安曇野アートヒルズミュージアム エミール・ガレを訪ねて
信州安曇野で、天蚕センター(昨日のブログ参照)見学後、訪ねたのが安曇野アートヒルズミュージアムです。
ここはガラス工芸の美術館で、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家、エミール・ガレのコレクションを常設展示しています。
北アルプス常念岳の麓にたたずむ同館は、安曇野の自然とモダンなつくりが溶け込み合う、お洒落なミュージアムでした。
ガレの工房に刻まれていたという言葉、“Ma Racine est au Fond des Bois”(我が根源は森の奥にあり)が、出発点といいます。
自然を愛するガレ作品を展示するのに、雰囲気がぴったりマッチしていると思いました。
作品は、アール・ヌーヴォーを中心にアールデコまで、逸品ぞろいです。
植物や鳥、魚など自然のモチーフに見る、美しい色や光にうっとりさせられながら、流麗なサインを見つけては感動したりして----。
洗練された曲線と絶妙な立体感のアートワークを堪能しました。
広々としたミュージアムショップがあり、工房では、ガラス制作も体験できます。
今度はもっとゆっくり来たいですね。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 企画展「虫展」 トーク「虫好きの場所」でブレイクダンスも(2019.12.16)
- 舘鼻則孝展 日本独特の文化を再定義 「アローズ」初公開(2019.12.08)
- 「マドモアゼル プリヴェ」展 ガブリエル シャネルの世界(2019.11.27)
- 静嘉堂文庫美術館 初の染織展!「名物裂と古渡り更紗」(2019.11.25)
- パリのブールデル美術館で「背中側のモード」展(2019.10.25)
コメント