2016春夏「ミハラ ヤスヒロ」ダダや新即物主義に着想
今シーズン5年ぶりに東京に復帰し、MBFWTで2016春夏コレクションを開催したのが、ファッションデザイナー、三原康裕によるブランド「ミハラヤスヒロMIHARAYASUHIRO」。
ショーは、渋谷の路上で演奏するアコーディオン奏者のビデオ映像をバックに進行するという、東京らしい演出でした。どこか哀愁を帯びたアコーディオンの調べに乗って、メンズウェアとともにウィメンズウェアのモデルも登場しました。
メンズは無意識を表現しようとする「ダダ」の芸術思想、またウィメンズは1920年代のドイツで勃興した「新即物主義」の芸術運動にそれぞれインスパイアされたといいます。
デニムのレイヤードやワイドパンツ、テーラードジャケットにスウェットの組み合わせなど、全体にシンプルでリラックスした趣のルックです。
カラーはインディゴブルーやネイビー、白、カーキが中心。
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