳付きでした。若狭町の町を挙げての支援もあるようですし、布絵作家として海外へのさらなる飛躍が期待されます。

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2016年1月24日 (日)

UNIFA新年会「アイエムユー」 新大人ブランド立ち上げ発表

 ユニバーサルファッション協会(UNIFA)の新年会が、14日、東京・青山のレストラン「ラルティザン(l’artisan)」で、約40名が参加し開催されました。
 岡田たけ志理事長の挨拶があり、パーティがスタート。野菜を中心としたビュッフェ料理に舌鼓を打ちながら、和気あいあいとしたひと時が流れた後、会長ご自身が社長を務める「アイエムユー」の新大人ブランドの立ち上げが発表されました。

Dsc_00571  ご担当は、同社MD部デザイナーの横木みち子さんです。ビジュアルデータと実物サンプルを見せながら、わかりやすく解説されました。
 コンセプトは新しい大人世代、つまりプラチナ世代と呼ばれる女性たちが、お出かけしたくなるようなファッション性の高い服づくりです。その服を着ると、背筋を伸ばして胸を張って歩きたくなるようなファッションを目指すといいます。
 このため現在、75歳の女性の体型で工業用ボディを開発中で、このボディは来月完成の見込みとか。従来のシニア人台では、背中が丸くなり過ぎて、現代シニアに合わないのだそうです。体型をカバーし、できるだけ姿勢をよくすることを考えてつくっているといいます。
 パターンも工夫し、通常よりカーブをつけて腰を包み込み、ヒップアップ効果を考慮。またアームホールを大きくとって袖を通しやすくするとともに、二の腕は太く見えないように、またバスト位置も低くならないように設計し、大きめの斜めボタンホールにして嵌めやすく、パンツもサイド・コンシールファスナーで脱着が簡単といった細部にまでこだわった仕様にするとのこと。ピンクやオレンジといった気分が明るくなる色を採り入れて、素材から縫製まで、できる限り日本製でいくとも。
 ブランド名は未定ですが、この秋には2017年春夏もの展示会を開催する予定だそうです。

 超高齢社会を迎え、装いに関心の高いアクティブシニアが増えています。それにも関わらず、アパレル業界の対応は遅い、と思っていました。ですから余計に期待は大きいです。今後にエールを送ります。

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2016年1月23日 (土)

西印度諸島海島綿協会 賀詞交歓会 幻の最高級綿デビュー

 恒例の西印度諸島海島綿協会の賀詞交歓会が14日、東京・八重洲の日東紡ビルで開催され、今年も行ってきました。

F10000011  田中大三 理事長の挨拶の後、ジャマイカ大使館のアリコック大使からのメッセージやご来賓の祝辞があり、最後に副理事長の八木原 保氏から、幻の海島綿、「V13」号のデビューが発表されました。この春、三越伊勢丹の有力3店舗で、その製品が発表されるといいます。
 これは綿繊維の最高峰といわれる品種で、かつてセントビンセント島で栽培されていたものだそうです。生産性が悪いことから中止されていたのですが、それをユカタン半島の小国、ベリーズにある日東紡の農場で復活させたといいます。
 どのような感触のものか、楽しみです。

 ご来賓の祝辞の中で、「今年はバルバドス島に日本大使館がオープンする」と伺いました。日本政府はカリブ海諸国との交流に力を入れようしている様子です。また今年は「申年」とあって、「『申』に『人』で『伸』の字になることから、人の力で伸びる年になる」とのお話もありました。そんな良い年にしていきたいですね。

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2016年1月22日 (金)

「竺仙」 創業した浅草の地に戻って展示会

 浴衣や江戸小紋で名高い「竺仙」の展示会が、7-9日、東京都立産業貿易センター台東館で行われました。テーマは「江戸の涼風」で、今年は場所を創業の地である浅草に移しての開催でした。
Cimg03161  会場正面には、浅草寺仁王門に掛けられている「小舟町」大提灯を染めた綿布が飾られていました。同社は現在、日本橋小舟町が本拠地で、毎年「小舟町」名を大書した大提灯を奉納しているといいます。この展示は浅草への復帰を記念するもので、「江戸の粋」を現代に蘇らせる、竺仙の心意気を感じさせられました。

 ご担当者のお話によると、浴衣は最近、青が復活する傾向にあるといいます。Cimg03261jpg 伝統への揺り戻しがきているようで、竺仙のような大人の雰囲気のある浴衣に目が向き始めているようです。華やかな色使いのものも豊富にデザインされていますが、柄行きが竺仙の古典柄なので、しっくりと落ち着いた感じに見えます。
Cimg03251  素材では涼やかな綿絽が人気だそうです。とくに緯糸を7、5、3で織った乱絽が好評とか。不規則な絽目の透け感が、風流な趣をかもしだしています。
(写真左)


Cimg03281 江戸前浴衣の代表といわれる「長板中形」も出品されていました。工程は小紋染めとほぼ同様ですが、一つ大きく異なっているのが、型付けを表裏両面にすることです。これにより染め上がりの絵際がきっぱりとして、藍が引き立ちます。
 それにしても寸分違わず表裏に型付けをするには、高度な技術が必要です。この技術を保持するのは、今では東京・八王子の小紋中形藍染工場の野口 汎氏、ただ一人といいます。Cimg03291
 会場では以前このブログ2014.1.15付けで紹介した後継者の息子さんがいらっしゃり、点描のような染め(写真左)を見せていただきました。その繊細そのものの匠の技に、改めて感銘しました。

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 この他、絹紅梅や小千谷縮など、様々な着物を見せていただき、その中に「キティちゃん」に加えて、若者に人気の「ウルトラマン」浴衣があって、びっくり!これに続いて「鉄腕アトム」浴衣の企画もあるそうです。
 そこには伝統をひたすら守るというのではない、新しい視点を盛り込んでイノベーションする竺仙の姿がありました。だからこそ天保の時代から150年も生き続けている老舗なのですね。そんなことをしみじみ思った展示会でした。

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2016年1月21日 (木)

第3回全国アパレルものづくりサミット

 第3回全国アパレルものづくりサミット(「日本発ものづくり提言プロジェクト」実行委員会主催)が、昨年12月12日、東京・渋谷区の文化学園で開催されました。
 メインテーマは「世界が求めるメード・イン・ジャパンのこれから ― 挑戦する『日本製』。国内需要と輸出の創造・拡大へ」です。
 企画趣旨にもありましたが、海外からの観光客はもとより日本の消費者にも、「メード・イン・ジャパン」志向が強まっています。にもかかわらず衣料品分野で日本製はなかなか見つからない。日本のアパレル産業の構造や考え方に問題がありそうです。
 この内需と輸出の創造と拡大のために、求められているのが繊維・テキスタイル・アパレルの力を生かした垂直統合型のビジネス戦略なのです。今回のサミットでは、従来の産業の枠組みを超えた新しいアパレル産業づくりに焦点が当てられました。

Img_70602_2  パネルディスカッションに先立つ基調講演で、経済産業省製造産業局の寺村英信繊維課長が登壇。「MADE IN JAPAN再生へ。日本政府の政策と現実、今後の課題」をテーマに講演されました。 

 まずは「繊維アパレル産業について感じること」と題して、業界を一刀両断。胸のすくような思いで聞かれた方は多かったのではないでしょうか。たとえば他産業と比較して繊維アパレル産業は、①合理的でない―産地では付加価値の高いものをつくろうと工程に手間をかけても、工賃に反映されない仕組みがある。プロパーで売れない製品をつくり、バーゲンを前倒しするのも不可解。またオーバーストア化させておいて赤字というのは不合理。②フェアでない―委託販売や返品制がスタンダードとなっている現状は他ではほとんど見られない。手形取引がまだ40%もあるが、これは国際的に通用しない。③バリューチェーン全体を見ていない―全体像を俯瞰して見ている人が少ない。④差別化していない―アッパーミドルがいいといえば皆が同じ市場を向き同質化している。⑤国際的視野がない―海外市場に目を向ける人が少ない。⑥ビジョンがないなど。
 次にアパレル産業をとりまく環境変化を、歴史を追って分析。繊維製造業は2013年、事業所数で4万件、全製造業の約1割を占めています。しかし出荷額は2.9兆円で1.3%と、出荷額が小さいのが特徴。従業員数のピークは1970年、事業所数のピークは1980年、出荷額のピークは1990年で、90年代以降、生産拠点が海外移転し、事業所数は現在、ピーク時の4分の1に減少してしまったといいます。
 目を移して国内衣料品市場の方を見ると、リーマンショックで縮小したものの、その後継続して拡大しています。消費者の衣料消費は増加しているのです。ところがこれまで海外生産の中心地だった中国で製造コストが上昇。この輸入単価アップで、2014年頃から国内生産への回帰が言われるようになりました。しかしこれがなかなか表にあらわれてきません。同氏は日本への追い風が吹いている今こそ、これを活かして、サプライチェーンの再構築を考えるときが来ているのではないか、といいます。とくに自社工場を持つザラの仕組みを推奨されていたのが印象的でした。
 さらに昨年スタートした日本の技術と美意識の証とされるJ∞Qualityについても言及。昨年末までの認証企業件数は405社と予想以上。しかし認証商品は172品番で見込み数に届かなったと述べ、今後は素材・縫製などと連携し、新ラインをつくって欲しいと要望。
 最後に日本のアパレル輸出が極端に少ないことに触れ、業界全体で意識を変えていく必要があると期待を込めて、締めくくられました。

 辛口なお話もありましたが、これを激励の言葉と受けとめて、「日本発ものづくり」のさらなる推進を願っています。

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2016年1月20日 (水)

M&Oパリ 9月展 履けるお寿司?----にびっくり!

Img_28951  海外ではお寿司がブーム。とはいえこれは美味しそうに見えて食べることはできません。お寿司そっくりのソックス「スシ・ソックス(SUSHI SOCKS)」なのです。

 この履けるお寿司?----を手がけるのは、日本のポップカルチャーを世界に発信しているTokyo Otaku Modeです。「メゾン・エ・オブジェ(M&O)」パリ9月展に初出展していました。
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Img_28981  ブースでは、スタッフが寿司職人よろしく、ソックスをくるくる巻くパフォーマンスを見せて、びっくり! 寿司ネタは様々あって、太巻きもできます。

 私も試しにやってみて、誰でも簡単につくれると思いました。棚や引き出しを寿司バーのようにアレンジしてみるのも楽しいでしょうし、ギフトなら、その遊び心が喜ばれそうです。

 スシ・ソックスとは、日本人ならではのオモシロ・グッズ。海外での人気ぶりがうかがえます。

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2016年1月19日 (火)

M&Oパリ9月展 「タナバタ」スカーフの軽やかな透け感

 「メゾン・エ・オブジェ(M&O)」パリ9月展で、カットワークの軽やかな透け感が優美なスカーフを目にしました。
 これが「タナバタ(TANABATA)」スカーフです。手掛けるのはデザイナーの黒石恵子さん(写真)。
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Img_29121  七夕のオリガミ細工「網飾り」を布で表現したもので、垂らしたときの立体的な網目が、和モダンな風情をかもし出しています。素材はシルク羽二重が中心で、ときに綿ローンなども使われているとのこと。繊細な濃淡の彩りがエレガントで美しく、大版のものをブラウスのようにまとってみるのもおしゃれです。  

 1995年にご自身の名前を持つテキスタイルブランド「ケイコクロイシ (KEIKO KUROISHI)」を立ち上げた黒石さん。このスカーフは同ブランドの代表作で、ニューヨーク近代美術館(Moma)など世界の一流ミュージアム・ショップでロングセラーとなっているといいます。そして今では日本の百貨店でも定番的なアイテムとして高く評価されているのですね。

 ところでこの26-28日、東京・銀座松屋のマロニエ館で、「KEIKO KUROISHI スカーフとテキスタイル展」が催されるとのことです。初のランプシェードの紹介もあるそうで、ご活躍が楽しみです。

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2016年1月18日 (月)

M&Oパリ 9月展 天然木スライスシート製品に注目

 「メゾン・エ・オブジェ(M&O)」パリ9月展で、以前取材したことのある天然木製のバッグのブランド「monacca」を、クルツ(Qurz Inc.)のブースで見つけました。
Img_28621_2  これは高知県馬路村の杉の間伐材を利用したもので、木材を薄くスライスし、何層にも重ね合わせて、防水用エコウレタン塗装を施した、軽くて丈夫なバッグです。
 このバッグを開発したプロダクトデザイナーの島村卓実さんにブースでお会いし、インタビューしました。木なので傷がつきやすいのでは、と伺いましたら、樹脂含浸されて、引っ掻き傷に強いといいます。
Img_28611  
 またご自身がデザインした「WOODUM」ブランドのテーブルマットを紹介されました。
 水をこぼしても浸み込まず、抗菌性にも優れているため、テーブルマットとして最適とか。
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Img_28671  木の葉型のマットからは、木の香りが漂ってくるようでした。そこにはどこか懐かしい、新しい木のカタチがありました。

 材料はウォールナットで、0.2mmの薄さにスライスしたシートを特殊加工したものといいます。折り曲げたり縫製したりもできるので、クッションなどやわらかい用途(何と衣服用)にも使えて、世界の注目の的になっていることを、後で知りました。
 日本の技術のすばらしさを改めて思います。

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2016年1月17日 (日)

M&Oパリ 9月展 小松精練インテリア市場に初参入

 世界に冠たる先端テキスタイルメーカー、小松精練が「メゾン・エ・オブジェ(M&O)」パリ 9月展に初出展し、インテリア市場への参入を印象づけていました。

Img_28421  ホール8のブースでは、「エコ」「ナチュラル」「リアル」をテーマに、同社のデジタルプリント生地による「森林」の風景画をモチーフにしたカーテンや、切り株をイメージした椅子、地面に植物を敷きつめたと錯覚するようなラグ、ヒノキや白樺、苔をモチーフにしたランプシェード、また玉ねぎの色素で染めた超硬質素材のトートバッグなどを提案。
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 椅子は本物の切り株にそっくり! 
 樹皮も年輪もプリントなのに、木の香りが今にも漂ってくるようでした。

 今後の新規市場開拓が注目されます。

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2016年1月16日 (土)

M&Oパリ 9月展 「フローティング・フラワー・ガーデン」

 一昨日のこのブログ2016.1.14の続きで「メゾン・エ・オブジェM&O」パリ 9月展をレポートしていきます。

Scan03981  M&Oには日本企業も多数出展していました。その中でとくに人気を集めていたのが、ウルトラテクノロジスト集団、チームラボの「フローティング・フラワー・ガーデンFloating Flower Garden― 花と我と同根、庭と我と一体」です。展示場となった「リュクス、デザイン&空間デザイン」のホール7入口付近では、入場のための長い行列ができていました。

 右はそのときの案内状です。

 ガラス越しに見ますと無数のランの花が天井から吊るされています。人工ではない生花と思いましたけれど、まるで空中に浮かぶ花園のようでした。中に入ると目の前の花が動き出し、前に進むごとに上がり、振り返ればまた下がっていく。花と一体化するような不思議な体験をしました。
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 チームラボは、この1月展では「What a Loving and Beautiful World/世界はこんなにもやさしく、うつくしい」と題された展示を行うといいます。書家・紫舟とのコラボレーションで生まれたインスタレーションで、M&Oの目玉になりそう。私は見に行けなくて残念ですが、日本のデジタルアートここにあり、ですね。

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2016年1月15日 (金)

ランジェリー展“秘密のワードローブ〜 Meet Lingerie〜”

 日本ボディファッション協会(略してNBF)主催の「ランジェリー展“秘密のワードローブ ~Meet Lingerie~”」が、東京・青山 のスパイラルガーデンで開催されています。昨日はその初日でNBF新年会もあり、そのついでに見に行ってきました。
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 会場はアート、リアル、モードの3つのゾーンで構成されています。まず目に飛び込んでくるのがアートゾーンで、3人の若手アーティストによるアート作品がマネキンで展示されています。ボディを彩るファンタジックな美にうっとりです。

Dsc_00071_2  続いて目につくのがリアルゾーンで、ランジェリーのクローゼット空間になっています。

 宇宙をつくる5要素とされる「風」、「空」、「水」、「火」、「地」別に出展各社の既存商品が展示されています。

Dsc_00261  今年は申年とあって、赤い下着が話題です。「火」のようにエネルギーのあるランジェリーで、元気をつけたいですね。

 また「火」を鎮める「水」もさわやかな印象で、人気を集めそうです。

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 さらにその奥が、本展一番の見どころとなっているモードゾーンです。出展各社がオリジナル制作した近未来のランジェリーが展示されています。 
Dsc_00101  その一部をご紹介しましょう。

 右はトリンプ・インターナショナル・ジャパンです。テーマは「誘う」。女性の気持ちを「春風を誘う」という花言葉を持つ沈丁花をイメージして表現したといいます。 

Dsc_00201_2  「ツインジェリー (Twingerie)に一目惚れ」のテーマで提案しているのが、左のワコールです。ツインジェリーとはブラ&ランジェリー、ローブ&ランジェリーなど、ツインセットになったアイテムのこと。本能のときめきを凝縮したような創作ランジェリーを見せていました。

 人気アンケートの実施もあり、この結果はランジェリー市場の活性化に役立てられるそうです。美しいランジェリーを愛でながら参加するのも、楽しいのでは。
 なお本展の開催は17日までです。短期間なのでどうぞお早めに。

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2016年1月14日 (木)

「メゾン・エ・オブジェ」パリ 9月展 テーマは「プレシャス」

 早いもので「メゾン・エ・オブジェMaison et Object(略称M&O)」パリ9月展を取材したと思いましたら、新年を迎えてしまい、もうすぐ次の1月展が今月22〜26日開催されます。私はこの1月展に行けませんけれど、前回にも増してハイエンドなマーケットへのアピールを強化している様子です。

1_3  ともあれ、ここで前回、2015年9月4〜8日までパリ・ノール・ヴィルパントで開催されたM&Oパリ 9月展について、まとめておきたいと思います。

 まず9月展で新しい試みとして行われたのが、出展社約70%のブースの配置替えでした。3つの主軸、「メゾン(ホール1―4&5B)」、「オブジェ(ホール5A―6)」、「リュクス、デザイン&空間デザイン(ホール7&8)」別となり、このフロアプランは1月展でも踏襲されるとのことです。

2  次に注目された「インスピレーション」という企画スペースについて。メインテーマは「プレシャス PRECIOUS」で、これを基にセレクトされた製品の展示コーナーです。プレシャス、すなわち貴重というように、ゴールドや希少な鉱物の質感のものが多数集積していました。とはいえ決してケバケバしいものではなく、また自然で素朴というのでもない、むしろ繊細でシンプルな感覚のラグジュアリーなコレクションでした。

 来場者は世界のインテリア雑貨及びデザイン分野の業界関係者が中心。結果報告によりますと、5日間で延べ112,000人が来場し、実質来場者数は69,071人で、これは前年同期比3%増。このうちフランス以外の国々、世界142ヵ国からの来場者は、全体の50%とのことで、国際化がますます進んでいるようです。
 会場を再構成した横断的な取り組みや豊富なイベントが、高く評価され、全体に活気にあふれたシーズンだったといいます。

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2016年1月13日 (水)

「エコプロダクツ2015」 持続可能な社会の実現を目指して

 「エコプロダクツ2015」が、先月10〜12日、東京ビッグサイトで開催されました。これは日本最大級の環境イベントで、来場者169,118 人を集めたといいます。「私が選ぶクールな未来」をテーマに、持続可能な社会の実現を目指す様々な取り組みが紹介されました。

1  とくに私が注目したのが、味の素の容器包装への対応です。
 中でも興味を持ったのが「はずせる君」で、食品のびんやペットボトルのキャップをリングごと全部、簡単にはずせるというものです。これでしたら完全に分別ができます。これまで蓋はとり除けても、その下に付いているリング部分は取れないものと思っていました。でもできることを発見! うれしい驚きでした。
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 また味の素では、びんの厚みを薄くしてガラスの使用量を減らしたり、梱包用段ボールの中仕切りを廃して、使う紙の量を削減したり、丸められるUDエコパウチを採用したり---。省資源化や分別しやすい工夫がたくさん見られます。さすがの企業力と思いました。

 繊維関係では、合繊メーカーの東レグループの展示に惹かれました。
Img_70241 “つくる”と“へらす”をテーマに、炭素繊維・フィルム、水資源のリサイクルに不可欠な水処理膜、植物由来原料を使用した繊維・樹脂などを、わかりやすく解説。同社の環境保護への強い想いが伝わってくるようでした。
 
Img_70571  帝人も、子どもたちに向けて“体操服のリサイクルプロジェクト”の仕組みを提案。「体操服はゴミ箱に捨てずに学校でリサイクルしよう!」とアピールしていたのが印象的です。

 さらにマルイの“つながるプロジェクト”というリユース企画など、ファッション業界もエコへの関心を高めていることを改めて感じました。

 持続可能な社会に向けて、行動するきっかけを提供してくれた、すばらしい見本市でした。

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2016年1月12日 (火)

「フラワーズ バイ ネイキッド」 五感で楽しむ体験型庭園

 先日、東京・日本橋三井ホールで開催されている「フラワーズ バイ ネイキッド」―五感で楽しむ、日本橋発の体験型庭園―の内覧会に行ってきました。
 会場からは芳しい花の香りが漂ってきます。コピーには“都会で見つけた「秘密の花園」で、花と遊ぶ” とあります。この言葉に誘われて、一歩足を踏み入れると、そこはライトアップされた人工的な花と光のファンタジー空間でした。
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 ところで“ネイキッドNAKED”とは、俳優で映画監督、演出家、クリエイティブディレクターでアーティストの村松亮太郎さんが率いるクリエイティブ集団のこと。とくに3Dプロジェクションマッピングを得意としていて、東京駅をイルミネーションしたり、新江ノ島水族館で魚と映像のコラボレーション(このブログ2015.7.16付け掲載)を実現したりしたのも、このチームだったのですね。

Cimg03581  まず展覧会のタイトルを映し出す「BIG BOOK, BIG FLOWERS」という巨大な本が現れます。
 次々にページが変わり、英国の植物誌を見ているような感じです。

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 次に半透明の高い塔が見えてきます。中には綿毛になった大きなたんぽぽが入っていて、その綿毛が舞う映像が投影されています。息を吹きかけると舞い上がるというインタラクティブなアート作品です。

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 暗闇に静かに光輝く「FROZEN ROSES」という作品です。氷のようなバラの世界が広がります。


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 続いて生命感を感じさせる赤に彩られた花々のトンネルに入ります。うねる藤づるも神秘的でした。これはいけばな草月流とのコラボレーションによる「植物の繭」という作品です。

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 ここを抜けると、空中に大きく広がる夜桜を模した「桜彩」にたどり着きます。繊細な和紙の花びらが重なり合う、その下にドリンクバーが用意されていて、ちょっとしたお花見気分が味わえそう。

Cimg03491jpg  最後に、たくさんの試験管が立ち並ぶ「ガーデン ラボ」に出ます。花のアロマを精製している実験室のような場所でした。

 五感で楽しむというキャッチフレーズ通りの幻想的な展覧会。たまにはこんな「秘密の花園」に浸ってみるのも、よさそうです。
 このイベントは2月11日まで開催されます。

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2016年1月11日 (月)

ジャパン・ベストニット ・セレクション2015 個性的な編地

  先般の「ジャパン・ベストニット・セレクション(JBKS)2015」では、ニット生地や副資材のメーカーが12社、出展していました。このグループでは、個性豊かな編地を揃えたメーカーが目につきました。

 とくに斬新と思ったのが、大阪の東亜ニットが発表した3Dジャカードニットです。透けるガーゼ編みを組み合わせて、繊細な柄をつくり出しています。柄はジオメトリカルなモダンな感覚で、美しい仕上がりの繊細なボーダーにも魅せられます。
 両面選針機を活用した、新丸編み技術によるものといいます。
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コラボフリル ウール/キュプラ    BCラベル 綿/ウール

Img_69181  また和歌山のカネマサ莫大小では、裏毛を中心に提案。その最新作は、ポリウレタンに起毛の綿糸を巻き、針抜きした裏毛パイルだそう。ふっくらした風合が特徴です。
 布帛感覚のスーツ地やシャツ地にもなるしっかりした編地のものから、ネップ入りのツィーディなもの、8Gというセーターのような粗ゲージの裏毛まで様々。
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フワフワざっくりトップ裏毛      ウール45/綿36/その他19
 綿99/ポリウレタン1

Img_69321  さらに副資材では、太谷の福井営業所が、ポロシャツの襟や、ブルゾンの襟やカフスに用いるリブニットをズラリと展示。こうした部位のみの提案に、少しびっくりしましたけれど、実は数年前から本展に出展しているとか。服づくりには欠かせない、ニットの重要なアイテムですね。

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2016年1月10日 (日)

ジャパン・ベストニット ・セレクション2015 ニット技術・企画力

  先般の「ジャパン・ベストニット・セレクション(JBKS)2015」では、34社のニットウエア企業が出展し、とくに日本の技術・企画力に注目が集まりました。

 中でも興味深かったのが、“ホタルイカ”のジャカードドレスです。イカをドレスのモチーフにするとは、何というユーモア!と、足が止まりました。
 開発したのは、富山県高岡市にあるエフアイニットです。蓄光素材が使われていて、ホタルイカのように暗くなると発光するといいます。青白い光を放つホタルイカは、同社の地元、富山湾の冬の風物詩なのですね。
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Img_69761jpg_2  ブース内には試着用の暗室が設置されていて、私も試しに着用してみました。確かに無数の点が水玉のように光っていました。編地はイカ漁の網をイメージしたメッシュ編み、12Gインターシャで10色使いといいます。フリンジは手作りとか。手の込んだ手技と無縫製ニットのハイテクを駆使したウエアがつくられていることにも感動します。 
 一着で昼と夜、それぞれに違う雰囲気のファッションが味わえる、楽しいアイデアに拍手です。

Img_69341  またもう一社、目を惹いたのが徳島マブチです。
 徳島発インディゴブルーのニットに絞ったブースを展開していました。「国産ニット1%からの逆襲」を掲げる同社に、エールを送ります。

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2016年1月 9日 (土)

ジャパン・ベストニット ・セレクション2015 注目のカットソー

  第8回「ジャパン・ベストニット・セレクション(略してJBKS)2015」が、先月9〜10日、東京国際フォーラムで開催されました。参加したのは日本の有力ニットメーカー59社で、来場者は過去最高の3,845人と発表され、盛会裏に終了した模様です。

 優れたニット企業を表彰する第3回「JBKS アワード」も発表されました。グランプリには昨年も選ばれた(このブログ2014.12.15付け) 、注目のカットソー企業、バーンズファクトリーが輝き、今回新設の経済産業大臣賞とのダブル受賞となりました。私は授賞式には出席できずに残念でしたけれど、心より祝福させていただきます。

 バーンズファクトリーは、都内板橋区の自社工場で丸編みを生産し、企画/縫製仕上げから納品まで一貫体制を堅持している、メイド・イン・トーキョーのユニークなメーカーです。
Img_69671  アワードの受賞理由も、総合的な商品開発により、ニット業界の付加価値を上げているという点にあったとのこと。
 ブースでは、今シーズンもダブルフェイスのカシミヤ生地を、特殊ミシンで突き合わせ縫いしたジャケットやコートを提案。迷彩調の柄を上手く組み合わせて、シックなカジュアルを表現していました。

 東京ニットファッション工業連合(TKF)からは、東京にこだわる26社のカットソーを中心とする企業が出展し、各社得意の開発商品を紹介していImg_69081ました。

 その一つがピーコンポです。草木染めやスイスコットンなど様々な独自素材によるレディスアパレルを提案しています。
 とくに今季、前面に打ち出していたのが、オパールプリントシリーズで、写真左のチュニックは、薄地の綿ニットにオパールという透かし加工を施したものです。これでしたらオールシーズン、重ね着アイテムとして重宝しそうですね。

 Img_69641墨田区のカットソーメーカー、大石メリヤスではテルタデザインラボと共同し、ファクトリーブランド「スラウチ&シック」の新作を発表。カシミヤ、アルパカといった高級感のある素材使いでシンプルなワンマイルウエアや、綿パイルニットのルームウェアなど、シックなコレクションがバイヤーの関心を集めていました。

Img_69131  同じく隅田区のメーカー、フェイマス・オグチでは、「オーコット」というヤギのオーガニックコットントップ杢糸使いのカジュアルシャツの展開が注目されました。

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2016年1月 8日 (金)

「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ ガーデン 英国に集う花々」展 ―ボタニカルアート咲いた― 開催                 

 日本では自然志向もあって、ガーデニングというと、自然の風景を活かしたイングリッシュ・ ガーデンが人気です。1 その最たるものが英国のキュー王立植物園でしょう。18世紀半ばに英国王の私的な庭園として始まり、22万点のボタニカル・アートを収集する世界有数の植物園となり、2003年にはユネスコ世界遺産にも登録されました。
 このキュー王立植物園が所蔵するボタニカル・アートの名品や、植物を着想源としたデザイン・工芸品を含めた約150点を展観する「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展が、1月16日(土)より3月21日(月・祝)まで、パナソニック 汐留ミュージアム(東京・汐留)で開催されます。
 数世紀にわたる英国人の植物への情熱をひもとく待望の展覧会となりそうで、楽しみです。
 詳細はサイトをhttp://panasonic.co.jp/es/museum/チェックしてください。

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2016年1月 7日 (木)

建築家フランク・ゲーリー展 有機的な形の秘密を紐解く

 「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」が、2月7日まで六本木・東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTで開催されています。21_frankgehry_w320
 フランク・ゲーリーについては、このブログ2015.11.21.付けで、フランク・ゲーリーが設計したパリの「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」を訪ねたときのことを掲載しています。
 どうしてあのような有機的な形が誕生したのでしょう? その着想の秘密を紐解きたくて、先月初旬に行われた第3回トークシリーズに参加しました。建築家 永山祐子氏と彫刻家 名和晃平氏が「"うろこ" 生成と粒子について」をテーマに、そのアイデアの源と自身の創作活動を語られました。
 フランク・ゲーリーは魚好きで、建物に動きを取り入れるために、魚の有機的な形やウロコついて研究したといわれています。
 名和氏はウロコが日本の屋根瓦に通じるシームレスな造形で、ゲーリー建築のすべてにつながるきっかけとなったといいます。また永山氏はゲーリーのシームレス性の接点を光ととらえ、自然界の生物の発光現象を利用した偏光板による厚みゼロの作品を提示されるなど、印象に残るお話が多々聞かれました。

 展覧会場は4部構成で、見どころはやはり大ホールの「アイデアの進展」というところでしょう。6つのプロジェクトから、90点近くの模型と竣工写真、スケッチが展示されています。アイデアを試し、壊し、ときに捨てながら、アイデアが形になっていくプロセスを見るこができます。そのほんの一部をご紹介します。
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 布を用いて外壁を検討する。    3Dプリントによる外壁の検証。

Img_68701jpg  右は、エイト・スプルース・ストリート(アメリカ・ニューヨーク、2011)です。
 ニューヨーク市マンハッタンに建つ76階建ての超高層マンションで、各戸にベイウィンドウ(出窓)が設けられ、まるで布のドレーピングのように見えます。
 「ガラスをしぼったらどうなるか」とあります。

 3Dデジタルから4Dへ、最先端のゲーリー・テクノロジーを見て、もう一つ気になったのが、最初の頃の作品です。
Img_68191_2  左は、安価な素材を組み合わせて改造したというゲーリー自邸(アメリカ・サンタモニカ、1979)です。庭の木にできるだけ手をつけず、家の3面に壁を巡らし、家の外側に家をつくって始められたといいます。エコなゲーリーの人柄が偲ばれます。

Img_68881  最後に、帆船のような「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の模型が展示されていました。

 ここを訪れたとき、自然光を採り入れた空間が居心地よく感じられたのは、建築に生物的な感覚を感じたからだったのかもと、今になって思います。

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2016年1月 6日 (水)

「村上 隆の五百羅漢図展」 可笑しみ深い超巨大絵画 

 今、六本木の森美術館で開催されている「村上 隆の五百羅漢図展」を見てきました。
20151117_1890564  現代美術家 村上 隆の14年ぶりの個展です。今年53歳になられたとか。
 本展の目玉は、タイトルの通り“五百羅漢図”で、東西南北をつかさどる四神「白虎」「青龍」「朱雀」「玄武」の4面で構成されています。その一枚一枚が、超巨大で長さ100m、高さ30mもあります。2012年にカタールの首都ドーハで初めて行われた展覧会では、あまりにも巨大なため、これを展示するための美術館が建築されたといいます。
 そこに描かれている羅漢たちの形相は様々。大きな口を開けて欠けた歯を見せていたり、ギョロ目で怒ったようににらんでいたり、ボーッと気が抜けたような感じだったり-----。でも皆、どこか深い可笑しみのある表情をしていておもしろい。いずれもシルクスクリーン技法を多用し、色鮮やかな極彩色に彩られています。

 ところで村上 隆の絵といえば、かつての主題は楽しげな“花”でした。以前パリ郊外のヴェルサイユ宮殿で見た企画展では、明るいユーモラスな花、花、花----。しかしここでは打って変わったように“髑髏(どくろ)”のモチーフがいっぱいです。“死” のイメージがつきまとっているように見えます。

 その象徴的な彫刻が「宇宙の産声」という、巨大な金色の物体(下の写真)です。これは大きくなり過ぎた資本主義の現社会を反映しているものだとか。いつ倒れてもおかしくないといいます。
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 学芸員の方のお話によれば、画伯がこれらの作品を制作するきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災だったそうです。とくに“五百羅漢図”にはそうした鎮魂の思いが込められているようです。

Img_67741  「白虎」では、虎が明瞭に描かれています。悪夢を食べるバクもいます。

 
 
 

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 「青龍」では、伊藤若冲風なクジラや、お腹を開いてお釈迦様の像を見せている羅漢がいたりします。

 

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 「朱雀」では、手塚治虫の“火の鳥” がイメージされているといいます。

 
 
 

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 「玄武」では、宮崎駿アニメの“もののけ姫”に出てくる“シシ神様”とか、赤鬼や青鬼などが見られたりします。

 輪廻思想といった暗く重いテーマも、村上 隆にかかるとこんな風に軽くて楽しいものになってしまう、アートの不思議にまたしても感動させられました。
 なお展覧会は3月6日までの開催です。

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2016年1月 5日 (火)

登別温泉へ立ち寄って

 旅の最後に登別温泉へ立ち寄りました。インター出口に赤鬼のような閻魔大王の像が立っています。ここは閻魔様がシンボル的存在になっている温泉町でした。ちなみに閻魔は地蔵菩薩の化身なのですね。
Imgp66691  その人気スポットとなっている地獄谷は、爆裂火口の跡だそう。辺り一帯は、硫黄の臭いが立ちこめています。噴気孔からは白煙が上がり、お湯がふつふつと湧き出ていて、その一番奥にある鉄井池の湯音は80度だそう。まさに大地は生きている、ですね。
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 地獄めぐり気分を味わった後、まだ時間があるというので、ロープウェイでクマ山へ登りました。
Imgp67441  クマ牧場やヒグマ博物館、ユーカラの里(アイヌコタンで冬季閉鎖中で少し残念)、倶多楽湖展望台など、いろいろな施設があり、子ども連れでゆっくり遊びに来たいと思う場所でした。
 クマ牧場ではお腹を向けて寝そべっているクマもいて、可愛かったです。クマに餌を上げるとすかさずカラスが獲っていくのも目撃しました。

Imgp67771  倶多楽湖は透明度の高さで有名なカルデラ湖で、山の右側は何と海です。湖と海の両方を眺望する、何とも神秘的な風景を楽しみました。

 北海道で今まで訪れたことのない観光地を訪れて、北と南では天候や風土などずいぶん違う、本当に広い、ということを改めて感じました。次はもっと東の方に行ってみたいです。

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2016年1月 4日 (月)

小雪舞う小樽を訪ねて

 今回の北海道旅行では、小雪が舞う小樽で一泊しました。
Imgp17131  部屋からは有名な小樽運河が見えます。運河沿いには古い倉庫が立ち並んでいて、渋沢倉庫という名前もありました。戦前の渋沢財閥の流れを汲む倉庫のようです。

Imgp16451  夜はライトアップされて、光る川面が美しかったです。

 この町は、明治から大正時代に栄えた北の玄関口だったところで、ちょっと横浜に似ているかもと思ったりしました。そんな古き良き時代のロマンを感じさせる街並みです。ニッカウヰスキーの竹鶴を見かけて、NHK朝ドラの「マッサン」を思い出しました。

 岬のはずれにあるニシン御殿、小樽貴賓館(旧青山家別邸)にも行ってきました。
Imgp16041  かつてニシン漁で繁栄した網元の青山家の別荘で、北前船で運ばれた最高の素材と匠の技で、金に糸目をつけずに建てられたとか。池大雅の書画やら襖絵、調度品など、「北の美術豪邸」というにふさわしい大邸宅でした。
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 初めて小樽に来てみて、どこか懐かしい趣のある町と思いました。全国市町村の魅力度ランキングで上位に入っているのもわかる気がします。

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2016年1月 3日 (日)

旭山動物園 雪の中で動物たちが楽しそう!

 旭川では、噂の旭山動物園を訪れました。
 この動物園では「行動展示」といって、動物たちが自然に近い環境の中で自由に動き回れる姿を見せてくれるといいます。
 とくにこの時期の風物詩は「ペンギンの散歩」です。ペンギンの運動不足解消のために、一日2回飼育員が散歩させているのです。私の一番のお目当てもこのイベントでした。

Imgp18251  雪が降る中、ペンギンたちがかわいい姿を現してくれました。頭から首にかけてオレンジ色の斑紋があるキングペンギンです。
 ヨチヨチ歩いて来る群れの中には、寝そべって動かないのもいました。

Imgp18642jpg  とくに楽しかったのはアザラシ館です。筒状の水槽の中をゴマフアザラシがスルスル泳いています。丸っこい体で、目が何とも愛らしい。その目でじっと見つめられてしまって、私もびっくり! 人懐っこい動物らしいです。

 ホッキョクグマ(右)やアムール虎(左)も、大きな体でのっしのっしと活発に動き回っていました。
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 他にもたくさんの寒冷地好きな動物がいて、雪の中で皆楽しそう! 

 ここは冬季がお薦めの動物園といいます。実際に来てみて、きっとそうなのだろうなと思いました。
 

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2016年1月 2日 (土)

大雪山の主峰旭岳ではダイアモンドダストも!

 大雪山連峰の主峰、旭岳は快晴。午後のひとしきり、思いがけなくもすばらしい青空に恵まれました。
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 大雪山旭岳ロープウェーに乗ってここまでやって来た甲斐がありました。このような晴天はこの時期、とても珍しいそうなのです。
  雲かと思ったのは火山ガスの噴煙で、その噴気孔も望めました。その側を登山者たちが登っていきます。「危なくないの」と聞きましたら迂回しているから大丈夫だそう。

 第一展望台から山頂駅へ下る途中、無数のキラキラ光るものが舞ってきました。「ダイアモンドダスト」とか。めったに見られない自然現象で、これもラッキー!
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 大雪山独特の霧氷や風紋など、大自然の雪の造形を堪能した一日でした。

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2016年1月 1日 (金)

2016年カウントダウンで迫力満点の花火

 新富良野プリンスホテルのスキー場では2016年カウントダウンイベントがあり、参加者が声を合わせて秒を読み、零時とともに花火が上がりました。
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Img_71481_2  2016年に因んで、2016発もの花火が打ち上げられたといいますから、スキー場でのイベントとしてはかなり規模が大きくて、迫力満点です。
 相当間近で上げているのでしょう。キラめく美しい星が天から降って来るような感じがしました。
 札幌ビールが後援していて、この地では「ビールを飲むなら札幌ビール」といったところのようです。

 皆様、明けましておめでとうございます。

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