« PTJ2016AW デニムやインディゴ染めが熱い! | トップページ | PTJ2016AW 柄物や後加工に注目! »

2015年12月28日 (月)

PTJ2016AW 先染めやジャカードに勢い

 先般の「プレミアムテキスタイルジャパン(PTJ2016AW)」では、先染めやジャカード生地メーカーに勢いを感じました。

 「桑村繊維 (KUWAMURA)」は、前シーズンに続くパッチワークのような大柄先染めのシャツ地(左下)に加えて、今シーズンは「クラッシュ」の新作(右下)を発表しています。
Img_66291 Img_66201_2

 クラッシュとは、緯糸の配列をやわらかな曲線に移動する技術で、世界に類を見ない加工法です。10年前にジャパンテキスタイルコンテストで入選し、以降「日本ものづくり大賞」優秀賞に輝くなど、進化を遂げています。
Img_66231_2
 今回の新作は、中庸をいく控えめで上品な感覚の柄が多く、使いやすそうです。

Img_66571_2  「内外織物 (NAIGAI ORIMONO)」では新ブランドとして「ヌノノ NUNONO」を発表。「布の柄」をテーマに、日本のチェック、弁慶縞や翁格子、童子格子などを提案していました。

Img_66551 チェックは同社得意の先染め織物です。その技術を生かした柄には、清新な響きがあり、シンプルさを求める空気感に似合っていると思いました。
 よく見る千鳥格子も実は和柄の一つで、透明コーティングを施したものが好評だそうです。

Img_66131  「カゲヤマ (KAGEYAMA)」も 日本最大の先染め産地、西脇に本拠を置くテキスタイルメーカーです。基本的な先染めはもとより、シェイキーマジックやジャカードなど、ファンシーな織物でもヒットを飛ばしています。
 今シーズンはボトム対応が可能な素材の充実が注目されました。

 「オカテックス (OKATEX)」は、山形県米沢産地でCADを駆使してジャカードを開発しているメーカーです。
 リピートの大きいスカート用織物で定評がありますが、今シーズンは、大目紗ストレッチなどと名付けられた、少し野趣のあるジャカード織りに目新しさを感じました。
Img_66721 Img_66751








Img_66491  オリジナルな先染めの企画している会社といえば、東京・千駄ヶ谷にある「クロスジャパン (CLOTH JAPAN)」をおいて他にはないでしょう。 ドビーやジャカード織物を中心に、刺繍・カットソー等のテキスタイルを毎シーズン、糸使い・意匠・織組織・テクニックから考案されています。
Img_66451  今シーズン、バイヤーに最も人気の素材は、写真右のような太い毛糸使いの織物とのことです。今秋冬はセーターでもケーブル編みやノルディック調が復活しています。織物の方もそうした雰囲気のものが志向されているのですね。それにしてもここまでの太さとは!ちょっとびっくりしました

|

« PTJ2016AW デニムやインディゴ染めが熱い! | トップページ | PTJ2016AW 柄物や後加工に注目! »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/588192/62942025

この記事へのトラックバック一覧です: PTJ2016AW 先染めやジャカードに勢い:

« PTJ2016AW デニムやインディゴ染めが熱い! | トップページ | PTJ2016AW 柄物や後加工に注目! »