JFW-IFF「サステイナビリティー」に着目
この22〜24日、東京ビッグサイトで開催されたファッションビジネスの総合展示会、JFW-IFFスタッフのユニフォームは、「no nastiesノーナスティズ」のコットンTシャツでした。これはフェアトレードコットンイニシアティブが独占販売権を取得した、インドのオーガニック&フェアトレードブランドです。スタッフの一人に伺うと、「肌触りが気持ちいいです----」。
今シーズン、JFW-IFF事務局では、「サステイナビリティー(持続可能性)」に着目。正面のアトリウムでは、フェアトレードやエシカル、オーガニックなどサステイナブルなファッションブランドを集積したエリアがつくられていました。約10ブランドが軒を連ねる一角に、前述のフェアトレードコットンイニシアティブのコーナーがあり、「ノーナスティズ」のTシャツを中心に、トートバッグの新作を展示。デザインは、元ラルフローレンのデザイナーだったというデリワラ氏で、すべてに国際フェアトレード認証ラベルとオーガニックコットンのGOTS認証ラベルが添付されています。
昨年創設された同社ですが、フェアトレードコットンの日本でのシェアはナンバーワンといいます。環境や社会貢献意識が高まる中、シェアの拡大が期待されます。
このエリアで、もう一社、注目されたのが豊田通商グループです。国際フェアトレード認証を受けたインドやセネガルのフェアトレード綿で、オーガニック綿の生産から製品まで一貫して取り組んでいる姿勢をアピールしていました。
「サステイナビリティー」を追求するブランドや循環型ビジネスモデルへの取り組み、今後ますます市場に浸透していきそうですね。
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