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2015年11月24日 (火)

高野口パイル「ぷわぷわ11th」展 多彩なパイルを一堂に

 今年で第11回目を迎える和歌山県高野口産地のパイルファブリック展「ぷわぷわ11th」が、先月初めラフォーレ原宿で開催されました。今回は和歌山県繊維協会との初の合同展で、初出展の2社を加えた14社が出展、各社独自の多彩なパイルが一堂に集結し、盛会でした。
 とくに注目のパイルをご紹介します。

妙中パイル
 シングルのベルベット機があり、ループカットが可能なのは同社だけといいます。
Img_52221 Img_52301jpg



 左はイノックス・ベルベットで形状記憶が特徴のベルベットです。イノックスとはステンレスヤーンのことで、これを使うことで独特なシワ効果が得られます。
 右はコットン100%のジオメトリックなジャカード織ベルベットです。

岡田織物
Img_52341  化学繊維で天然のファーを表現するフェイクファーの専門メーカーで、今シーズンは三菱レーヨンが開発した特殊断面素材を使用した、エコファーを打ち出しています。

 とくに目を引いたのが、写真のスカートに見られるニードルパンチです。
 天然では不可能なニードルパンチもエコファーならこのように可能なのですね。

野上織物
Img_52511  毛並みが玉虫のように光って美しい、透けるほどに薄いパイルにびっくり。

 化合繊からコットンまで、多彩な品ぞろえです。

ヤマシタパイル
Img_52451  今回初出展して、大きな反響があったといいます。
 注目はアウトラスト・ファー。つまり吸熱発熱素材のフェイクファーです。
 高機能素材への関心の高まりを感じます。

貴志川工業
Img_52191  今回初出展したニット生地染め・加工の会社で、新素材の「綵(あやぎぬ)」を提案。
 これは綿100%にシルケット加工やバイオ加工を施したもので、ドレープ性があって、ハリ感やコシを出した、新しい風合い加工です。

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