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2015年7月26日 (日)

アール・ヌーヴォーのガラス展 そのリアルさにびっくり!

 今、パナソニック 汐留ニュージアムで開催されている「アール・ヌーヴォーのガラス展」(このブログで予告2015.7.1)を見てきました。ドイツの実業家、ゲルダ・ケプフ夫人が30年以上にわたり蒐集したヨーロッパ屈指のガラスコレクションで、とくにアール・ヌーヴォーの粋を集めた140点が展示されています。

 何度も見ているアール・ヌーヴォーのガラス作品ですが、今回はガラスとは思われないリアルさにびっくり!です。

1_2  とくにポスター掲載のドーム兄弟による花器「ブドウとカタツムリ」は、本物のカタツムリが這っているかのようにリアルです。両側に付いているので、把手のように見えますけれど、あまりにも実物そっくりなので、とてもつかむ気にはなれません。

   植物や魚などの水生動物をモチーフにした作品もたくさん出ています。
4_2  注目は、エミール・ガレでしょう。ガラスであることを忘れさせる絵画的な要素にあふれています。
 花器「カッコウ、まつよいぐさ」は、紫色や黄色のガラス片をはめこんだ「マルケトリー」と呼ばれる技法でつくられているのですね。これは象眼をガラスに応用したものといわれ、ガレはこの技術で特許を取得しています。
 立体感のあるガレ作品に、自然の生命力を感じます。

 また本展では、当時の大潮流であった、ジャポニスムやアジア影響もまざまざと見せつけられました。葛飾北斎の跳ね上がる鯉の図を使ったウジェーヌ・ルソーの「台付蓋付花器」など、興味深い作品を見ることができます。とくに印象に残っているのが、北斎画の布袋様をそのまま描いた作者不詳の花瓶「象の頭の飾付花器」です。ちょっと変な意匠と思いましたけれど、この時代の人々にはさぞかしエキゾティックで驚きに満ちたものだったのでしょう。

 優雅で繊細、ガラスの不思議な魅惑に触れる展覧会。開催は9月6日までです。

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