JFW-IFF「ニッポン・モノ・イチ」にみる新ブランド
今回もJFW-IFFインターナショナルファッションフェアで、中小機構の「ニッポン・モノ・イチ NIPPON MONO ICHI」が、15社、出展していました。
そのうちコットンテキスタイル関連で2社が、今春、新しいファクトリーブランドを発表しています。
一つは、武州正藍染の小島染織工業(埼玉県羽生市)の「カセ・バイ・コジマ KASE by KOJIMA」。
藍染め糸で微妙なニュアンスのグラデーションを表現した織物による製品です。
ブランド名の「カセ」は「綛」で、綛染めの布であることに因んでいます。綛で染めると、糸本来の風合いを残しながら染められるといいます。
使う程に藍木綿の味わいが増すという、シャツなどのアイテムを提案しています。
もう一つは、古橋織布(静岡県浜松市)の「オリヤ oriya」。
昔ながらのシャトル織機で織った織物が好評な織屋 (オリヤ)が開発したブランドで、トートバッグやエプロンを売り出しています。
明るいやさしい色調のブロックチェックが今の気分を表していて、フレッシュです。この色は、ボタニカルダイで表現されています。野菜や果物から抽出した色素で染められているのですね。
トートバッグは口の部分がファスナー付きで、中身を見えなくできる仕様になっています。大、中、小の3サイズあり、中サイズで8,560円とのこと。
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