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2015年9月11日 (金)

ミラノウニカ 来期新会長でさらなる国際化へ

 この6日に日本を出発し、ミラノに来ました。欧州テキスタイル見本市視察旅行で、ミラノの後、ロンドン、パリを巡ります。

 ミラノではイタリアのテキスタイル見本市、ミラノウニカを取材しました。
 リリースによると、今回の出展社数は404社、その内訳はイタリア企業が333社、外国企業が71社です。この数字は前年同期と比較してほぼ変わらないといいます。増えたのは日本の出展社で、今回で第3回目となる「ジャパン・オブザーバトリー」に47社が参加。これは第1回目と比べ、62%増。これに初登場となる「コリア・オブザーバトリー」に参加する企業10社が加わりました。会場には韓国人の姿が目立っていました。

Tn_204_mu_2015_09_qg6a3183_photo_by  初日の8日、恒例のオープニングセレモニーが行われ、シルヴィオ・アルビーニ会長がいつものように挨拶され、概況を述べられました。

 そしてこのスピーチの締めくくりに劇的な展開がありました。それは次期会長となるエルコレ・ポット・ポアーラ氏の紹介です。
Tn_278_mu_2015_09_qg6a3623_photo_by  ポアーラ氏は、レダ社の代表取締役で、イデアビエッラ副会長を務められていた方です。2016年2月展から職務に当たられるといいます。

 写真は、アルビーニ氏が新会長に、額絵をプレゼントしているところです。これは、ミラノウニカで見られた多種多様な生地のコラージュ作品で、このような試みは初めてのことであるようです。
 アルビーニ氏には、会場から惜しみない感謝の拍手が贈られました。

 見本市も大きな変動期にあると思われます。このことを痛感させられたドラマティックなシーンでした。

 アルビーニ氏はスピーチの中で、ここ数年間、ミラノウニカがとってきた国際化戦略は正しかったと語られています。中国へ進出し、またアメリカ市場への足がかりとなる第1回ミラノウニカ・ニューヨークを今年7月に開催し、「プリマ」の実験的な試みをスタートさせました。その一方、アジア企業にも門戸を開き、昨年は日本、今年は韓国企業が出展を果たしています。

 ミラノウニカは来期に向けて、さらなる国際化を進めていく様子です。
 このことは、2015年上半期の輸出状況からも裏付けられます。データを国別に分析すると、EU諸国が4.9%減であったのに対し、EU域外諸国は0.9%の伸びを示し、アメリカや中国、香港への輸出が伸び、日本への輸出もまた1.8%の伸びを示し、韓国への輸出は24.9%の増加になったとのことです。
 今や企業の成長に、国際化は欠かせません。よりグローバルな見本市をと、目指し始めたミラノウニカに期待しています。

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