2016春夏「サルバム」 “エスニック”を自由な気分で
新進気鋭のフファッションデザイナー、藤田哲平が手掛ける「サルバム」が、先般のMBFWTで2016年春夏コレクションを発表しました。
「サルバム」といえば、この9月のミラノウニカ展で「オン・ステージ」に出場し、世界のバイヤーの目を釘づけにしたブランドです。このブログ2015.9.13付けで紹介しています。
このときの「オン・ステージ」ではメンズのみでしたが、今シーズンはウィメンズが冒頭から登場しました。「おやっ」と思うと同時に、男女の枠を超えた服づくりの新しい面を見せていただき、改めてすばらしいと思いました。
テーマは“エスニック”で、軽やかに気ままに生きるボヘミアン気分が意識されていたようです。布端が切り放しだったり、縫い目を表に出したり、アシンメトリックなカットだったり---。素材は、黒とデニムが多く使われていました。
一見ルーズなつくりを、テイラードスタイルにのせて、洗練されたきちんと感を表現し、才能の煌めきを感じました。さらなる展開を期待しています。
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